データおよびAIトラスト企業であるVeeam® Software(以下、Veeam)は、ニューヨークで開催された「VeeamON 2026」にて、「Data and AI Trust Maturity Model(データおよびAIトラスト成熟度モデル)」の公開を発表しました。これは、AIが単なる支援ツールから、企業データを機械的なスピードで処理する自律的なエージェントへと移行する中、組織がAIのガバナンスと運用をどの程度効果的に行っているかを評価・ベンチマークを行い、強化できるよう設計された、調査に基づいた顧客検証済みのフレームワークです。
業界を問わず、多くの企業はすでにAIを導入することで第一段階を乗り越えています。しかし、AIの導入準備に対する自信と、それを効果的に運用・管理する能力との間には、明らかなギャップが生じています。AIを適切に管理するために必要な統制措置を講じている企業は、はるかに少ないのが現状です。
AIエージェントが企業データに基づいて迅速かつ大規模に自律的な意思決定を行うようになるにつれ、そのギャップは重大なリスクとなりつつあります。Veeamの委託を受けてEmerald Research Groupが実施した調査によると、組織はAIの導入を急ぐ一方で、取締役会や監査人、規制当局に対してその意思決定を正当化するために必要なアイデンティティ・フレームワーク、データ基盤、ガバナンスの整備には追いついていないことが明らかになりました。課題はもはやAIが使用されているかどうかではなく、その行動を理解し、制御し、検証できるかどうかにあります。
調査が浮き彫りにした、拡大するAIへの信頼ギャップ
データおよびAIトラスト成熟度モデルは、データ、セキュリティ、リスク、技術戦略を担当する経営幹部を含む、300名のビジネスおよびテクノロジー分野のシニアリーダーの意見に基づいて作成されています。この調査では、AIに対する野心、自信、そして運用準備態勢の間に一貫したギャップが存在することが明らかになりました:
これらの調査結果を総合すると、AIの導入は急速に進んでいる一方で、運用面の成熟度はそれに追いついておらず、組織がAIを重要な業務に拡大するにつれて、リスクにさらされる状況が生じていることが示されています。
コメント
VeeamのCEOであるアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は次のように述べています。
「AIに対する自信は高いものの、自信だけではスケールアップは実現できません。当社の調査によると、多くの組織はAIを安全かつ責任を持って拡大する準備が整っていると信じている一方で、取締役会や監査、規制当局の場でその準備態勢を実証することに苦労しているケースが少なくありません。データおよびAIトラスト成熟度モデルは、リーダーに対し、自組織が実際にどの段階にあるかを理解し、実行上のギャップを特定し、AIへの信頼を単なる理想としてではなく、実際に運用するために必要な能力を優先順位付けするための、明確かつ客観的な手法を提供します。これは、エージェンティックワールドにおいて極めて重要なことです。」
導入から実証可能な信頼へ
「データおよびAIトラスト成熟度モデル」は、単なる導入状況に焦点を当てるのではなく、AI関連の統制、説明責任、運用慣行が実環境においてどれほど一貫して機能しているかを評価します。このモデルでは、信頼性の準備状況を以下の4つの中核的価値の柱に分類しています:
VeeamON 2026 NewYorkにて発表された通り、参加者はVeeamの専門家と直接交流できるほか、「データおよびAIのトラスト成熟度評価」への登録が可能です。この評価サービスは、今年後半に世界中で利用可能になる予定です。パートナー主導による提供も、今後順次拡大していく予定です。
2026年6月3日開催のVeeamON London(またはオンライン参加)および7月30日開催のVeeamON Sydney(またはオンライン参加)にご登録ください。Veeamに関する詳細については、https://www.veeam.comをご覧ください。
Veeam Softwareについて
Veeamは、「データおよびAIトラスト企業」として、組織がデータとAIを完全に把握し、保護し、回復力を確保できるよう支援することに特化しており、これにより安全なAIの導入を大規模かつ迅速に推進します。データレジリエンスとデータセキュリティポスチャ管理の両分野におけるマーケットリーダーとして、Veeamはアイデンティティ、データ、セキュリティ、AIリスクの融合に対応するよう設計されています。
Veeamは、あらゆるデータ資産、ID、AIモデルにわたる詳細なコンテキスト情報を提供します。人間とAIエージェントの両方に対するアクセス管理を行い、プライバシー、コンプライアンス、是正措置のプロセスを自動化するとともに、ランサムウェア、災害、AIのエラーといった現代の脅威から組織を保護・復旧させ、クリーンで信頼性の高いデータの復元を確実にします。Veeamは、組織が単なるデータ保護にとどまらず、データの可能性を最大限に引き出し、その真価を発揮できるよう支援します。
Veeamは、米国シアトルに本社を置き、30か国以上で事業所を展開しています。Fortune500の82%を含む55万社以上のお客様がビジネスの継続性を維持するためにVeeamを信頼しています。詳細については、www.veeam.comをご覧ください。また、LinkedInの@veeam-softwareやXの@veeamでVeeamをフォローしてください。