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Veeam、Salesforce向けの新ソリューションを提供開始

【2022年11月30日】Veeam、SaaS製品向け新ソリューション「Veeam Backup for Salesforce」を発表。データ・メタデータのアクセスおよびコントロール機能提供で、データの損失リスクを排除、迅速なリカバリを実現。

2022年11月30日 米国オハイオ発 抄訳 - 先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理ソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下、Veeam)は、本日、Salesforce製品向けに、ヒューマンエラーや統合問題、その他のデータ損失シナリオに起因する、データおよびメタデータの損失リスクを排除する新ソリューション「Veeam Backup for Salesforce」をSalesforce AppExchange上で提供開始したことを発表しました。

本ソリューションは、企業へオンプレミスまたはクラウドのバックアップ環境を展開し、Salesforceデータとメタデータへのアクセスおよびコントロールを提供します。また、Salesforceのレコードや階層、フィールド、ファイル、メタデータをきめ細かく、かつ一括で復元することが可能な強力で迅速な機能を備えています。この新しいサービスは、「Veeam Backup for Microsoft 365」をはじめ、Veeamのエンタープライズ向けプラットフォームにおけるSaaS製品への対応を拡大するものです。

「Veeam Backup for Salesforce」は、シンプルで使いやすいユーザーインターフェース(UI)を備えており、スクリプト、データローダーやサードパーティーの統合が原因で問題が起きてしまった場合でも、追加バックアップの実行、長時間のフルバックアップ比較の実行、重複の発生を防ぎ、わずか数クリックで問題を解決し、データの復元をサポートします。

「Veeam Backup for Salesforce」の主な機能

  • Salesforceネイティブ:Salesforceのデータやメタデータのバックアップとリストア専用の設計。
  • 高速で柔軟性のある復元:Salesforceのレコード、階層、フィールド、ファイル、メタデータをリストア。
  • 柔軟なデータ保護環境:オンプレミスやクラウド(AWS、Microsoft Azureなど)など、どこでもバックアップ環境を実行可能。
  • カスタムスケジューリング:オブジェクト単位で詳細なバックアップスケジュールや保持期間を設定可能。
  • 管理がシンプル:Salesforceを利用している複数の組織のバックアップポリシーを1つのコンソールで管理可能。
  • 増分変更:増分同期と柔軟なスケジューリングで、Salesforceのデータとメタデータを継続的にバックアップ。
  • シンプルで使いやすいUI:バックアップポリシーやリストアジョブを数分で実行。
  • 確認と比較:レコードやメタデータのバージョンを確認し、本番環境とすばやく比較。
  • 階層のリストア:親/子レコードを含む、任意のレコードに紐づいたオブジェクトをきめ細かくリストア。

ある独立系調査会社がVeeamに代わって実施した「Salesforce Protection Trends Report 2022」(英語)は、世界各地のITリーダーおよびシステム導入担当者800人を対象に調査を実施したものです。この調査によると、大多数のIT担当者は、Salesforceのデータを保護する最も重要な理由として、データの不正なインポートまたは取り込みの可能性について認識していることが分かりました。その他の理由は、ベストプラクティスや規制要件、サイバーセキュリティの懸念、ユーザー、アプリケーションまたはデータリポジトリによる破損など、他のITプラットフォームが直面するリスクと同じ類のリスクとも一致しています。

Veeamは、このソリューションの無料版「Veeam Backup for Salesforce Community Edition」もリリースしています。これは、Salesforceのユーザーライセンスが50以下の組織に対して、Salesforceデータのバックアップとリカバリの全機能を無償で提供するものです。

「Veeam Backup for Salesforce」は、Veeamのプラットフォームに新たに追加された独立製品です。現在、3万5,000以上のテクノロジーパートナーから入手可能で、1ユーザーあたり1年~5年の年間サブスクリプションで販売されています。Veeamは、現在2つの12ヶ月入門パッケージを提供しています。

※AppExchangeページ:https://appexchange.salesforce.com/listingDetail?listingId=a0N3u00000PuyFpEAJ&tab=e

コメント

Veeam Software 最高技術責任者(CTO) 兼 製品戦略担当シニアバイスプレジデント、ダニー・アラン(Danny Allan)

「企業の社員の多くがハイブリッドモデルで働くようになった今、クラウドとSaaSデータの保護はこれまで以上に重要です。実際、Veeamの『Salesforce Protection Trends Report 2022』では、回答者の97%がSalesforceやMicrosoft 365データなどの主要SaaSアプリケーションの重要性と保護の必要性を理解していますが、これらのアプリケーションのバックアップは歴史的にも見逃されてきたものであるからこそ、脆弱性やセキュリティリスク、データ損失・破損を引き起こしています。実際、あらゆるクラウドアプリケーションとSaaSアプリケーションを使用する企業の間には、責任共有モデルがあります。『Veeam Backup for Salesforce』で、Salesforce APIを利用したインテリジェントなバックアップでビジネスを確実に保護するために、お客様やパートナーをサポートする準備が整ったと感じています」

Salesforce AppExchange GM、ウッドソン・マーティン(Woodson Martin)氏

「『Veeam Backup for Salesforce』は、クラウドとオンプレミスにおけるSalesforceデータとメタデータのバックアップと復元機能を提供し、お客様のDXを促進することをサポートできます。本ソリューションをAppExchangeで提供できることを大変嬉しく思います。AppExchangeは、お客様のビジネスニーズに適したアプリや専門家とつながるよう、常に進化を続けています」

※その他詳細は原文をご覧ください。

Salesforce AppExchange について

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Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で45万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の81%以上、グローバル 2,000の70%以上が含まれます。米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、世界30か国以上で事業所を展開するVeeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれています。詳細については、https://www.veeam.com/jpをご覧いただくか、LinkedIn(@veeam-software)とTwitter(@veeam)でVeeamをフォローしてください。