AIの安全な活用、ストレージコストの削減および Microsoft 365環境の高精度な復旧を実現する 「Veeam Intelligent ResOps for Microsoft 365」の一般提供開始を発表
さらに、「Veeam Intelligent ResOps for Veeam Data Platform」および「Veeam Intelligent ResOps for Okta」のプライベートプレビューの提供を開始
データおよびAIトラスト企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は10月15日、Veeam Data Cloud for Microsoft 365のアドオン「Veeam Intelligent ResOps for Microsoft 365」の一般提供を開始したことを発表しました。本製品は、Veeam Intelligent ResOps(iResOps)ポートフォリオにおいて初めて一般提供される製品です。データの移行やアーキテクチャの再構築を必要とせず、簡単に「Veeam iResOps for Microsoft 365」を「Veeam Data Cloud」に接続できます。これにより、Microsoft 365環境全体にわたる新たな可視性が得られ、既知および未知のAIエージェントやAIによるファイルの変更を特定し、冗長・陳腐化・不要(ROT)データを検出するとともに、機密のデータを特定して保護状況を検証できます。Microsoft 365のデータおよびAI環境全体を明確に可視化することで、組織はAIの利用を安全に加速させ、ストレージコストを削減できます。また、コンプライアンスを向上させ、データを正確に復旧することができます。
Veeam iResOpsは、ワークロード全体にわたる詳細なコンテキストインテリジェンスを統合されたコマンドセンターに集約し、データ環境全体の可視性、制御、および日々のレジリエンス運用を効率化します。データ、ユーザー、権限、AIエージェント、アクティビティ、保護ステータスを継続的にマッピングし、環境全体にわたって実用的なコンテキストを提供することで、顧客が保有するデータ、最も重要なデータ、リスクにさらされているデータ、保護されているデータを把握できるよう支援し、インシデントの発生前、発生中、発生後に迅速な対応を可能にします。すでにVeeamによって保護されているワークロードについては、iResOpsは顧客が現在信頼して利用しているプラットフォームを基盤としています。さらにVeeamは同日、Veeam Data PlatformおよびOkta向けの「Veeam Intelligent ResOps」のプライベートプレビューの提供開始を発表しました。
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VeeamのCEOであるアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は次のように述べています。
「過去20年間、レジリエンスに求められてきたのは『復旧できるか』という一点でした。エージェント型AIの時代には、何が影響を受け、誰が、あるいはどのAIが触れたのかを特定し、信頼できる状態へ正確に戻せるかが問われています。Veeam Intelligent ResOpsは、お客様に『リカバリポイント』と『リカバリマップ』の両方を提供します。リカバリポイントは、何を復元できるかを示します。リカバリマップは、何を最初に復元すべきか、何が変更されたか、そして何を復元すべきでないかを示します。これは、高度なインテリジェンスが、データ資産全体にわたるデータの識別情報、アクセス、およびアクティビティと連携して初めて実現可能です。『Veeam iResOps for Microsoft 365』では、すでに2,600万人以上のユーザーから信頼されている市場をリードするレジリエンス基盤と、Securiti AIの高度なデータセキュリティ、ガバナンス、AI機能を統合し、お客様がより自信を持ってAIを導入できるよう支援します」
AIエージェントはいまや、機械並みの速さで企業データを読み取り、変更し、削除しています。しかし、その動きを把握できている組織はほとんどありません。『Veeam Data Trust & Resilience Report 2026』によると、AIエージェントを導入または試験運用している組織は88%に上る一方、本当の意味でAI活用の準備が整っている組織はわずか7%です。また、82%以上の企業で正体不明のAIエージェントが稼働しており、95%の企業が、データの課題がすでにAI活用の足かせになっていると回答しています。レジリエンスを担うチームは、障害や攻撃に加えて、「ドリフト」にも備える必要があります。ドリフトとは、データが古くなる、誤ったAIモデルにさらされる、権限を持つエージェントに意図しない形で変更される、といった事態を指します。
Veeam Intelligent ResOps for Microsoft 365:一般提供開始
Microsoft 365には組織にとって最も重要な情報が格納されており、現在、ますます多くのAIエージェントが継続的にそれらの情報にアクセスしています。「Veeam Intelligent ResOps for Microsoft 365」は、「Veeam Data Cloud for Microsoft 365」をDataAI Command Graphに拡張し、本番データとバックアップのコンテキストを関連付けることで、以下を可能にします。
- AIを安全に加速:環境内のCopilotやAIエージェントを検出し、それぞれがアクセス可能な機密データを把握し、過剰な権限付与を解消します。エージェントが誤ったファイルを変更または削除した場合、チームはファイルごとに何が変更されたかを確認し、それらの変更を正確に元に戻すことができます。
- コンプライアンス対応の負担を最小限に抑える:SharePoint、OneDrive、Teams、Exchange全体にわたって機密データや規制対象データを継続的に検出・分類し、誰が、どのようなデータにアクセスできるかを確認できます。
- 影響範囲とストレージコストを削減:ROTデータを特定し、チームがアーカイブまたは削除の対象を決定する間、それらを隔離します。完全なコンテキスト情報を活用することで、影響範囲と不要なストレージコストの両方を削減します。
- 事業継続に必要最小限の復旧を迅速に実現:ビジネスに不可欠なデータが確実にバックアップされていることを確認し、インシデント発生前に保護範囲の抜け漏れを明らかにします。また、インシデント発生時には、ビジネスで最優先されるデータがどこにあるかを正確に把握できます。
- 数週間ではなく、数分で答えを得る:組み込み型AIエージェントにより、権限を持つチームメンバーは、データ、アクセス、AIエージェント、バックアップ保護について平易な言葉で質問でき、その回答を基にポリシーの改善に役立てることができます。
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Veeamのプロダクト&テクノロジー担当プレジデントであるリハン・ジャリル(Rehan Jalil)は次のように述べています。
「お客様が望んでいるのは、ツールごとに『正しい情報』が食い違う、サイロ化したツール群ではありません。可視性、制御、レジリエンスを一か所で実現することです。Veeam iResOpsは、お客様の業務を支えるあらゆる重要システムについて、データの中身や状況を踏まえて把握し、的確に対処できるようにします。何が機密情報で、何が重要であり、AIエージェントがどの部分にアクセスしたかが把握できます。保護すべきものを正確に保護し、障害が発生した部分を正確に復旧させることができます。Microsoft 365はその第一歩です。本日、私たちはこのモデルを、お客様が運用するVeeam Data Platform環境と、あらゆるシステムの入口にあるID管理システムへと拡張します」
Intelligent ResOpsをVeeam Data Platformへ拡張:プライベートプレビュー
Veeam iResOpsは、現在のVeeam Data Platform設定を変更することなく、既存のバックアップサーバーが提供する保護機能を、統一されたコマンドビューと接続されたデータ環境へと拡張します。既存のサーバーは、データの移行や大規模なアーキテクチャの再構築を必要とせず、数分でDataAI Command Platformに接続できます。また、DataAI Command Graphは、保護されたインフラストラクチャ、ワークロード、およびインデックス化されたファイルを単一のコンソール上で可視化します。チームは、保護対象データと本番データを横断してグローバル検索を実行し、リカバリポイントの取得に失敗する前にリソース不足のサーバーを特定し、リカバリポイントのコンテキストを完全に反映してインフラストラクチャやファイルを正確に復元することができます。このクラウドベースのコンソールは、3つの組み込みAIエージェント(インサイト提供のための「Dashboard Agent」、探索のための「Graph Agent」、運用効率向上のための「Backup Admin Agent」)によって、ロールベースのアクセス制御(RBAC)、シングルサインオン(SSO)、多要素認証(MFA)を一元管理します。「iResOps for Veeam Data Platform」は、2026年第4四半期中に一般提供開始予定のVeeam Data Platform v13.2にあわせて提供されます。
Intelligent ResOpsをOktaに拡張:プライベートプレビュー
IDシステムがダウンすると、ビジネスも同時に停止してしまいます。従業員、アプリケーション、ワークフローはいずれもID基盤を前提に動いており、たった一つの設定ミスや悪意ある変更で、誰もアクセスできない状態に陥りかねません。Oktaには、ネイティブな特定時点への復元機能やバージョン履歴がなく、ユーザーに対しては 30日間のソフト削除期間しか提供されていません。Veeam iResOps for Oktaは、組織に現在欠けている「元に戻す」ボタンを提供します。このソリューションは、ユーザー、グループ、アプリケーション、ポリシー、管理者ロールにわたり、29種類のオブジェクトタイプを網羅する不変の復元ポイントを作成します。各オブジェクトは、稼働中のOkta APIに対して復元可能であることが検証されています。チームは、稼働中のテナントと正常な状態を個々のプロパティレベルまで比較し、何がいつ変更されたかを把握した上で、オブジェクト本体だけでなく、メンバーシップ、アプリの割り当て、フェデレーション、ロールなど、他のオブジェクトとの関連性も正しい順序で自動的に復元できます。これこそが「精密なレジリエンス」です。手作業でアクセス権限を再構築したり、テナント全体をロールバックしたりする代わりに、チームは問題が発生した部分のみを修正します。従業員は数分で業務に復帰でき、それ以降に行われた正当な変更はすべて維持されます。フルマネージドサービスとして提供される「iResOps for Okta」は、Active DirectoryおよびMicrosoft Entra ID向けにすでに提供されているVeeamのIDレジリエンス機能を拡張するものです。
第4四半期に追加のプライベートプレビューを開始:GitHub、Azure DevOps、Google IAM
Veeamは、2026年第4四半期にGitHubおよびAzure DevOps向けの「Veeam Intelligent ResOps」のプライベートプレビューを開始する予定です。これにより、コード、パイプライン、設定、および権限に対する保護と復旧が拡張されます。また、一部の顧客を対象としたGoogle IAM向けのプライベートプレビューも予定されており、主要なIDプラットフォーム全体にわたってVeeamのIDレジリエンスの適用範囲が拡大されます。
提供状況
「Veeam Intelligent ResOps for Microsoft 365」は10月15日より、「Veeam Data Cloud for Microsoft 365」のアドオンとして、FoundationエディションおよびAdvancedエディションで一般提供が開始されました。また、Veeam Cloud & Service Providers(VCSP)を通じてご利用いただくことも可能です。「Veeam iResOps for Veeam Data Platform」および「Veeam iResOps for Okta」は、対象となる顧客向けにプライベートプレビューとして提供されています。GitHub、Azure DevOps、および Google IAM向けのプライベートプレビューは、2026年第4四半期に開始されます。プライベートプレビューの機能は変更される場合があります。
詳細については、https://www.veeam.com/veeamon-global-launch-virtual-event.html から「VeeamON Global Launch Virtual」に登録(無料)のうえご覧ください。 オンデマンドで12月18日まで視聴可能です。
Veeam Software®について
「データおよびAIトラスト企業」であるVeeamは、データ資産全体にわたる共有インテリジェンスを基盤とし、セキュリティ、ガバナンス、コンプライアンス、プライバシー、およびレジリエンスを連携させる、統合されたデータおよびAIトラスト・レイヤーを提供します。Veeamは、組織がデータに対する信頼を確立、運用、そして継続的に検証できるよう支援し、安全にデータを活用してAIの導入を大規模かつ迅速に推進できるようにします。
エージェント型AI時代において、セキュリティはデータから始まります。データレジリエンスとデータセキュリティの両分野におけるマーケットリーダーとして、Veeamは、組み込みのレジリエンスとともに、ポリシーベースのアクセスおよび保護制御、ガバナンス・ワークフロー、プライバシー保護、コンプライアンス・レポートを統合することで、組織がデータライフサイクル全体にわたってリスクを軽減し、制御を強化できるよう支援します。Veeamは、データとアイデンティティ(ID)にわたる詳細なコンテキスト情報を提供し、ガバナンス・アクションと是正措置を自動化し、正確な復旧を可能にします。これにより、ランサムウェア、災害、内部脅威、不正なエージェント、または人為的ミスが発生した際にも、組織はクリーンで信頼性の高いデータを使用して迅速に業務を復旧させることができます。
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