カウントダウンが続いています!Veeam Backup & Replication v7におけるテープサポートに関する発表

弊社ではこれまでに Veeam Backup & Replication v7に関して4つの素晴らしい機能を発表してきました。ところが、これで終わりではなかったのです!v7のリリースがカウントダウンされているなか、5番目の新機能を発表します。― それはArchive to Tapeです!

長い間、Veeamをご利用になっている人であれば、最先端のITインフラストラクチャーのための仮想化が示す可能性をユーザーに十分知ってもらうことが弊社の最重要事項であることは、ご存じのことと思います。これまで、弊社はバックアップ・ファイルをテープにネイティブに書き込むことに際してはサポートを提供してきませんでした。しかし、弊社はこれまでにVeeam Forums、Twitterでそして各種のイベントでお客様の声に耳を傾けてきました。そして、Veeam Backup & Replication v7 において、   Archive to Tapeを提供することになりました。バックアップ・ファイルについて、ディスク、クラウド、テープのうちから選べるようにしました。

この優れた新機能のテープサポートにより、Veeamバックアップがよりポータブルに、そしてオフサイトでも実行できるようになりました。オフサイトでのバックアップを15以上のパブリックストレージ・プロバイダに簡単に実行できるVeeam Backup & Replication Cloud Editionと同様に、テープサポートは、「オフサイトでのバックアップを費用対効果の高い方法で行うにはどうすればよいのか?」という疑問に的確に答えています。

テープは過去の遺物?

メディアに信頼を寄せているのであれば、そうかもしれません。しかし、ユーザーの意見を聞いてみると、このことは必ずしも一般の意見ではなさそうです。コンプライアンス規則や内部ポリシーに対応するためなのか、それとも経費をかけて導入してきたテープ・インフラストラクチャアーを使って単にバックアップをアーカイブしたいのか、これらの課題は弊社のArchive to Tapeが解決します。

Veeam Backup & Replication v7の Archive to Tapeは、仮想テープライブラリ (VTL)、テープライブラリ、スタンドアロン・ドライブをサポートしています。

VTLを使用することで、テープライブラリとスタンドアロン・ドライブが v7で楽に動作できるようになります。テープデバイスがWindows Device Managerで確認されるのであれば、弊社のソフトウェアがテープデバイスを自動的に捉えます。

図 1: Backup Infrastructureノードで可視状態のテープ(UIは状況により異なります。)

ジョブ

新たなテープサポートには2つの種類のジョブがあります。Backups to tapeおよび Files to tapeです。
下図はVeeam Backup & Replication v7インターフェースのウィザード実行時の内部プレビューです。

図 2:Backup to tape のウィザード画面(UIは状況により異なります。)

Backups to tapeにより、テープで記録すべき特定のジョブのVeeamバックアップ・ファイルをアーカイブすることができ、または、テープで記録すべき全てのバックアップ・リポジトリをアーカイブすることができます。このことは、すなわち自分のインフラストラクチャーで複数のバックアップ・ジョブが可能であること、そしてそれらを単一のアーカイブにしてテープに記録することができることを意味します。

Veeam はまた、Backups to tapeジョブに関して便利なスケジューリングのオプションも用意しました。このオプションにより、VMバックアップのジョブに関してバックアップ・ファイルに変更があるごとにジョブを実行することができます。テープ・バックアップのスケジューリングを行う必要はありません。 ― VM バックアップ・ジョブを実行するごとに、作成済みのバックアップ・ファイルは自動的に送られてテープに記録されます。なんとスマートな方法でしょうか!

Files to tapeにより、便利なウィザードが作動し、これがWindowsまたはLinuxサーバー(仮想または物理的)からの特定のファイルを追加してテープに記録します。サーバーがBackup Infrastructureに登録されている限り、あらゆる種類のファイルをテープに記録

また、弊社は多くのIT管理者がNTBackupの喪失で悩んでいることを耳にしました。代替的な方法としてのWindows Server Backup (WSB)にはテープに関するサポートは含まれていません。このため、多くの方が、所属する組織にあって、この問題を解決する機能を切望しています。ご安心ください。弊社はこの機能を皆さんにお届けするため、ファイル管理でのテープサポートを含むVeeam Backup Free Editionを提供しています。このFree Editionではさらに、NTBackupにより作成されたテープのリストアもサポートしています。

リストア

テープからのバックアップ・ファイルのリストアは、
ディスクのバックアップと同様な方法で実行できます。バックアップ・ファイルは自動的にインポートされて、リポジトリの1つに復元された上で格納されます。そこから弊社の次のような充実した機能全てを利用することができます。すなわち、Instant VM RecoveryやMicrosoft Exchange用のVeeam Explorer、そして全てのVM リストアを実行する、その他のウィザードなどです!

ここで重要なことは、リストアは完全に統合されているので、VMとそれぞれのリカバリポイントを保持しているということです。テープ上のバックアップ・ファイルを追跡しているだけでなく、 VMおよびリストアポイントを追跡して、シームレスなリストア作業をお約束します。 VMとリストアポイントを選ぶだけよいのです。あとは弊社のソリューションが作業をしてくれます。― すなわち、どのテープが必要なのかを教えてくれて、そして、そのテープがまだライブラリにない場合は、それをロードやリストアができるようサポートしてくれます。本当に簡単にできます!バックアップ・ファイルのリカバリについて、あれこれ考える必要はありません。ディスクからのリカバリと同じようにVMとリカバリポイントに注意するだけでよいのです。

ここで重要なことは、リストアは完全に統合されているので、VMとそれぞれのリカバリポイントを保持しているということです。テープ上のバックアップ・ファイルを追跡しているだけでなく、 VMおよびリストアポイントを追跡して、シームレスなリストア作業をお約束します。 VMとリストアポイントを選ぶだけよいのです。あとは弊社のソリューションが作業をしてくれます。― すなわち、どのテープが必要なのかを教えてくれて、そして、そのテープがまだライブラリにない場合は、それをロードやリストアができるようサポートしてくれます。本当に簡単にできます!バックアップ・ファイルのリカバリについて、あれこれ考える必要はありません。ディスクからのリカバリと同じようにVMとリカバリポイントに注意するだけでよいのです。

図 3:Backup to tape のウィザード画面(UIは状況により異なります。)

もし、スクリプト記述をする対象の人がUIを苦手に思っている人だったら、どうしますか?そのような場合にはいつものとおり、この機能を発揮する PowerShellを思い出してください!

テープからのファイルのリストアには、皆さんがVeeamに期待している「使いやすさ」が備わっています。データを元の場所、あるいは他のサーバーへ戻すことができます。このほか、ファイルやフォルダ・セキュリティのリストアを実行することができ、また、既存ファイルの上書きの選択も可能です。

詳細

下記は、新Archive to Tapeの機能の概略を説明するショートビデオです。

サインアップして、v7に予定されている新機能を誰よりも早く知ってください。このほか、 v7機能やその他の事項について弊社が発表した内容を以下のとおり紹介しますので、ぜひご覧ください。:

  1. Enhanced Backup and Recovery for vCloud Director
  2. New Plug-in for the vSphere Web Client
  3. Veeam Explorer for Microsoft SharePoint
  4. Virtual Lab for Hyper-V

 

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