『2021 データプロテクションレポート』を発表

Veeamは先週、データ保護について史上最大と思われる独立調査レポートを公開いたしました。「史上最大」とは大げさな。そう思われるかもしれませんが、大半のアナリストレポートを見てみると、大体が200~400人の公正な回答者を調査対象としています。通常の調査であれば、300人くらいが妥当でしょう。規模の大きい調査では、600~800人、なかには1,000人もの回答者を対象としているものもあります。Veeamでは、第三者の調査機関に協力を仰ぎ、3,000名ものITの意思決定者を対象にブラインド調査を実施しました。回答者のほとんどが、従業員数が1,000人を超える組織に所属しており、合わせて28の国から参加がありました。回答者は全員が、所属している組織のデータ保護戦略に影響を及ぼしたり、データ保護戦略を決定したりした人物です。

統計の観点から見て、トレンドを理解するのに3,000人もの回答者が必要でしょうか?答えは「ノー」です。しかし、次の場合は違います。

データを細分化する方法はたくさんありますが、そのいずれも、お客様の目標は何か、どれくらいのスピードでその目標を達成したいと思っているのかをVeeamが常に理解できていることを目的としています。このような情報を理解しておくことで、目標達成までの道のりにおいてお客様を支援することができるためです。データ保護ベンダーの世界は、次の4つのカテゴリに分類されると言えるでしょう。

ちなみに、今回の調査の規模を理解いただくために説明しますと、今回の調査の回答者数は、一部のユニコーン企業やスタートアップ企業の有料顧客の合計数を上回っています。

何もかもが物理だった在りし日のデータセンターの世界にVMのバックアップを導入して以来ずっとそうだったように、Veeamの目標は、IT市場に混乱を起こし続け、データ保護のイノベーションをリードし続けることです。既に5つのクラウド中心型ソリューション(Office 365、Azureホスト型、AWSホスト型、GCPホスト型、Kubernetes)が市場に投入されていますが、この数は今後も増えていきます。Veeamが市場の行く先の先頭に立ち続ける方法は、市場を理解することです。そして、それには大規模で戦略的な調査が必要なのです。そのような理由もあり、Veeamは3年前、データ保護市場で30年の経験を有する業界アナリスト2名をVeeam Office of the CTOに迎えました。今回の件を含めたいくつかのプロジェクトにおいて、調査パートナーであり元「バックアップに関するガートナー・マジック・クアドラントの父」であるDave Russell@BackupDave)と日常的に仕事ができることは、私にとってこの上なく光栄なことです。

データシートやオンラインセミナーで使用するマーケティング用のグラフを作成するのに、3,000人もの回答者が必要でしょうか。そんなことはありません。しかし、Veeamが調査を行う理由はそれではありません。Veeamは、どのような場所であってもお客様に信頼性の高い保護とデータの復元力を確実に提供できるよう、ITにおけるお客様の目標に注目しているのです。

2021年第1四半期中に、Veeamは、現在の世代と次世代のITプラットフォームに関するデータ保護戦略に対して影響力を持つ様々な役職の方々から、5,500人以上の回答者を得ることになります。また、2021年中に、データ保護の手法を推進している理由について、独立の公正な1万人近くのITプロフェッショナルやITの意思決定者の知見を共有することになります。なぜなら、Veeamが業界をリードしていく上で、皆様のIT戦略こそが、Veeamの戦略を促進している要因だからです。これは、革新的な技術開発の面だけではありません。お客様の目標により適切に対応するために、データ保護とデータ管理がどのように進化していくべきかというソートリーダーシップの面においてもです。

『2021 データプロテクションレポート』をまだ読まれていない方は、是非こちらよりダウンロードしてください。

LinkedInで配信している業界の知見に関するVeeamのライブストリーミングも是非チェックしてください。「#dataprotectionreport」のハッシュタグで検索できます。

また、お困りのことがありましたら、@JBuffにご連絡ください。

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