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機能 | Veeamのメリット | Rubrikの制限事項 |
サイバー復元 | ||
バックアップ中の脅威検出 |
IoCツールスキャナー、エントロピー分析、既知のマルウェアに迅速にフラグを立てる署名ベースの分析、バックアップインフラストラクチャにおける不審なイベントをプロアクティブに通知するRecon Scannerにより、バックアップ中の脅威をリアルタイムで検出して緩和します。 |
Rubrikが異常を検出できるのはバックアップ後のみであり、署名ベースの分析のような検出方法は備わっておらず、さらにクラウドベースの分析に依存しているため、インターネット接続が必要になります。 |
復元時の脅威検知 |
組み込みのThreat Hunter、署名ベースのマルウェア検出エンジン、YARAエンジンを使用して復元中にデータをスキャンし、カスタムのマルウェア検出パターン(ルール)を作成して、クリーンなデータの復元を保証しつつ再感染を防ぎます。 |
Rubrikに署名ベースのマルウェアスキャン機能は備わっておらず、サードパーティ製ツールも利用できません。また、オンボードツールのみに依存するため、リストア時に脅威を見逃す可能性があります。 |
クリーンルーム復元 |
復元中に隔離されたクリーンルームでリストアポイントをスキャンしてマルウェアの有無を確認するセキュアリストアにより、クリーンなデータを自動的に復元します。 |
Rubrikには真のクリーンルーム機能が備わっていないため、再感染のリスクが伴います。このアプローチでは、侵害されたデータを信用するか、手作業によるバックアップの検証に膨大な時間を費やすかの選択を迫られます。 |
サイバーインシデント対応サービス |
Veeamは、特許出願中の脅威評価技術、インシデント前のランサムウェアに関するトレーニングセッション、ランサムウェア復元サービスを組み合わせた、最も包括的なインシデント対応サービスを自社で提供しています。 |
RubrikはMandiantといった外部のインシデント対応パートナーに依存しているため、対応に時間がかかり、一貫したコミュニケーションが難しく、さらに社内の専門知識も限られています。このような事後対応型のアプローチでは、サイバー脅威攻撃を受けた際にダウンタイムが長くなり、復元に関連するリスクも高まります。 |
コスト | ||
ソフトウェアライセンス |
Veeamのフロントエンドインスタンスライセンスでは、バックアップコピーの作成、保持期間の延長、データ削減量の低減などの要因による追加のライセンスを必要としないため、データの増加に応じてコストを予測できます。 |
Rubrikのバックエンドの容量ベースのライセンスではデータの増加にペナルティが課されるため、予算編成におけるコスト予測が困難になります。さらに、余分なバックアップコピー、保持期間の延長、データの削減が不十分な場合などに、追加のライセンスが必要になります。 |
ハードウェア |
Veeamではハードウェアに依存しない設計を採用しているため、ベンダーロックインを排除してコストを最適化しつつ、シームレスなスケーラビリティを確保して、パフォーマンス上のニーズと予算に合ったハードウェアを利用(または再利用)できます。 |
Rubrikは対応するハードウェアベンダーが少なく、予算に合わない一連のハードウェアやモデルに縛られてしまいます。 |
アーキテクチャ |
Veeamのモジュール式アーキテクチャにより、お客様には必要なインフラストラクチャの料金のみが請求されます。必要なコンピューティングまたはストレージのみを導入し、アプライアンス全体ではなく、その分の料金だけをお支払いいただきます。 |
柔軟性に欠けるRubrikのアプライアンスベースのアーキテクチャでは、スケーリングにコストがかかります。たとえば必要な追加容量が2~3TBほどであっても、拡張が必要になるたびにアプライアンス全体分を購入しなければなりません。つまり、貴社のビジネスニーズではなく、Rubrik側の一方的な決定に振り回される状況に陥ります。 |
復元 | ||
クラウドへの復元 |
AWS、Azure、Google CloudへのDirect Restore機能により、あらゆるワークロードを簡単かつ投資効果の高い方法でクラウドに復元します。追加のソフトウェアやハードウェア、ライセンスは必要ありません。 |
Rubrikでは、クラウドでのデータの復元前にアプライアンスクラスターとVMwareをクラウドに導入しなければならないため、クラウドへのリストアにおいて不要なコストと複雑さが生じます。 |
クロスプラットフォームの復元 |
幅広いプラットフォーム向けのクロスプラットフォーム復元により、元のハイパーバイザーまたはクラウドが利用できない場合でもデータを復元できます。VMware、Hyper-V、Nutanix AHV、Oracle VM、Red Hat VM、Proxmox、AWS、Azure、Googleに対応しています(例:VMwareからAWS)。 |
Rubrikにはクロスプラットフォーム復元機能が存在しません。元のハイパーバイザーが使用できなくなった場合、どのようにデータを移行または復元すればよいのでしょうか?唯一の選択肢はクラウドへの復元ですが、これにはコストがかかります。 |
RPOおよびRTO |
VM、物理マシン、ワークステーション、アプリ、NAS、ストレージスナップショットオーケストレーション、CDPベースのレプリケーション向けのインスタントリカバリにより、最短(秒または分単位)のRPOおよびRTOを実現します。すべてが一つのプラットフォームに搭載されています! |
Rubrikではバックアップからの復元しか行わず(ストレージスナップショットやVMレプリカはなし)、ワークロードによってはインスタントリカバリを利用できないため、重要なデータセットに必要とされる秒または分単位のRPOおよびRTOを達成できません。 |
オーケストレーション | ||
検証済みの高い復元率 |
分離された堅牢なデータ復元力テスト(アプリケーションテストなど)と、バックアップ、ストレージスナップショット、VMレプリケーション、CDPベースのVMレプリケーションに対する復元計画の検証により、復元の成功率を自動的に検証します。 |
Rubrikの復元検証はVMware専用であるとともにバックアップに限られるため、基本的な起動テストのみに限定されます。 |
リカバリオーケストレーション |
バックアップ、ストレージスナップショット、VMレプリケーション、CDPに対する高度な復元オーケストレーションプランを作成することで、手作業を排除します。オーケストレーションプランの作成は簡単です。25以上の事前構築済みステップのリストから、目的のステップをプランにドラッグ&ドロップするだけです。 |
RubrikではVeeamのような高度なオーケストレーションプランが提供されないため、復元計画の各ステップを手動で実行する必要があります。また、CDPやVMレプリケーション、ストレージスナップショットのオーケストレーションも提供していません。 |
文書化 |
自動化された詳細な復元計画、復元テスト、これらのプロセスの各ステップを文書化した復元プロセスレポート機能により、コンプライアンスのためのレポートを経営陣や役員に容易に提出できます。 |
Rubrikでは、こうした詳細な復元オーケストレーションレポートは提供されません。 |
ハードウェア | ||
ハードウェア非依存性 |
Veeamでは70以上のベンダーが提供するあらゆるサーバーやストレージベンダーを利用できるため、ハードウェアのコストを管理して、ハードウェアのロックインを回避できます。 |
Rubrikが対応しているサーバーベンダーは3社のみで、それぞれのサーバータイプのモデル数も限られているため、選択肢が大幅に限られてコストも高くなります。 |
ハードウェアの統合 |
Veeamを貴社のストレージと統合することで、バックアップと復元を強化できます。Veeamは、70以上のストレージアレイのストレージスナップショットをオーケストレーションし、8つ以上の重複排除アプライアンスと統合します。 |
Veeamと異なり、Rubrikでは貴社のハードウェアを活用してバックアップと復元を高速化することはできません。統合できるのはほんの一握りのアレイのみで、オーケストレーションできるのはストレージスナップショットからのバックアップだけで、復元はオーケストレーションできません。 |
ポータブルバックアップファイル |
Veeamの自己記述型バックアップファイルはインフラストラクチャコンポーネントに依存しないため、究極のデータポータビリティによるメリットを活用できます。バックアップサーバーが消失した場合でも、バックアップファイルを簡単に移行して復元できます。 |
Rubrikではバックアップが独自の形式で保管されるため、Rubrikアプライアンス以外からリストアすることはできません。これによってベンダーロックインが発生し、場合によってはまったくリストアできなくなる可能性もあります。 |
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