Veeam、2021年第2四半期業績を発表 企業における先進的データ保護の重要性が増大、26%成長を記録

2021年7月22日 米国オハイオ発 抄訳 - 先進的データ保護を提供するバックアップソリューションのリーダー企業であるVeeam Software（以下、Veeam）は、2021年第2四半期の業績において、年間経常収益（ARR）が前年同期比26%増の2桁成長を遂げたことを発表しました。Veeamは、過去18か月間に20以上の新製品をリリースしています。2021年度上半期では、メジャーリリースの『Veeam Backup & Replication v11』や『Veeam Backup for Google Cloud Platform』を発表しました。2021年度下半期においても、このペースを緩めることなく、AWS、Microsoft Azure、Google Cloud、Microsoft Office 365向けのクラウドネイティブソリューションを含む主要イノベーションや、Kubernetesに対応したKasten K10のVeeam Platformへの統合をリリースする準備をしています。

Veeamの最高経営責任者（CEO）兼会長であるビル・ラージェント（Bill Largent）は次のように述べています。

「ランサムウェア攻撃の増加に伴い、かつてないほど、データは企業の生命線となっています。事業目標達成ならびに事業継続性を実現するための先進的データ保護の必要性により、Veeamの先見性が認められ、需要が高まっています。Veeamにとって、2021年度第2四半期も成長の四半期となりました。このたび2桁成長を14四半期連続実現したことは、特に現在の不安定なグローバル環境の中で、他の追随を許さない結果を示していると言えるでしょう。Veeamは、前進と成長を続けています。当社の40万社以上のお客様にシンプルで柔軟性があり、信頼性に優れた強力なデータ管理およびデータ保護ソリューションを提供するというコミットメントを引き続き掲げ、尽力してまいります」

2021年度第2四半期 ハイライト

• クラウド、仮想、物理、SaaS、Kubernetesのワークロードに対応した最も高度なデータ保護ソリューションとしてリリースされた『Veeam Backup & Replication v11』は、第1四半期にリリースされて以来、22万以上のユーザーにダウンロードされています。V11は、書き換え不能な複数のストレージオプションによる堅牢なランサムウェア対策、ポリシー主導のデータライフサイクル管理、継続的データ保護（CDP）を提供し、オンプレミスとAWS、Azure、Googleのクラウド上ですべてのワークロードのダウンタイムとデータ損失をさらに削減します。
• 『Veeam Backup for Microsoft Office 365』は、2021年度第2四半期に58%増の成長を記録しました。ダウンロード数は18万9,000回、有料契約ユーザー数は660万です。
• Veeamは、エンタープライズ環境に最適な新機能や機能強化を継続的にリリースしており、100万ドル以上の大口取引件数は、前年同期比で195%増となりました。
• VeeamとHewlett Packard Enterprise（HPE）、Cisco、NetApp、Lenovoとのテクノロジーアライアンス再販契約は、前年同期比で27%増の成長を記録しました。
• オンプレミス、ハイブリッド、マルチクラウド環境のあらゆるワークロードを保護するシンプルで柔軟な「ワークロード単位」のサブスクリプションライセンスを提供する業界初のポータブルライセンス「Veeam Universal License（VUL）」は、第2四半期の新規コアトランザクションの約4分の3近くを占め、前年同期比62%の成長を記録しました。
• Veeamは現在、フォーチュン500の82%、グルーバル2,000企業の69%を占めるお客様にご利用いただいています。第2四半期の新たなお客様は、Staples Solutions、ABB Croatia、Baumit GmbH、City of New Orleans、Global Data Vault、Ituran、Morehouse School of Medicine、New Belgium Brewing Company、NewCytech、Ruhr University Bochum、Shamir Medical Center、63 Moons Technologies Ltd.が含まれます。

• 2021年度第2四半期に過去最大のAWS案件が成立しました。これは、クラウド・ネイティブ・バックアップ・ソリューション（AWS、Microsoft Azure、Google Cloud）の成長が加速し続けているためです。

• Veeamは、今年6月に連邦政府向けに特化した新しい子会社、Veeam Government Solutions, Inc. (VGS)の設立を発表しました。VGSは、ワシントンD.C.に本社を置き、100%米国資本で運営しています。VGSは、米国連邦政府が信頼する米国内の第三者機関による独立した検証と、米国連邦政府の信頼性をデータ保護ソフトウェア・ソリューションの包括的なポートフォリオを提供しています。
• 先日発表したガートナー社の2021 年エンタープライズバックアップおよびリカバリソリューションのマジック・クアドラントにおいて、Veeamは5回連続で業界リーダーに選出され、実行能力は2年連続で最高評価を獲得しました。（原文：https://www.veeam.com/news/veeam-continues-its-streak-as-a-leader-in-the-2021-gartner-magic-quadrant-for-enterprise-backup-and-recovery-software-solutions.html）

コメント

IDC　リサーチバイスプレジデント、フィル・グッドウィン（Phil Goodwin）氏

「Veeam社は、過去1年間にわたり収益と年間経常収益の成長を続けており、その中でも2021年度第2四半期は最も好調な結果となりました。Veeamは、主力製品である『Veeam Backup & Replication v11』のメジャーアップデートを含め、過去1年間で相当数の新機能強化を行いました。 刻々と変化する市場の要求に対応する能力は、同社のグローバルな成長とエンタープライズ市場への影響に貢献しています」

ABB Croatia　システムエンジニア、ヨシップ・スモイヴァー（Josip Smojver）氏

「ABBは、長年にわたってフォーチュン500にランクインしているグローバルテクノロジーリーダーです。この成功の重要な要素はイノベーションです。企業にエンタープライズアプリケーションや、ロボットおよび個別自動化システムなどのインフラストラクチャサービスを提供するには、データ保護とITの耐障害性が欠かせません。Croatiaの地域オペレーションは、リモートサイト全体を対象としたワールドクラスのディザスタリカバリソリューション、NASバックアップ機能強化、NetAppストレージスナップショットによる高速なパフォーマンスを備える一方で、ハードウェアによるロックインを回避しています。これはまさに、Veeamとの連携を通じて得られる強力、シンプル、柔軟なプラットフォームに支えられて実現しています」

ニューオリンズ市　CIO、キンバリー・ラグルー（Kimberly LaGrue）氏

「Veeamは、素晴らしいデータ保護を提供しています。ランサムウェアリカバリプロセスに加わったことがある人なら誰でも大きな安堵のため息をついていることでしょう」–

New Belgium Brewing Company　シニアシステム管理者、アダム・リトル（Adam Little）氏

「当社のデータの保護と可用性は、Veeamによって実現しています。これは、ビールの生産と流通を安定させ、スケジュールを維持する上で役立っています。Veeamのおかげでバックアップを活用して、自社データから優れた予測的アナリティクスを抽出し、特定の場所でどのビールが最も売れるかを判断できます」

Veeam Softwareについて

Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で40万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の82%以上、グローバル 2,000の69%以上が含まれます。Veeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれ、世界30か国以上で事業所を展開しています。詳細については、https://www.veeam.comをご覧いただくか、LinkedIn（@veeam-software）とTwitter（@veeam）でVeeamをフォローしてください。