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ロック・フィールド、災害復旧(DR)システムの全面刷新にVeeamを採用

AWSのクラウド環境でバックアップ対象システム数を10増加
BCP対策を強化し、運用管理コストの約30%削減を実現

2022年4月13日 - 先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理ソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下、Veeam)は、「RF1」「神戸コロッケ」「ベジテリア」「いとはん」「融合」「グリーン・グルメ」といったブランドを展開し、そうざいの製造・販売を手がける株式会社ロック・フィールド(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:古塚孝志、以下、ロック・フィールド)が、災害復旧(DR/Disaster Recovery)システムに「Veeam Backup & Replication」を採用したことを発表します。

これにより、柔軟に拡張可能なクラウド上で重要業務システムやデータの保護を可能にし、バックアップ/DRの運用管理負荷の軽減とBCP対策の強化を実現しました。

半世紀に及ぶ歴史を持つロック・フィールドは、1995年に発生した阪神・淡路大震災の際に、ライフラインが損傷し、本社工場の生産業務がストップするといった深刻な被害に見舞われました。その経験から、万が一の大規模自然災害などにも確実に対応できるよう、2014年から専用アプライアンス装置を用いた災害復旧(DR)システムを構築・運用してきました。しかし、Windowsサーバーやアプライアンス装置のバージョンアップに伴い、ディスク容量が次第に枯渇したことで、バックアップの規模を縮小せざるを得ず、性能面の不安を抱えていました。

現在、同社の社内情報インフラでは、物理・仮想両方のシステム環境が存在していますが、Veeamのシンプルな操作性や異常があった際の通報機能により、作業の効率化およびバックアップ/DRの運用管理負荷を軽減しました。さらに、今回の移行に伴い、DR対応用の設備投資費用削減等で約30%のコスト削減に成功するとともに、バックアップ対象の拡大やDRテストの効率化を図れるようになりました。

今回、従来のDRシステムを「Veeam Backup & Replication」とAWSによるクラウドバックアップに移行することで、これまで抱えていた容量不足の問題を解消しました。さらに、容量を柔軟に拡張可能なクラウド環境であるため、バックアップ対象システムを25から35に増やすことが可能となりました。また、バックアップの世代数についても、移行前の一世代(1日)分から、プロジェクト開始当初に想定していた三世代(3日)分に戻すことに成功しました。

株式会社ロック・フィールド 経営企画本部 デジタル活用推進部 ITシステムグループ グループ長、太田 喜章氏は次のように述べています。

「阪神・淡路大震災での被災を経験した当社にとって、事業継続性の確保はとても重要な課題です。しかし、年々増大するバックアップ対象のデータに対し、従来の専用アプライアンス装置では、ディスク容量がひっ迫しデータの保護に限界を感じていました。今回、VeeamとAWSによるクラウド上での新しいDRシステムが稼働したことで、運用コストを抑えつつより多くの業務システム/データを安全に保護できるようになりました」

ヴィーム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長、古舘 正清は次のように述べています。

「日本における中食業界の中心的企業であるロック・フィールドのクラウドバックアップシステムに、当社旗艦製品である『Veeam Backup & Replication』を採用いただき、大変嬉しく思います。頻発する地震や豪雨などの自然災害、さらには地政学リスクなど、データ保護と企業の事業継続を取り巻く環境はますます厳しさを増しています。Veeamは今後も、お客様があらゆる災害リスクからデータを保護し、事業を継続していけるよう、引き続き支援してまいります」

株式会社ロック・フィールドについて

神戸市に本社を置き、そうざいの製造・販売を手掛ける。1972年創業の同社は、「豊かなライフスタイルの創造に貢献」することを念頭に、百貨店や駅ビルに「RF1」「神戸コロッケ」「ベジテリア」「いとはん」「融合」「グリーン・グルメ」といったブランドを全国に約300店舗展開。

* ロック・フィールド 公式ホームページ: https://www.rockfield.co.jp/

Veeam Softwareについて

Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で40万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の81%以上、グローバル 2,000の70%以上が含まれます。米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、世界30か国以上で事業所を展開するVeeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれています。詳細については、https://www.veeam.com/jpをご覧いただくか、LinkedIn(@veeam-software)とTwitter(@veeam)でVeeamをフォローしてください。