データ回復力におけるNo.1 グローバルリーダー
CrowdStrikeのコンテンツ更新によって影響を受けるお客様向けのVeeamのガイダンス

Veeam、「Veeam Data Platform v13」を公開 サイバーレジリエンス、先進的なデータ保護、セキュリティ・アイデンティティ管理、AI搭載のインテリジェンスの新たな基準を確立

柔軟なハイパーバイザー統合プラットフォーム「Universal Hypervisor Integration API」を発表 次世代セキュリティ、フォレンジックのインサイト、インテリジェントオートメーションにより 脅威に先回りして迅速な復旧を実現する新機能が追加

データレジリエンス分野の市場シェアNo.1企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は本日、「Veeam Data Platform v13」を発表しました。これは、サイバーレジリエンス、インテリジェントなデータ保護、そしてAI時代におけるデータの自由について基準を再定義する画期的な発表です。この最新バージョンは、業界で最も信頼されるデータプラットフォームの根幹からの進化を示しています。容赦のないランサムウェアの脅威、急速なインフラ変革、そしてAIイノベーションが進む世界において、Veeam Data Platform v13はこれまでにないレジリエンス、比類のない柔軟性、そしてAIが浸透する未来に必要なインテリジェンスを提供します。

55万社を超えるお客様から信頼されるVeeam Data Platformは、物理、仮想、クラウドの環境を問わず、高度なデータ保護、AIによるランサムウェアレジリエンス、およびシームレスな復旧を提供する統合ソリューションです。組織のデータを常に安全で利用可能に、信頼できるものであることを保証します。最新のプラットフォームアーキテクチャ、AIを活用したインテリジェンス、拡張的なハイパーバイザー統合モデル、そして業界初のセキュリティ機能を備えたVeeam Data Platform v13は、企業が脅威に先行し、ベンダーロックインなく将来のワークロードに備える、常時利用可能で復旧にも対応可能なデータ環境を実現します。

Veeam Data Platform v13は、業界で最も高度なインテリジェントセキュリティとランサムウェア防御を導入しています。その主な特徴は以下の通りです。

  • Recon Scanner 3.0」―変革をもたらすセキュリティ、卓越したフォレンジック: Coveware by Veeamによるテクノロジーを搭載したRecon Scanner 3.0は、Veeam Data Platformに直接組み込まれ、組織におけるリアルタイムの運用上の脅威可視化を再定義。
    • ブルートフォース攻撃(総当たり攻撃)、不審なファイル操作、予期しないネットワーク接続など、監視対象のエンドポイント全体で疑わしい敵対的行動にフラグ立て。
    • すべての不審なアクティビティを一元的に確認、分類、管理できる集約されたトリアージインボックスと、深刻度の評価と行動インサイトの提供。
    • 「Veeam ONE Threat Center」とのシームレスな統合により、セキュリティダッシュボード上でのリアルタイムの分析と脅威の可視化。
    • トリアージの迅速化とアラート疲れの軽減につながる、抑制ルールとコンテキストに基づく検出。
    • Microsoft Sentinelとの統合により、Recon Scannerのインテリジェンスがより広範な脅威シグナルと関連づけられ、一体的な検知、調査、対応が可能。
    • Veeam環境からフォレンジックデータを収集し、検出結果をMITRE ATT&CKフレームワークにマッピングすることで、比類のない脅威の背景情報を提供。
  • Veeamインテリジェンス駆動型マルウェア分析AIエージェント: 高度なAI駆動型分析により、マルウェアと不審なアクティビティを自動的に検知、分類、報告し、信頼できるクリーンな復旧を確実にするための実用的な知見と修復手順を提供。
  • クラス最高水準のセキュリティ、IDおよびアクセスコントロール: 最小権限アクセスとSAML(Security Assertion Markup Language)ベースのシングルサインオンを使用した集中認証により、リスクを低減し、安全なアクセスを効率化。
  • イミュータブルがデフォルト: ランサムウェア対策のベストプラクティスに準拠して、バックアップはデフォルトでイミュータブル(変更不可能)にされており、リカバリーポイントを不正な改ざんから保護。
  • 業界をリードするセキュリティおよびITSM(ITサービスマネジメント)との統合: CrowdStrike、Palo Alto Networks、Splunk、ServiceNowなどの主要なセキュリティおよびIT運用(ITOps)プラットフォームとの深い統合により、検知、調査、および対応を一体化。

また、Veeam Data Platform v13は、クラウド導入、サイバーリカバリ、AIによるモダナイゼーションに不可欠な、広大なワークロード範囲と、高速で柔軟かつ信頼性の高いワークロードモビリティというVeeamの中核となる基盤を強化します。その主な特徴は以下の通りです。

  • Microsoft Azureへのインスタントリカバリ: 重要なワークロードを直接Azureに即時にリカバリできる「真のインスタントリカバリ」により、セキュアなクリーンルーム環境で復旧の信頼性を検証しながら、ダウンタイムを最小限に抑えた迅速な復旧を実現。
  • ハイパーバイザーの範囲拡張: Scale Computing HyperCore™のサポートが利用可能であり、HPE Morpheus VM Essentials、Citrix XenServer、XCP-ngなども近日中に対応予定。
  • 2026年に予定されているその他の機能:
    • OpenShift Virtualizationのサポート: Red Hat OpenShift Virtualization向けのネイティブなホストベースのVMバックアップと復旧。既存のVeeam Kastenによるサポートを拡張。
    • Universal Hypervisor Integration API: 標準化されたAPIにより、あらゆるハイパーバイザーベンダーが、Veeamのバックアップおよびリカバリ機能をネイティブに統合できるようにする業界初となる統合フレームワーク。将来の新しい仮想化技術の登場に関わらず、継続してお客様の環境を保護。

さらに、Veeam Data Platform v13は、シンプルさ、オープン性、そしてコスト効率に対するコミットメントを拡大し、専用のハードウェアアプライアンスやアーキテクチャの制限なしに、高可用性、最新の管理、柔軟な導入を提供します。その主な特徴は以下の通りです。

  • 高可用性を備えた「Veeam Software Appliance」: 数分で導入できる堅牢なLinuxベースのターンキーアプライアンスで、自己更新機能を備え、OS管理のオーバーヘッドを排除し、途切れのない運用に向けた高可用性をサポート。ハードウェアのロックインがなく、従来の競合アプライアンスと比較して大幅なコスト削減が可能。
  • モダンなWebコンソール: セットアップを簡素化し、インフラ要件を削減し、日常の管理を効率化する、新しいカスタマーホスト型かつブラウザベースのユーザーインターフェース。直感的でモダンな操作体験を実現。

Veeam SoftwareのCEOであるアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は、次のように述べています。「Veeamにとって、お客様のデータを保護することは単なる約束ではなく、私たちの使命です。Veeam Data Platform v13により、私たちはデータレジリエンスの新たな基準を築きました。組織がサイバー攻撃の先を行き、ロックインを排除し、恐れることなくイノベーションを起こせるよう、必要なインテリジェンス、自動化、柔軟性を提供します。v13の公開は、データとサイバーレジリエンスの未来を形づくる重要な節目であり、同時にVeeamの次の章に向けた技術的基盤を築くものです。保護、セキュリティ、ガバナンス、そしてAIの信頼性を、一つのインテリジェント体験に集約する、統合されたデータ・AIコマンドプラットフォームです。」

提供開始時期

Veeam Data Platform v13は現在、Veeamの認定パートナー、リセラー、ディストリビューターのグローバルネットワークを通じて利用可能です。Veeam Recon Scanner 3.0は現在、Veeam Data Platform Premiumに含まれており、Veeam Cloud & Service Provider (VCSP) パートナーには近日中に提供される予定です。詳細については、www.veeam.comをご覧ください。

Veeam Softwareについて

Veeam®は、データレジリエンスにおける世界No.1マーケットリーダーとして、あらゆるビジネスで必要な時に必要な場所ですべてのデータの信頼性と管理を保ちながら、障害から復旧し事業継続を確保すること=ラディカルレジリエンス(根源的なレジリエンス)をミッションに掲げています。

Veeamのソリューションはデータのバックアップ、データリカバリ、データの自由、データセキュリティ、データインテリジェンスを提供し、組織のデータレジリエンスの強化を支援します。またクラウド、仮想、物理、SaaSおよびKubernetes環境を含むIT環境全体にわたって、アプリやデータを常に保護・利用可能にします。Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。グローバル2,000の67%を含む55万社以上のお客様の事業継続を支援しています。基盤となるレジリエンスはVeeamから始まります。

公式HPLinkedInX