カウントダウン No.6:Veeam Backup & Replication v7 で機能拡張された1-Click Restore

私たちは、Veeam Backup & Replication v7 のリリースに向けた準備の一環として、この大規模なリリースの一部となる新機能を次々と発表しています。最も新しい発表は、多くの組織が直面している大きな問題を解決するために設計された v6 機能の拡張に関するものですが、このような機能が提供できるなんて信じられないでしょう。

この新しい機能は、仮想化環境のためのセルフサービスに重点を置いています。オンデマンド セルフサービスは、パブリック、プライベート、またはハイブリッド クラウドの基本的な理念の 1 つです。ポイントは、ユーザーが自身のニーズに対応できれば、効率とユーザーの満足度が向上し、企業が負担するコストも削減できます。誰にとってもメリットになります。では、これをどのようにして最先端のデータ保護の世界に適用すればよいでしょうか。答えは、2 つの語、つまり1-Click Restore (ワンクリック リストア)です。

バージョン 6 から、1-Click Restore により、ユーザーは、消失したまたは壊れたファイルを簡単に復元できるようになりました。バージョン 7 では、ワンクリック リストアがさらに拡張され、個々の VM のセルフサービス リカバリが組み込まれます。

Veeam Backup & Replication には Enterprise Manager と呼ばれるボーナス ツールが含まれています。これは、IIS Web サービスと組み合わせてインストールおよび実行され、特に、許可されているユーザーが、バックアップからファイルを (およびまもなく VM も) 検索し、それをワンクリックで復元できるオンデマンド セルフ サービス機能を提供します。実に素晴らしい点は、これらを Web ベースのインターフェイスから実行して、仮想とバックアップのインフラストラクチャ全体を表示できることです。

ワンクリック リストアにより、管理者は、必要に応じて、非常にきめ細かな方法で、復元プロセスを実行するユーザーにアクセス許可を付与することができます。例えば、ファイルを復元するためのアクセス許可を付与されても、そのユーザーはファイルの内容を見ることができないようにすることができます。アクセス許可は、ユーザーが、個々のファイルから VM 全体のリカバリに至るまで仮想スペクトル全体を回復できるようにするために付与されます。次の図は、いくつかのリカバリ シナリオを示しています。

Veeam Backup & Replication v7 のワンクリック リストアは、セルフサービス リカバリで必要となる次の機能を提供します。

個々の VM およびゲスト ファイルを見つけて迅速に復元するための使いやすいインターフェイス

ユーザーが復元できる VM およびゲスト ファイルを正確に制御する委任設定

適切な項目に対してのみユーザー アクセスを承認できるセキュリティ

おそらく、この新機能の最も優れた点は、その柔軟性でしょう。新しいワンクリック リストア機能は、VMware と Hyper-V の両方の環境で使用することができるだけでなく、仮想化インフラストラクチャのさまざまな構成要素すべてで使用できます。これは、ユーザーまたはユーザー グループがリカバリ タスクを実行できる VM を指定するときに重要になります。これらの構成要素としては、クラスタ、ホスト、データ ストア、vAppなどがあり、バックアップ ジョブを作成する際に使用できる構成要素とほとんど同じです。実際、私の同僚の Rick Vanover は、このデータ保護機能にすっかり夢中です。昨年の彼のブログ記事 「VM Backups:Forget Me Not!」も読んでみてください。

拡張されたワンクリック リストア機能は、Veeam Backup & Replication v7 向けに計画されている数多くの機能の 1 つにすぎません。バージョン 7 関連の最新情報については、ここをクリックしてご確認ください。


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