No.1グローバルリーダー

Veeam、37四半期連続で増収を達成 マルチクラウド・ソリューションの受注が72%増、 企業向け新規受注は84%増

  • 2017年第3四半期の総売上は、前年同期比で34%増となりました。
  • 企業向け新規受注は前年同期比で84%増となり、2017年はすでに過去4年間の合計を上回る受注を達成しました。
  • Always-on、つまり24時間365日止まらないデジタル・エクスペリエンスに対する需要の高まりを受けて、マルチクラウド機能を強化しました。
  • Veeam Backup for Microsoft Office 365 Version1.5により、Office 365メールボックス200万件を保護しています。
  • サービス・プロバイダー・パートナー数は16,700社に達しました。

 

Availability for Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーであるVeeam Software(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は、当四半期も着実に前進しました。データのアベイラビリティ、保護、管理をより幅広く実現するために、クラウドサービス事業者がVeeamのクラウド向けソリューションを導入する需要が高まったことにより、サービス・プロバイダー ・パートナーは16,700社を超えました。仮想環境におけるAlways-on、すなわち24時間365日止まらないアベイラビリティの提供で10年間トップの地位を築いてきたVeeamは、物理環境に加えて、Microsoft AzureやAzure Stack、Amazon Web Service、IBM Cloud向けのマルチクラウド・サポート、およびMicrosoft Office 365 Version 1.5向けサポート機能を拡充してきました。途切れることのないデジタル・エクスペリエンスが求められる市場環境の中、Veeamは着実に勢いを増しています。

 

Veeamのピーター・マッケイ(Peter McKay)共同CEO兼社長は次のように述べています。「顧客は驚くべき速さで当社のマルチクラウド・ソリューションを採用しています。Veeamは過去に6年かけてクラウド事業の受注額5,000万ドルを達成しました。これに対して、2017年は1-3四半期だけで5,400万ドルを計上しています。今四半期のクラウド事業の受注は、2016年に一年間で達成した数字を上回りました。第3四半期のクラウド受注は前年同期比72パーセント増となり、Veeam Cloud & Service Providerパートナーが提供するVeeam搭載のクラウドサービスは、仮想マシン100万台を保護しています。当社の勢いははっきりしています。Veeamは今や、あらゆるクラウドにおけるさなざまなアプリケーションや、多種多様なデータに対する、業界ナンバー・ワンのアベイラビリティを提供することの出来るプロバイダーとしてトップの地位を盤石にしました。当社は高い成長を実現し、市場におけるシェアを獲得しました。パートナーやアライアンス先から信頼をいただくことで、2020年までに売上15億ドルの目標を達成できるものと考えています。」

 

現代のデジタル・テクノロジーに多いに依存する経済活動を行うにあたり、企業はより一層マルチクラウド戦略を重視し、イノベーションの強化、市場投入までの時間の短縮、費用の最適化を目指しています。 しかし、デジタル・テクノロジーによるワークロードが増大し、常時稼動することに対するユーザーの期待が高まっているにも関わらず、多くの企業が完全とはいえないデータ環境のまま運用されているのが現状です。 この分野におけるVeeamの勢いは、当社のビジョンと、クラウド全体で最も重要なワークロードを保護する能力を、証明するものです。

 

サービス・プロバイダー・パートナーの要件を継続的に満たし、パートナーが持つ顧客の要件に適合し、競合他社と差別化するために、Veeamは製品ポートフォリオを充実させ、さらに広範囲なクラウド製品を提供し続けています。新たなサービスとなるVeeam Backup for Microsoft Office 365 Version 1.5では、企業向けの新たなスケーラビリティ、マルチテナン対応、およびサービス・プロバイダーによるOffice 365マネージド・バックアップ・サービスの対応が加わりました。今月3日にリリースされたVersion1.5は、初回リリース以来、導入している企業がすでに22,000社を超え、200万件を超えるOffice 365メールボックスのデータを保護しています。

 

Veeamは、Veeam Cloud & Service Provider (VCSP)プログラム参加のパートナーに対し、新製品の無償ライセンスを本年末まで提供する予定です。VCSPパートナー向けの無償ライセンスとしてVeeam Service Provider Consoleも提供し、クラウドのアベイラビリティに対する需要を満たすためにサービス・プロバイダーを支援します。

 

2017年第3四半期業績・事業のハイライト

l  2017年第3四半期に、Veeamは37四半期連続で2桁成長を記録し、レガシー・バックアップ・プロバイダーから市場シェアを大きく獲得しました。受注の増加率が前年同期比34%を達成しました。

l  2017年の受注は、過去4年間の合計をすでに50万ドル以上、上回りました。2017年第3四半期は企業向け受注も過去最大になり、第2四半期に達成した記録をさらに上回りました。

3四半期のおもな新規顧客

  • Nuance Communications:世界中の企業や消費者向けの音声および言語ソリューションの大手プロバイダ。
  • 税理士や弁護士41,000人を顧客に持つドイツのサービスプロバイダ。
  • 高品質鋼板の世界大手サプライヤー。
  • 64,000人の従業員を有するドイツのITバンキング・サービス・プロバイダ。
  • SingleHop:急成長を遂げている、ホスト型プライベート・クラウド、オンデマンド・サーバーのプロバイダ。
  • Industrial Scientific:ポータブルのガス分析装置やガス分析業務の大手グローバル・プロバイダ。
  • ブロードキャスト、ケーブル、オンデマンド・プラットフォームのエンターテインメント・コンテンツ開発、制作、配信の世界最大手企業。

既に267,500社の顧客を有し、毎月平均4,000社の新規顧客を獲得しています。Veeamアベイラビリティ・ソリューションは、今や仮想マシン1,530万台以上を保護しています。

l  エコシステムの面では、エンタープライズ・ソリューション・パートナーが急増しました。また、Pure Storage、Nutanix、Starwind、N2WSとの統合ソリューションを発表しました。VeeamはIBM Cloudに対して世界規模でのサポートを開始しました。さらに、Veeam製品は、CiscoとNetApp両社によるリセールの対象となりました。

l  Veeamは、CMOのケイト・ハチソン(Kate Hutchison)、グローバル・ビジネスおよび企業向け市場開拓担当バイスプレジデントのキャリー・スタントン(Carey Stanton)、APJ担当シニア・バイス・プレジデントのショーン・マクレガン(Shaun McLagan)、英国およびアイルランド地域担当バイス・プレジデントのマーク・アダムス(Mark Adams)、中国カントリーディレクターのジミー・シィ(Jimmy Shi)を含め、優秀な人材を新たに採用し、経営陣に迎えました。

  • 社外からの評価ガートナー(Gartner®)は、Veeamを2017 Magic Quadrant™ for Data Center Backup and Recovery Solutionsにおいて、リーダー・クアドラントに位置付けました。当社は、リーダー・クアドラントにおいて「実行能力」と「ビジョンの完全性」の両面で評価を上げました。またガートナーは、2016 global Backup and Recovery Software vendor for Storage ManagementではIBM、Veritas、Dellに次ぎ第4位に当社を位置づけました。さらに、Bessemer Venture PartnersとForbes誌とが共同で発表している、最も権威のあるクラウド民間企業世界ランキングForbes 2017 Cloud 100に2年連続でランクインしています。

 

パートナー、お客様からのコメント

「Veeamは引き続き市場を上回る実績をあげています。あらゆるクラウドにおける、さまざまなアプリケーションや、多種多様なデータに対する業界ナンバーワンのアベイラビリティに関するビジョンによって、データのアベイラビリティに対する顧客のニーズに素早く対応する市場での卓越した実行能力に対する評価に支えられ、継続的な成長を実現しています。」― IDC、クラウド IaaS、コンピューティング・プラットフォーム、ストレージ、システム・インフラストラクチャ・ソフトウェア調査を担当するグループ・バイス・プレジデント、ローラ・デュボワ(Laura DuBois)

 

「Veeam は、責任をかならず果たしてくれます。当社事業の成長を持続させ、コスト効率の良いクラウドサービスを継続的に提供しながら、Veeamは、最先端の企業向けソリューション構築に役立つ新しい方法を提案してくれます。次に何を提案してくれるのかと楽しみでなりません。」― PhoenixNAP(Veeam Cloud & Service Providerのプラチナ・パートナー)、製品担当バイス・プレジデント、ウィリアム・ベル(William Bell)

 

「Veeamの強いリーダーシップにより、SingleHopの事業継続管理ソリューションが前年比で100%の成長を遂げることができました。お客様は、業務手順にDRaaS、Cloud Backupを採り入れることを重視しています。Veeamと提携して、こうしたソリューションに対する彼らの取り組みを見ると、興奮を覚えます」― SingleHop(Veeam Cloud & Service Providerのプラチナ・パートナー)、CEO、ザック・ボカ(Zak Boca)

 

「Veeam は、最強のソリューションパートナーです。Veeamが製品ポートフォリオを充実することが、当社が当社のソリューションベンダーやパートナーとの提携を強化し、当社のOffsiteDataSyncソリューション事業成功への推進力になっています。」― OffsiteDataSync、CEO、マット・チェスタートン(Matt Chesterton)

 

「私どもは大量の収蔵品データベースを持っています。世界中の美術館との間で、収蔵品を借り受けたり貸し出したりするのです。対外的にも、内部的にも、管理責任が非常に厳しいため、収蔵品データのアベイラビリティを確保することは不可欠です。私どもは歴史を扱っていますが、ITは21世紀のものでなければなりません。」― オーストラリア博物館協会、ICT部門マネージャー、マイケル・ブレイディ(Michael Brady)

 

「Veeamによってデータのバックアップと復元が確実にできるということが、当校への高い評価と信頼を保証しています。当校に何か手違いがあれば、教師、学生、親や卒業生のコミュニティが、大変なことになるでしょう。しかしVeeamのおかげで、そのようなアベイラビリティの悪夢に襲われることはありません。Veeamをつかえば安心です。アラートが発生した際に、問題は何か、それをどうすれば解決できるかが分かるようになっています。たとえ私どもで解決できなくても、Veeamの24時間365日のサポートが必ず解決してくれます。」― Ivanhoe Grammar School、システム&インフラストラクチャ担当ディレクタ、ウィンストン・マットソン(Winston Mattson)

 

Veeam Softwareについて

世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。

 

Veeamは2006年に設立され、世界中に51,000以上のProPartnersと267,500以上の顧客を抱え、業界最高水準の顧客満足度を記録しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界30か国以上に支社を開設しています。

詳細は、https://www.veeam.com/jp/またはTwitter @veeam をご参照ください。