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Veeam、Veeam Data Cloud for Microsoft Entra IDを発表 エフォートレスなID管理の保護とセキュリティ確保でデータレジリエンスを強化

エンタープライズ対応SaaSソリューションにより、組織のMicrosoft Entra IDユーザーの保護を簡素化

2025年4 月 22 日 - VeeamON 2025:米国カリフォルニア州サンディエゴ発 抄訳 -データレジリエンス分野の市場シェアNo.1企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は、米国カリフォルニア州サンディエゴで4月21日~23日に開催された年次グローバルカンファレンス「VeeamON 2025」で、Microsoft Entra ID向けのバックアップソリューション「Veeam Data Cloud for Microsoft Entra ID」を発表しました。Entra ID(旧Azure AD)は、毎日6億回以上の攻撃に直面しており、組織のデジタルアイデンティティを保護することが非常に重要になっています。Veeam Data Cloud for Microsoft Entra IDは、Software-as-a-Service(SaaS)バックアップソリューションであり、Entra IDテナントのデータレジリエンスを容易にし、組織の重要なデータ資産を保護できるように設計されています。

Entra IDのサポートは、強力な統合型クラウドプラットフォームであるVeeam Data Cloudの最新の拡張機能です。SaaSのシンプルさを備えたVeeam Data Cloudは、最新のクラウドネイティブ技術とAIアクセラレーションを統合し、オンプレミスとクラウドの両方でデータを保護および安全性の確保・管理を行うことで、事業継続性と利便性を向上させながら、より高い効率性を実現します。

Entra IDの保護には、サイバーセキュリティ脅威への対応だけでなく、コンプライアンス要件の管理、ごみ箱の制限、誤削除、およびポリシーの誤設定の管理も含まれます。Veeam Data Cloud for Microsoft Entra IDは、Entra IDユーザー、グループ、アプリケーション登録、その他のオブジェクトを対象とした包括的なバックアップとリストア機能を提供し、無制限のストレージと統一されたユーザーインターフェースを備えたオールインワンクラウドサービスにより、スムーズなユーザー体験を実現します。Veeam Data Cloud for Microsoft Entra IDを活用することで、組織はEntra IDに影響を与える問題から迅速に回復し、データレジリエンスを維持できます。

Veeam Data Cloud for Microsoft Entra IDの主な機能

  • プロアクティブな保護:Entra ID内の変更に対する可視化と制御を強化し、ビジネスの継続性、セキュリティ、コンプライアンスを保証します。
  • エフォートレスで簡単なリカバリ:Entra IDのユーザー、グループ、属性、アプリ登録、ログ、関連メタデータなどを、信頼性をもって素早く復元できます。
  • 包括的なサポート:専門家が管理する安全なバックアップサービスを提供することで、メンテナンス、アップデート、セキュリティ修正の負担をなくします。

Veeamは、Veeam Data Cloudを通してMicrosoft 365ワークロードの保護機能を提供しています。最新の拡張機能であるEntra IDのサポートにより、お客様は既存のVeeam Data Cloud for Microsoft 365 FlexおよびPremium Editionと組み合わせて、Veeam Data Cloud for Entra IDを一括で利用でき、引き続きMicrosoft 365ユーザーごとに従量課金でお支払いを継続できます。

Veeam Data Cloudの一環として、お客様は単一のインターフェースですべてのワークロードを管理でき、プラットフォームの包括的な機能をEntra IDおよび将来のワークロードに拡張できます。これには、ロールベースのアクセス制御、複雑さの軽減、簡素化されたレポート機能などの高度なセキュリティ制御が含まれ、メンテナンス、更新、セキュリティ修正の負担を軽減します。

提供開始時期

グローバルおよび日本で現在利用可能です。

コメント

Veeamの最高製品責任者(CTO)であるニラージ・トリア(Niraj Tolia)は、次のように述べています。

「セキュリティは、ユーザーを管理し、適切なユーザーが適切なシステムにアクセスできるようにすることから始まります。これは、Entra IDを保護することが非常に重要なためであり、Veeam Data Cloudプラットフォームの最新の追加機能である理由です。私たちは、エンタープライズ対応した事前に強化された自ら設定可能なSaaSソリューションを提供することで、複雑なバックアップ・インフラストラクチャを管理・維持する負担を取り除きお客様によりシンプルさを提供します」

The Futurum Groupでリサーチ ディレクターのクリスタ・ケース(Krista Case)は次のように述べています。

「Microsoft Entra IDの保護は、これまで以上に重要になっています。実際、Futurumの『Cybersecurity Decision Maker IQ調査』では、回答者の5人に1人が、資格情報の漏洩やアカウントの乗っ取りを、組織に最も影響を与えるセキュリティインシデントとして指摘しています。Veeamは、Entra ID保護をVeeam Data Cloudに追加し、管理型かつホスト型のモデルで提供することで、これらの環境における回復力を、潜在的に悪意のある行為の可視化や自動化されたバックアップジョブを含む機能を通じて、より幅広いお客様に利用可能にしています」

Veeam Softwareについて

Veeam®は、データレジリエンスにおける世界No.1マーケットリーダーとして、あらゆるビジネスで必要な時に必要な場所ですべてのデータの信頼性と管理を保ちながら、障害から復旧し事業継続を確保すること=ラディカルレジリエンス(根源的なレジリエンス)をミッションに掲げています。

Veeamのソリューションはデータのバックアップ、データリカバリ、データポータビリティ、データセキュリティ、データインテリジェンスを提供し、組織のデータレジリエンスの強化を支援します。またクラウド、仮想、物理、SaaSおよびKubernetes環境を含むIT環境全体にわたって、アプリやデータを常に保護・利用可能にします。Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。グローバル 2,000の67%を含む55万社以上のお客様の事業継続を支援しています。基盤となるレジリエンスはVeeamから始まります。

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[i] [i]Microsoft Digital Defense Report 2024