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【2017年12月21日】Veeam、アベイラビリティ・ソリューションをミッション・クリティカル分野へ拡大 -IBM AIXとOracle Solarisをサポート-

  • Veeamは、大規模企業ユーザーに対して、基幹システム上のアプリケーション、システム、
    データを保護しアベイラビリティを高める一元管理ソリューションを提供
  • Cristie Softwareとの提携により、マルチ・クラウド環境におけるアベイラビリティ実現対象をUNIXプラットフォームへ拡大
  • 2018年上半期よりIBM AIXおよびOracle Solaris環境でVeeamのアベイラビリティ・
    ソリューション導入が可能に

Availability for Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーであるVeeam Software(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は本日、アベイラビリティ・ソリューションをIBM AIXとOracle Solarisの稼働環境へ拡大すると発表しました。 本リリースにより大規模企業ユーザーは、基幹システム上のアプリケーション、システム、およびデータを保護し、アベイラビリティを高めるために、従来型のバックアップ・ソリューションからVeeamの一元管理ソリューションへ移行することが可能となります。

 

VeeamによるIBM AIXとOracle Solarisのサポートは、Cristie Softwareとの技術提携により実現しました。クラウド、仮想、物理のすべての環境を一元的にカバーするアベイラビリティ・プラットフォームによって、企業のデジタル・トランスフォーメーションがより一層加速します。 技術力に定評があるCristie Softwareは世界で3,000社の顧客を有し、うち1,000社以上がAIXシステムおよびSolarisシステムでCristie Softwareを採用しています。

 

Veeamの共同CEO兼プレジデントのピーター・マッケイ(Peter McKay)は次のように述べています。「Veeamは、VMwareやHyper-V環境に加えてIBM AIXとOracle Solaris環境をサポートすることで、あらゆるクラウドにおける、さまざまなアプリケーションや、多種多様なデータに対するアベイラビリティを実現するトップベンダーの地位を、さらに強固にしました。 企業が事業の効率化やセキュリティの強化を進めるうえで、クラウド化の流れはもはや止まりません。しかし、基幹システムのデータベースやアプリケーションは多くがAIXやSolaris上で運用されており、今後も変わることはないでしょう。Veeamは、お客様のニーズに対応するために、Veeam Cloud Data Managementを機能強化し、WindowsやLinuxに加えAIXおよびSolarisの物理環境をサポートします。大規模企業ユーザーは、データの保護とアベイラビリティを高めるために、従来型のバックアップ・ソリューションからVeeamの一元管理ソリューションに移行することが可能になりました。」

 

Cristie Softwareの技術により、Veeamは、IBM AIXおよびOracle Solaris環境のサポートを今後さらに強化し、Veeam Cloud Data Managementに統合します。Cristie Softwareのソリューションは、物理サーバー環境のデータ保護と復元に加えて、システムの移行やディザスタ・リカバリ(DR)の実現に必要な、さまざまな種類の異なるハードウェア、ハイパーバイザー、クラウド環境への移行を可能にします。

 

次世代のAvailability for the Always-On Enterpriseを実現するVeeam Cloud Data Managementは、企業の規模を問わず、あらゆるクラウドにおける、さまざまなアプリケーションや、多種多様なデータに対するアベイラビリティを確保し、顧客が求めるデジタル・ライフ・エクスペリエンスを可能にします。VeeamがIBM AIXとOracle Solarisをサポートしたことで、物理環境、クラウド環境を問わず、企業ユーザーは以下のビジネス上のメリットをさらに幅広く享受できるようになります。

 

  • 24時間365日止まらないビジネス環境
    あらゆるクラウドで、あらゆるアプリやデータを瞬時に復元します。
  • デジタル・トランスフォーメーションの加速
    マルチ・クラウド環境下で最適なシステム構成を実現でき、ビジネスの俊敏性、生産性を高めます。
  • 分析と可視化
    データ管理、システムパフォーマンス、コンプライアンスのための詳細なレポートが得られます。

 

VeeamによるIBM AIXおよび Oracle Solaris環境のサポートは、2018年より開始する予定です。

 

詳しくはhttps://www.veeam.com/jp/をご覧ください。

 

アナリストのコメント

「情報システムの大半はx86仮想環境で稼働しているものの、IBM AIXやOracle Solarisプラットフォームでミッション・クリティカルなアプリケーションを運用している企業は、少なくありません。Veeam Cloud Data Managementでこれらのプラットフォームがサポートされるようになり、業務アプリケーションの大半が、Veeamが可能にするアベイラビリティの下で運用されることができるようになりました。」

- IDCのリサーチディレクター、フィル・グッドウィン(Phil Goodwin)氏

 

顧客のコメント

「IBM AIXとOracle Solarisプラットフォームを新たにサポートされることで、システム全体としてのデータ保護と、アベイラビリティを両立し実現できるようになります。ハイブリッド・クラウド環境のバックアップと復元を、Veeamのテクノロジーで標準化できるようになりました。」

- アメリタスのIT部門ディレクター、ジェフ・マーティンソン(Jeff Martinson)氏

 

パートナーのコメント

「近年、企業内でUNIXベースシステムのシェアは低下し続けていますが、UNIXベースの基幹システムを運用し続けている企業は、Fortune 500とGlobal 2000に限定してもまだ相当数残っています。 金融、小売、公共、テレコム、保険、製造、自動車など業種を問わず、高いパフォーマンス、信頼性、セキュリティを求めるアプリケーションとして引き続きAIXおよびSolarisが選択されています。」

- Veeamのパートナー、欧州19カ国でICTの運用管理サービスを提供するEconocom Products&SolutionのBUインフラストラクチャIT 部門ディレクター、キャティア・ブルネット(Catia Brunetto)氏

 

Veeam Softwareについて

世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。

Veeamは2006年に設立され、世界中に51,000以上のProPartnersと267,500以上の顧客を抱え、業界最高水準の顧客満足度を記録しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界30か国以上に支社を開設しています。

詳細は、https://www.veeam.com/jp/またはTwitter @veeam をご参照ください。