本日、新バージョンのVeeam Availability Suite 9.5がリリースされ、ダウンロード可能となりました。この当社の主力製品の最新バージョンは、組織が今日のサービス・レベル目標を達成できるように、v9で導入された多数のエンタープライズ向け機能のさらなる強化を基礎に開発されています。これにより、あらゆるITサービスや関連アプリケーションおよびデータを数秒または数分で復元できるようになります。

かつてオンプレミスでのホスティングが必須だった多くの多層アプリケーションも、いまやパブリック・クラウドへの移行が進んでいます。このクラウド型サービスの普及により、世界中の数百万もの組織がさまざまな理由から、オンプレミスのExchange電子メール基盤の管理から手を引こうとしています。Office 365のExchange Onlineコンポーネントは、企業がサブスクリプション単位で購入することのできるSaaS(Software as a Service)です。少しややこしい話になりますが、このメール・データを保護し、そのデータ復元機能を確保することが大きな課題となっています。企業は、データがクラウドで運用されているというだけで、アベイラビリティや復元性が保証されると考えがちです。ところが、時間が経つにつれ、それはまったく逆であることが分かってきました。つまり、この重要なデータのアベイラビリティを確保するためには、自分でリスクを軽減する必要があるのです。私の良き友人であり同僚であるHal Yamanが以前のブログ記事でアベイラビリティと復元性の違いについて説明しています。

IT組織やIT部門には、ビジネスを止めないためにアプリケーションの継続運用という大きなプレッシャーがかかっています。障害が発生した場合は、ミッション・クリティカルなアプリケーションをできる限り早く起動し、再稼働させる必要があり、課題はきわめて明確です。

● 24時間365日止まらないサービスやビジネスの実現

● エンドユーザーおよびカスタマーはダウンタイムを許容しないこと

● 増加し続けるデータ量

企業は、高い仮想化率、最新のストレージへの投資、そしてプライベート、パブリック、およびハイブリッド・クラウド環境でアプリケーションを運用することにより、これらの可用性要件に対処できます。常にアクセス可能で効率的なサービスや運用を保証し、これらを組み合わせた技術から多くの利点を享受するには、ITインフラストラクチャ全体を標準化し、正しく管理する必要があります。

本シリーズの2回目となる今回の記事では、VMwareバックアップ・プロキシについて取り上げます。VMwareバックアップ・プロキシはバックアップ・インフラストラクチャの真の主力機能であるため、多くの読者の皆様が興味を持たれることでしょう。

何が「ベスト」プラクティスなのかを決めようとすると、たくさんのことを考慮する必要があります。確実にわかっているのは、Gostev氏のプレゼンテーション「VT-466 VMware Backup Best Practices: 2015 Edition」には、耳を傾けるべきものがあるということです。これはVeeamON 2014および2015で最も人気のあるセッションの1つでしたし、2017年版ではどのような内容になるか、待ち切れない思いです。

そこで、昨年のこのセッションからいくつか主要なポイントをこのブログ・シリーズで公開し、VeeamON 2017に向けて知識の共有と向上に役立てることにしました。また、Veeam Availability Suite v9.5に関する今後の発表にはvSphere環境の可用性を向上する新しい機能が含まれますのでご期待ください。

Veeamのバックアップ・コピー・ジョブには、名前が示すより多くの機能があります。バックアップ・コピー・ジョブの最も重要な役割は、既存のバックアップ・データを別のストレージにコピーすることです。これは、後でリストアするため、さらには、オフサイトの場所にデータの保管するためです(「3-2-1ルール」を参照)。

また、バックアップ・コピー・ジョブはバックアップ・データの整合性チェックを実行します。Veeamでは、すべてのデータ・ブロックのチェックサムがバックアップ・ファイルに保存されます。バックアップ・コピー・ジョブはチェックサムが適合しているかどうかを検証するので、データが変更されている場合はそれを検出できます(たとえば、いわゆる「兆候のないデータ破損」つまり認識していないエラーの有無を確認できます)。

当社は先月開催したNext Big Thing仮想イベントで、Veeam Availability Suite 9.5の最新機能であるエンタープライズ・スケーラビリティの機能拡張および高度なReFS統合を発表し、どちらについても多くのお問い合わせをいただきました。ここでは、エンタープライズ・スケーラビリティの機能拡張について詳しく説明します。また別の記事では、独自の重要技術である高度なReFS統合について説明します。

Veeamのすべてのリリースにスケーラビリティの向上と機能拡張が含まれていますが、9.5はこれらのリリースとはまったく異なります。近年、当社の実施するPOC(概念実証)プロジェクトの規模はますます拡大しています。このため、当社は多くのフィードバックを基にアーキテクチャを進化させ、Veeamによる真のエンタープライズ・スケーラビリティを実現しています。これらの新機能と機能拡張によって、スケーラビリティが10倍に向上します。

Veeamは、お客様およびパートナーの皆さまと良好な関係を構築すべく積極的に努力してきました。また、業界リーダーとの素晴らしいパートナーシップも確立しています。Microsoftとのパートナーシップには、計り知れない価値があります。Microsoftとは、ソフトウェア開発からマーケティング、チャネル・パートナー、セールスおよびプロモーション、革新まで、技術面において重要な連携が行われるだけではなく、ビジネス面でも多くの関わりがあります。当然ながら、Veeam、Windows Server、仮想化、およびクラウドを活用してアベイラビリティの実現を目指すお客様は、当社のお客様であると同時にMicrosoftのお客様でもあります。

今週、Microsoft Worldwide Partner Conferenceに先立ち、MicrosoftからMicrosoft 2016 Partner of the Year Awardsのファイナリストが発表されました。Veeamは、Application Development(アプリケーション開発)部門とMicrosoft Azure Certified ISV Solution(Microsoft Azure認定ISVソリューション)部門の2部門でファイナリストとして選ばれました。Microsoft 2016 Partner of the Year Awardsは、業界での優れた功績を表す指標の1つと見なされており、Veeamはその優秀な企業の一員として認められたことを光栄に思います。

スナップショット技術は、仮想化の主な機能の1つです。仮想化の専門家なのか、仮想化の知識を習得中なのかに関係なく、Hyper-Vスナップショットはユーザー側で作成する必要があります。ここでは、Hyper-Vスナップショットについて知っておくべき12のことを説明します。

Hyper-Vスナップショットは、もはやスナップショットではありません

実際のところ、今後はHyper-Vスナップショットを"スナップショット"と呼ぶのは正しくありません。Windows Server 2008、Windows 2008 R2、Windows Server 2012などの古いシステムではこの用語はまだ正しいですが、Windows Server 2012 R2では技術が改良されており、"Hyper-Vチェックポイント"に名前が変更されています。この名前変更が行われたのは、Hyper-VスナップショットとVSS(NTFS)スナップショットの混同を避けるため、および一貫性を保つためです。例えば、Microsoft System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)では、以前はスナップショットではなくチェックポイントと呼ばれていました。

暗号化を行うさまざまな形態のトロイの木馬に関する報道が急増しています。こうした脅威は、感染したシステムから金銭を奪うことを目的とし、別名、身代金を意味するランサムウェアとして知られています。

現在、企業を攻撃するためにLocky、TeslaCrypt、CryptoLockerなどのトロイの木馬型マルウェアが使用されています。

多くの場合に、このセキュリティ侵害の入り口となっているのが、Webブラウザとそのプラグインにあるセキュリティのループホールか、または不注意で開いてしまった電子メールの添付ファイルです。ランサムウェアがいったん企業に入り込むと、凄まじい速さで広まり、貴重なデータが暗号化されてしまうことがあります。FBIは、CryptoLockerやその他のトロイの木馬によって引き起こされるデータ消失に対する効果的な保護を実現するため、ランサムウェアに対する堅牢なバックアップおよび復元戦略を導入することを企業に推奨しています。