データ回復力におけるNo.1 グローバルリーダー
Veeam’s guidance for customers affected by CrowdStrike’s content update

KDDI、クラウド基盤の基幹データ保護にVeeamを採用

200台以上の仮想マシンのバックアップ手法を統一し、運用管理の負荷を軽減 ユーザーエクスペリエンスの向上と復元力の強化に貢献

2022年9月15日 - 先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理ソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下、Veeam)は、「au」ブランドをはじめとした電気通信事業等を幅広く手掛けるKDDI株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙橋 誠、以下 、KDDI)が、社内向けプライベート・クラウド基盤に「Veeam Backup & Replication」を採用したことを発表します。

これにより、社会インフラを担う重要サービスを保護すると同時に、バックアップ手法の統一により、運用管理負荷の軽減を実現しました。また、その知見を活かして法人顧客向けにもVeeamのライセンス提供を行っています。また、Veeamの柔軟なライセンスモデルは、社内と顧客企業向けの両方のクラウドプラットフォームで使用することが可能です。

KDDIは、日本を代表する通信キャリアとして、個人向け/法人向けの多彩なソリューションを展開しています。従来は様々なサービス用のインフラを個別に作成していましたが、サイロ化を解消し市場環境変化のスピードにより速く対応するため、2010 年頃よりサービス基盤の全社共通化へ着手を開始、その後、全社共通の社内向けプライベート・クラウド基盤「CKKB」(以下、「社内向けクラウド」)の構築を実施しました。その結果、現在では200以上のサービスが社内向けクラウド上で稼働しています。

Veeamは、少なくとも3つのデータコピーを2種類の異なるメディアに保存し、1つはオフサイト、もう1つは別のオフラインで、検証済みのバックアップはエラーゼロにするという「3-2-1-1-0」ルールを提唱しています。

KDDIは、このベストプラクティスにより、不変で改ざん不可能なオフサイトストレージを確保し、バックアップエラーをゼロにすることを目指します。

KDDIは、今回の社内向けクラウドでの知見を活かし、法人顧客向けにもVeeamを活用したクラウドサービスを提供しています。Veeamを利用した仮想サーバーのバックアップオプションや、コロナ禍に伴うテレワーク需要拡大に対応した「Microsoft 365」のバックアップなど、法人顧客向けクラウドに必要な機能を追加し、法人顧客向けクラウドサービスにおいても大きな成果を上げています。

KDDI株式会社 DX推進本部 プラットフォーム技術部 部長、前原 剛氏は次のように述べています。

「社内向けプライベート・クラウドのバックアップにVeeamを採用したことで、バックアップ手法の統一化や運用管理負荷軽減、利用者の利便性向上など、数多くのメリットを享受できました。また、その経験を新たなお客様向けサービスの開発につなげられたことも大きな成果でした。今後は、社内向けクラウドで稼働しているKubernetesベースのコンテナプラットフォームへの適用領域の拡大も検討しています。また、本格的な5G時代を迎えて、当社でもMulti-access Edge Computing(MEC)サービスをさらに展開していきます。それに伴い、ネットワーク上に散在する様々なリソースをどうバックアップするかが大きな課題となるため、Veeamの進化に大変期待しています」

ヴィーム・ソフトウェア株式会社 執行役員社長、古舘 正清は次のように述べています。

「日本を代表する通信事業会社であるKDDIの社内向けクラウドバックアップシステムに、当社旗艦製品である『Veeam Backup & Replication』を採用いただき、大変光栄に思います。昨今は、サービスの多様化と取り扱うデータ量の増加に伴い、サイバー攻撃やシステム障害などのリスクがこれまで以上に高まっています。当社が提唱する『3-2-1-1-0』ルールへの統一により、データの保護をさらに強固にすると同時に運用管理負荷を軽減できます。Veeamは信頼性の高いデータ保護の提供を通じて、KDDIがバックアップにより社内および顧客向けクラウドのデータを保護し、安全で信頼性の高い社会インフラを提供できるよう引き続き支援してまいります」

KDDI株式会社について

日本を代表する通信事業者。グローバルフォーチュン500企業。パーソナルセグメントでは、「au」ブランドをはじめとするスマートフォンやFTTH/CATVサービスを中心に、コマース・金融・エンタテインメント等のライフデザインサービスも提供。また、ビジネスセグメントでは、ネットワーク、クラウド、データセンターなどのサービスに加え、5G/IoTによる新たな価値創出を目指すソリューションを展開している。

■KDDI 公式ホームページ:https://www.kddi.com/

Veeam Softwareについて

Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で45万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の81%以上、グローバル 2,000の70%以上が含まれます。米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、世界30か国以上で事業所を展開するVeeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれています。詳細については、https://www.veeam.com/jpをご覧いただくか、LinkedIn(@veeam-software)とTwitter(@veeam)でVeeamをフォローしてください。