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Veeam Recovery to Microsoft Azureを提供開始

Microsoft Azure上にバックアップ・サイトを構築可能 容易にかつコストを抑制しつつビジネス継続性を向上

  • ビジネス継続性を実現する新ソリューション
    Microsoft Azureをデータの復元に利用でき、パブリック・クラウドを活用することで、
    専用のバックアップ・サイト構築に比べコストを低減
  • 導入が容易
    軽量なSDNであるVeeam PNをMicrosoft Azureとの接続用に無償で提供、ネットワーク設計・構築の負担を軽減
  • 使いやすさ
    オンプレミス環境をシームレスかつ安全にMicrosoft Azureに移行可能

 

Availability for Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーである Veeam Softwareは(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は本日、Veeam Recovery to Microsoft Azure with Veeam PN (Powered Network)の提供を開始しました。導入後すぐにご利用いただけるこのソリューションにより、Microsoft Azure上に短期間でコストを抑制しつつバックアップ・サイトを構築することが可能になり、ビジネス継続性を高めることを実現します。また、このソリューションと同時に無償で提供する新製品Veeam PNは、軽量で使いやすいSoftware Defined Networking(SDN)ソリューションで、バックアップ・サイト構築に必要なネットワークの設計・構築作業を大幅に軽減します。

 

ITがビジネスに不可欠な現在、災害や停電などが発生した場合にいかに事業を継続するかは重要な課題です。ダウンタイムがビジネスに与える影響について、ガートナー社は次のようにコメントしています。「最近の調査では、一般的な企業で基幹業務に計画外のダウンタイムが発生した場合、毎分約5,600ドルの損害があります。」[i]  これは1時間あたり30万ドルということになりますが、実態としては、万一に備えてバックアップと復元を十分検討している企業は少数です。リモート・バックアップ・サイトの構築・運用にかかる多額の費用と、バックアップと復元に要する多大な時間と労力が、その主な理由です。

 

Veeam Recovery to Microsoft Azureを利用することで、高いセキュリティを保ちつつ容易にオンプレミスの環境をパブリック・クラウドに復元することができるようになります。Veeam Availability Suiteにより、高コストなスタンバイ・システムがなくても業務システムをMicrosoft Azure上に復元でき、システムを利用する顧客やビジネスパートナー、従業員が、復元されたシステムに安全に接続できます。また、使いやすいSDNソリューションであるVeeam PNにより、オンプレミスとMicrosoft Azureのサイト間ネットワーク構成がシンプルになり、複雑なVPNを設計・構築する作業も不要になります。

 

Veeam Recovery to Microsoft Azure with Veeam PNは、パブリック・クラウドを活用した一元的なデータ復元ソリューションを提供し、リモート・バックアップ・サイト構築に伴うコスト等の課題を解決します。このソリューションは、企業の規模を問わずご利用いただけるほか、サービス・プロバイダーにもご活用いただけます。詳細については、Veeam Recovery to Microsoft Azure and Veeam PNをご覧ください。

 

Veeamの製品戦略担当バイス・プレジデントであるダニー・アラン(Danny Allan)は次のように述べています。

「2017年は、世界中がハリケーン、山火事、地震や洪水などの自然災害に見舞われた厳しい年でした。企業は災害や障害への備えが必要であることを理解していますが、バックアップ・サイトの構築には通常、非常に高いコストがかかります。Veeam Recovery to Microsoft Azureを利用することで、災害が発生しても多額のコストやIT部門の過重な負荷なしにパブリック・クラウドでビジネスを円滑に継続できます。」

 

日本法人であるヴィーム・ソフトウェア株式会社の執行役員社長兼バイス・プレジデント古舘正清は、次のように述べています。

「Veeam Recovery to Microsoft Azureは、使いやすく、高速かつ低コストなDRソリューションです。VeeamのコンソールからワンクリックでAzureに復元する機能に加え、Azureへ接続するネットワーク構成をよりシンプルにできるようになりました。近年世界で発生した災害時には、多くの企業でダウンタイムによる金銭的損害と、顧客へのサービス中断によるブランドへの信頼度への悪影響が起きています。今回提供を開始するソリューションにより、ミッション・クリティカルなアプリケーションをMicrosoft Azureに復元でき、DRシステム構成の簡素化とコストの最小化が実現できます。お客様に大きな価値をご提供できる当社の新たなソリューションであると、確信しております。」

 

マイクロソフト社のコメント

「Veeamは、Veeam Recovery to Microsoft Azureのようなソリューションを開発することで、常に私たちのトップ・グローバル・パートナーであり続けています。この新しいソリューションにより、顧客は仮想および物理環境の復元サイトとしてMicrosoft Azureを簡単に利用できるようになります。」   – マイクロソフト社、Microsoft Azure Storage担当ゼネラル・マネージャーのタッド・ブロックウェイ(Tad Brockway)氏

 

IDC社アナリストのコメント

「多くの企業は、復元をコストを抑えつつ機能的に十分なものするために、拡張が容易でオン・デマンドで利用できるクラウド・サービスの利用に興味を示していますが、一方でネットワーク設定など、複雑な作業が新たに発生します。 Veeam Powered Networkにより、パブリック・クラウドを活用した使いやすく一元的な復元ソリューションを、これまでよりはるかに容易に実現できます。」

 – IDC社、データセンターおよびクラウド・リサーチ担当副社長のリック・ビラーズ(Rick Villars)氏

 

お客様からのコメント

「Veeamバックアップを直接Microsoft Azureに復元できることで、Azureをもう1つのDR用データセンターとして利用でき、MES(製造実行システム)の24時間365日稼動を実現するアベイラビリティを、容易に手にすることができます。」

 – Avebeグループ、システム管理者のアーノルド・カイザー(Arnold Keizer)氏

 

Veeam Softwareについて

世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamでは、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えた新しいソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。

Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に53,000社以上のProPartnerと282,000社を超える顧客を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界30か国以上に支社を開設しています。

詳細は、https://www.veeam.com/jp/またはhttps://twitter.com/veeam_japanをご参照ください。