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オンプレミスとOffice 365 の一元的なデータマネジメント環境を構築。 5,000 名以上の学生のための教育システムの安定稼働を実現

ビジネス上の課題

130年以上の長きにわたる実学教育の伝統を今に受け継ぐ中央大学。「實地應用ノ素ヲ養フ」という建学の精神は、「行動する知性。-Knowledge in Action-」を育むというユニバーシティ・メッセージにもしっかりと息づいている。

その同大学の教育・研究活動をIT面から下支えしているのが、情報環境整備センターだ。中央大学 情報環境整備センター 事務部 副部長 仲田 千鶴氏は「当部門では、学内ITインフラの整備・拡充を進めています。近年では、ITを活用した教育の提供が重要かつ効果的であり、常に安定して学生に教育機会を提供できるようIT環境を維持することは、最も高い優先事項です」と説明する。

 その中、インフラ更新に伴う理工学部/理工学研究科向け教育・研究用システムの刷新プロジェクトが発足。同学部では先端分野の研究・教育が行われており、それを支えるITインフラの重要性は他にも増して重い。「eラーニング/LMS(学習管理システム)などの重要な教育システムも稼働しており、万が一ダウンタイムが生じた場合には、約5,000名の学生の学習機会の喪失や、教育スケジュールの調整など、多大な影響があります」と仲田氏は語る。

そこで同センターでは、本基盤の刷新に伴い、信頼性・安定性のさらなる向上や障害復旧の迅速化を図るための取組みも推進。ここでクリアする課題となっていたのが、バックアップを含むデータマネジメント環境の見直しである。中央大学 情報環境整備センター 事務部 都心ITセンター事務課 課長 宮本 伸之氏は「教育でのIT整備がどんどん進むにつれ、データの容量も年々増大していました。これに伴い、ストレージ容量は逼迫し、バックアップ時間も長時間化。教育・研究用システムは、授業で利用するソフトウェアの追加やバージョンアップに関する要望も頻繁にあるため、安定かつタイムリーな授業環境の提供を行う観点で、様々な問題が生じていました」と振り返る。

また、旧基盤は環境の特性に合わせて3種類のバックアップツールを使った複雑な運用が行われていた。さらに今回は、運用負荷軽減を目的に、教員用メールサーバのMicrosoft Office 365への移行も決定していたため、クラウドにも対応して包括的にデータマネジメントができるソリューションが求められていた。

Veeamのソリューション

これらのニーズを満たす製品を吟味した結果、「Veeam Backup & Replication (VBR)」が新しく採用された。仲田氏は「様々なツールの提案を受けましたが、VMware環境との親和性が高いこと、Office 365のバックアップも含めて単一プラットフォームで運用をシンプルに行えることなどが、Veeam社採用の決め手となりました」と語る。

 加えて、旧環境からの移行にも活用できる点は評価された。旧環境では複数バージョンのvSphereが稼働しており、Storage vMotionによる単純な移行が行えなかった。「VBRを使えば、環境の差異をVeeamが吸収してくれるので、スムーズに移行が行えます。約40台のVMが稼働しており、移行にもかなり期間が掛かると覚悟していましたが、本当に短期間で移行を終えられました」と宮本氏は語る。

導入の効果

  • オンプレとクラウドを一元的に管理し、効率的な運用が可能に
    同大学の運用支援を行っている株式会社SRAの永井 賢太氏は「複数ツールを駆使して使っていた従前に比べると、運用手順の標準化も図れ、ツール習熟にかかる学習コストも削減できました。また、Veeam一つですべての運用が行えるようになり、バックアップやリストアに関係するデータマネジメントの運用工数は全体で約1/3程度に削減できました。」と語る。
  • 復旧にかかる時間を最大約95%短縮。システム安定化に寄与
    バックアップとリストアにかかる時間が大幅に短縮できた点も大きい。「VBRは、ストレージスナップショットとの連携機能を備えているため、ストレージと連携して高速なバックアップが実行できます。バックアップ処理時間は約60%も短縮でき、深夜まで作業しなくとも済むようになり、大変助かっています」と永井氏は語る。復旧の効果はもっと大きい。従来は、容量の大きいDBシステムなどについては、最大2日程度の復旧時間を見込む必要があったが、現在では、約2~3時間で復旧が行え、実に約95%の時間短縮を実現している。「万一障害などがあったとしても、短期間で復旧できるのはシステムの安定化に非常に寄与しています」と宮本氏は語る。
  • Microsoft Office 365のメールデータも安心して運用
    同大学では、現在約600名の教員メールをOffice 365の環境で運用している。そのメールデータ(約400GB)はVeeam Backup for Office 365を使って、オンプレ側にバックアップしている。「メール環境をOffice 365へ移行したことでメールサーバの運用負荷の軽減には役に立っています。ただし、そのデータの保護について、Microsoft の環境では一定期間内しか保護していないことや、データの責任自体がユーザー側にあるため、Veeamによって確実にデータを保護でき安心しています。また、万が一の際にも過去に遡ってリストアできるため、その点も運用上助かっています」と、宮本氏は話す。

今後は、他の業務システムやキャンパスなどへのVeeamの適用も視野に入っている。「たとえば、まだオンプレミスで運用しているメールサーバがありますが、そこも順次Office 365へ移行していく計画です。最終的には、約3000ユーザー分のデータ管理が必要になりますが、その際もマルチクラウドでデータマネジメントができるVeeam製品を活用していけると思っています」と仲田氏。中央大学の教育を支えていく役割を、Veeamがしっかりと担っていくのである。

中央大学
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企業情報:


法学部、経済学部、商学部、理工学部、文学部、総合政策学部、国際経営学部、国際情報学部の8学部、及び大学院6 研究科、 専門職大学院2 研究科を擁する総合大学。 1885 年( 明治18 年) に英吉利法律学校として創設されて以来、次世代を担う人材の育成に取り組んできた。2015 年には、10年後を見据えた中長期事業計画 「Chuo Vision 2025」を策定。「教育組織の改編・創設」「キャンパス整備」「グローバル戦略」「スポーツ振興事業」の4 つの 基本方針の下、様々な施策を展開している。

課題:


中央大学・後楽園キャンパスの教育・研究用システムでは、バックアップに3種類の異なるツールが使用され、煩雑な運用を強いられていた。さらに、年々加速するデータ容量増大への対応も課題に。また、インフラ更新に伴い教員用メールサーバを Office 365 へ移行したため、オンプレミ ス、クラウドの別を問わず効率的かつ一元的にデータマネジメントが行える環境が求められた。

導入成果:

  • 学内仮想基盤とOffice 365 のデータマネジメント環境を一元化することに成功
  • データマネジメントに係る運用管理工数を約1/3 に削減
  • 障害時の復旧時間を最大約95% 短縮(最大約2 日から約2 ~ 3 時間に)
  • 旧仮想基盤からの移行ツールにも活用し、迅速かつ確実なマイグレーションを実現
  • Microsoft Office 365 のメールデータの確実な保護
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