データ回復力におけるNo.1 グローバルリーダー
Veeam’s guidance for customers affected by CrowdStrike’s content update

Veeam、Nutanix AHVでのハイパー・アベイラビリティ環境を提供

両社の協業による新ソリューションにより、 シンプルな運用管理、コストの低減、デジタルトランスフォーメーションの加速を実現

スイス、バール 2018710: Hyper-Available Enterprise を実現するためのインテリジェントなデータ管理におけるリーダー企業Veeam Software(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は本日、Nutanix AHV Hypervisor環境にあるアプリケーションやデータを対象としたアベイラビリティ・ソリューション「Veeam Backup for Nutanix AHV」を発表しました。Nutanix Enterprise Cloud OS ソフトウェアとVeeam Hyper-Availability Platformの組み合わせにより、エンタープライズ・クラウドにおけるハイパー・アベイラビリティ環境を実現します。エンタープライズ・クラスのアベイラビリティとスケールアウトが可能となり、ユーザー企業のビジネス変革を支援します。

 

NutanixのソフトウェアとVeeamのプラットフォームによって、パブリック・クラウドの利点であるシンプルで変化に応じた柔軟な運用と、プライベート・クラウドの利点であるセキュリティ/コントロール/アベイラビリティの双方が実現されます。その結果、企業は自社のデータセンター環境を簡単かつ確実に最新のものに更新することができます。具体的には、次のようなメリットがあります。

 

  • データ損失のリスクを最小化。すべてのアプリケーションとデータのアベイラビリティを向上
  • エンタープライズ・クラスのWebスケールアーキテクチャにより、ビジネス目標の達成を加速
  • 従来型のインフラ、仮想化、データ保護管理にみられる複雑な運用を簡素化し、コストを削減

 

Veeamの共同CEO兼プレジデントであるピーター・マッケイ(Peter McKay)は次のように述べています。「この1年間、Nutanixとのパートナーシップを通じて、多くの企業のマルチクラウド環境活用を支援してきました。VeeamがPremier Availability solution provider for Nutanix virtualized environmentsとなって1年がたち、私たちの協力関係は大きく進展しています。この関係はVeeam Backup for Nutanix AHV の登場によって、さらに強固なものとなるでしょう。インテリジェントなデータ保護・管理・活用のための最先端のプラットフォームを提供していく上で、業界で最も充実したパートナー・エコシステムと製品統合プログラムを構築するNutanixは今後も不可欠な存在です」

 

Nutanixのプレジデントであるサディーシュ・ネア(Sudheesh Nair)氏は次のように述べています。「NutanixとVeeamが力を合わせれば、シンプルかつ業界最高水準のソリューションが実現します。旧来の問題を抱えた基盤やデータ保護に煩わされることがなくなり、お客様はビジネスの成果を出すことに専念できるようになります。このソリューションは、絶え間ない対応が求められるアプリケーション・ファーストの環境において、アジリティとアベイラビリティを提供します」

 

今回の新しいソリューションにより、vSphereとHyper-VでのVeeamのユーザーに提供されているものと同様の信頼性の高いバックアップ機能と短時間でのリカバリー機能がNutanix AHVのユーザーにも提供されます。これにより、以下のようなメリットをもたらされます。

 

  • きめ細かいリカバリー設定が可能:目標復旧時間(RTO)の短縮につながる複数の復元オプションを用意することで、ビジネスの中断を最低限の水準に留めます。オプションは、VM全体、個々のファイル、アプリケーション関連項目まで、幅広く選択可能です。
  • ユーザー・エクスペリエンスの最適化:Nutanixのユーザーを念頭に置いて開発された、機能豊富な専用WebベースUIが用意されています。Nutanix Infrastructureスタック向け管理UIであるPrismと同様のデザインのため、顧客に違和感なくお使いいただけます。
  • データ損失リスクの低減:Nutanix VMレベルのスナップショットからバックアップを取得することで、データ損失のリスクを最小限に留めます。スナップショットを活用すれば、迅速かつ効率的にバックアップを取得でき、より頻繁にバックアップを取ることで、復旧時点目標(RPO)を短縮することができます。

 

Enterprise Strategy Group (ESG)のシステム管理およびデータ保護担当シニア・アナリストであるエドウィン・ユン(Edwin Yuen)氏は、次のように述べています。「仮想化環境保護の代名詞ともいえるVeeamが、vSphereやHyper-V向けに提供しているアベイラビリティ・ソリューションと同等の機能をNutanix Acropolis Hypervisorでも実現するのは大変すばらしいことです。ESGによる調査では、大半の企業が、整合性と効率性を維持するために、HCIと従来の仮想化インフラストラクチャの両方で同じVMバックアップ機能を活用していることが明らかとなっています。一方で、仮想化環境の89パーセントでは、スナップショットや複製機能を利用して、VMのバックアップを補完しています。つまり、VeeamとNutanixのパートナーシップは、Nutanixが持つこれらの機能とVeeamの機能を組み合わせるという点で、非常に理にかなったものです。」

 

多くの企業が、自社で構築した仮想化インフラストラクチャから、仮想化のために開発されたNutanixのハイパーコンバージド・プラットフォームへの刷新を進めています。その中で、業界をリードするVeeamのハイパー・アベイラビリティ・ソリューションは、個々のVMがホスト・アーキテクチャ間を移行する場合でさえも、常にワークロードを保護できるように対応を図っていきます。つまり、Veeamのソフトウェアでは、物理サーバとクラウドでホストされるワークロードがともに保護されるため、Nutanixのプラットフォームは、全体的なインテリジェント・データ管理戦略の下で保護されることが保証されます。

 

フォートミル警察のITアーキテクトであり、Veeam Backup for Nutanix AHVのベータ・ユーザーでもあるグレッグ・フェルツァー(Greg Felzer)氏は、次のようにコメントしています。「NutanixとVeeamを数年来利用していますが、今まで障害が起こったことはありません。Veeam Backup for Nutanix AHVは非常によくできた製品で、これまで他のハイパーバイザー環境によって提供されてきたものと同レベルのアベイラビリティが実現する上に、Nutanixの管理インターフェイスと同じようにシンプルに利用できます。これを使用しない手はありません。」

 

Veeam Backup for Nutanix AHVは現在、開発中です。詳細は、www.veeam.com にアクセスしてください。

 

Veeam Softwareについて

 

VeeamはHyper-Available Enterpriseを実現するためのインテリジェントなデータ管理におけるリーダー企業です。Veeam Hyper-Availability Platformは、お客様がデータ管理を自動化し、データのハイパー・アベイラビリティを確保するための最善のソリューションです。フォーチュン500の75%、グローバル2000の58%を含む300,000社を超える顧客を世界中に擁しています。Veeamの顧客満足度スコアは業界平均を3.5倍も上回り業界最高です。 Veeamのグローバルなエコシステムには、55,000社のチャネル・パートナーが含まれています。シスコ、HPE、およびNetAppはエクスクルーシブ・リセラー・パートナーであり、またクラウド・プロバイダーおよびサービス・プロバイダーがおよそ19,000社に達します。スイスのバールに本社を置き、30カ国以上に支社を開設しています。

 

詳細については、https://www.veeam.com/jpにアクセスするか、Twitter https://twitter.com/veeam_japanでVeeamをフォローしてください。