大切なデータの保護は、自分たちで
Microsoft 365(旧Office 365)はパワフルなサービスを提供していますが、標準のMicrosoft 365ライセンスにはデータの包括的なバックアップは含まれていません。88%の企業が、今後2年以内にBackup as a Service(BaaS)を利用する可能性が非常に高いか、ほぼ確実であると予測しています。
Veeam Data Cloud for Microsoft 365は、Microsoft Exchange、SharePoint、OneDrive for Business、Teamsの包括的なデータ保護とデータ復元を提供するSaaSバックアップソリューションです。Entra IDのデータ保護もサポートしているため、Microsoft 365環境全体を制御できます。
Veeamは、Microsoft 365 Backup Storageの機能をMicrosoft 365データ保護ソリューションに最初に組み込んだ企業の一社です。
VeeamとMicrosoftの共同パートナーシップを通じて、スロットリングなしで大量のMicrosoft 365データの迅速なバックアップと復元が可能になり、組織をサイバー攻撃やデータ消失シナリオのリスクから保護することができます。
Veeamは、スピードとスケール、コントロールと柔軟性を備えた究極のMicrosoft 365バックアップと復元体験を提供します。
拡張可能性を念頭に置いて構築された、10年以上にわたる継続的なイノベーションに基づく最も包括的なデータ保護ソリューションです。
最新のWeb UIから、バックアップポリシーの作成やリストアの完了、Microsoft 365の分析情報の取得を簡単に行えます。
ソフトウェア、バックアップインフラストラクチャ、無制限のストレージが予測可能な所定のコストにバンドルされています。
Webブラウザからログインするだけでバックアップポリシーの作成を開始できます。バックアップポリシーと保持ポリシーが自動化されるため、設定も簡単です。
継続的なメンテナンスは専門家に任せ、最新の機能とセキュリティ修正を通じて最新の状態に保ちます。
大規模なMicrosoft 365環境専用に設計されており、バックアップとリストアの速度は最大で1時間あたり3〜5TBです。
大規模な一括リストアでランサムウェアやマルウェア攻撃からの回復力を高め、ビジネス継続性を確保してダウンタイムを最小限に抑えます。
Microsoft 365の全データをお好きなクラウドリージョンに保存して、現地の法律や規制に準拠します。
Entra IDのユーザー、グループ、アプリケーション登録、その他のオブジェクトの包括的なバックアップと復元。
グローバルなセキュリティ認定、256ビット暗号化、MFA、ロールベースのアクセス制御、サービスレベルのイミュータビリティによって支えられています。
パワフルなeDiscoveryでMicrosoft 365バックアップ内の必要なデータセットをすばやく見つけることができるため、時間と労力を節約できます。
レポートの生成、ログの表示、アクティビティの監視、ライセンスの管理を通じてバックアップ環境を常に制御できます。
価格体系とパッケージオプション
保護をEntra IDとバンドルして、さらに節約できます。両方を含む全てのプランの価格はMicrosoft 365ユーザー単位で設定されており、全てのMicrosoft 365ユーザーを保護する必要があります。
一般的に、Entra IDユーザーはMicrosoft 365ユーザーよりも多くなります。公正使用ポリシーにより、追加のEntra IDユーザーは最大3倍まで無料です。Veeamでは、Entra IDが有効なメンバーユーザーのみがカウントされます。全てのEntra IDユーザーをカウントするわけではありません。
例:10,000人のMicrosoft 365ユーザーは、最大30,000人のEntra ID対応メンバーユーザーをカバーします。
Premium
Microsoft Teamsのサポート
カスタマイズ可能なバックアップと保持
データの分離とセキュリティ機能
変更検出の高速化
サインインログと監査ログのバックアップ
きめ細かく柔軟な復元
大規模データセット向けに設計された超高速バックアップ
サイバー攻撃からの迅速なリストア
エンタープライズスケールでの一括リストア
Microsoft 365 Backup Storage
バックアップソフトウェアをお探しですか?
VeeamのMicrosoft 365バックアップソフトウェアは高度にカスタマイズ可能で、オンプレミスでもクラウドオブジェクトでも、どんなストレージにも接続できます。
マネージドBaaSとDRaaSをお探しですか?
Veeam Cloud & Service Providerパートナーの専門知識を活用して、Microsoft 365データやパブリッククラウドデータを保護したり、オフサイトバックアップやDRaaSの要件に対応したりできます。
Veeamが提供する新たなSaaSサービス、Veeam Data Cloud for Microsoft 365をご利用いただくことで、自己管理型のバックアップと比較してどれだけ節約できるかをご確認ください。
市場の認識は変わってきているものの、購入したクラウドサービス内の全てのMicrosoft 365データがMicrosoftによって自動的にバックアップされているという考えは、いまだによくある誤解です。Microsoftはあらゆるタイプの機能に向けて優れた回復力と組み込みツールを提供していますが、Microsoft 365プランにおいて包括的なバックアップソリューションは提供していません。
クラウドサービス内で提供されるものと、自社のMicrosoft 365データを保護する組織の責任との間には、Microsoft 365の責任共有が存在します。Microsoft 365の責任共有のしくみについて、弊社のブログ記事をご覧ください。
削除されたMicrosoft 365データの保持期間はアプリケーションによって異なります。たとえば、Exchange Onlineのメールボックスは、削除されたアイテムをデフォルトで14日間保持しますが、この設定は最大30日まで変更できます。ブラウザ内でSharePoint Onlineアプリケーションを使用する場合、削除されたアイテムは削除された時点から93日間ごみ箱に保持されます。
従業員が離職した場合はそのMicrosoftアカウントを削除できます。そのユーザーのデータは30日後に削除され、バックアップソリューションに保存しておかない限り利用できなくなります。
保持ポリシーを正しく設定するには時間がかかる場合があり、保持ポリシーの設定中に人為的ミスによりデータ消失が発生する可能性もあるため、注意が必要です。そのため、万が一に備えてMicrosoft 365のデータのバックアップを取っておくことが重要です。
Veeam Data Cloud for Microsoft 365またはVeeam Backup for Microsoft 365に必要なライセンス数を割り出すには、お使いのMicrosoft 365サブスクリプション内のユーザー数を確認してください。複数のMicrosoft 365サービス間で同じユーザーを2回以上数える必要はありません(例:Exchange Online、SharePoint Online、OneDrive for Businessで共通するユーザー1名 = Veeam Backup for Microsoft 365ユーザーも1名)。
Microsoft 365の各サービスの詳細は以下のとおりです。
Exchange OnlineまたはオンプレミスのExchange:ユーザーのメールボックスには、個人用のメールボックスまたはオンラインアーカイブメールボックス、あるいはその両方が該当する場合がありますが、そのユーザーに必要なライセンスは1つのみです。ただし、共有メールボックスとリソースメールボックスにライセンスは必要なく、無償でバックアップできます。
OneDrive for Business:OneDrive for Businessのユーザーライセンスは、一致するメールアドレスと自動的に連携します。つまり、同じライセンスを使用して、あるユーザーのメールと、それとは別のユーザーのOneDrive for Businessアカウントをバックアップすることはできません。OneDrive(「for Business」ではない)は別のストレージサービスであり、このソリューションではサポートされないことに注意してください。
SharePoint OnlineまたはオンプレミスのSharePoint:保護したいと考えているSharePointサイトへのアクセスが許可されている、Microsoft 365サブスクリプション(またはオンプレミス導入)内の各SharePointユーザーには、組織のSharePoint環境をバックアップして保護するためにライセンスを付与する必要があります。ハイブリッドのSharePoint環境(オンプレミスのSharePointとSharePoint Onlineなど)があり、同一のユーザーがその両方にアクセスする場合、そのユーザーに必要なVeeamライセンスは1つのみです。外部のSharePointユーザーにライセンスは必要ないことに注意してください。外部のSharePointユーザーとは、1つまたは複数のサイト、ファイル、またはフォルダへのアクセス権を与えられている、Microsoft 365サブスクリプションには含まれていないユーザーです。外部認証ユーザーは基本的な共同タスクに制限され、外部匿名ユーザーは特定の権限が与えられた場合に特定のドキュメントの編集または閲覧が可能になります。
Microsoft Teams:Veeam Backup for Microsoft 365またはVeeam Data Cloud for Microsoft 365を使用してチームを保護する場合は、アクティブなチームメンバーであり、Microsoft 365で有償のTeamsライセンスを保有しているそれぞれのユーザーにライセンスが必要になります。
Veeamは、転送中および転送後のデータの暗号化、常にマルチファクター認証を使用すること、ユーザーと管理者に対して厳格なセキュリティコントロールを行うことなど、ゼロトラストのアプローチを採用しています。
Veeam Data Cloud for Microsoft 365にはプライマリバックアップでのサービスレベルのイミュータビリティ機能が備わっており、データの保護状況に応じて追加料金は発生しません。
バックアップデータは仮想的かつ物理的に隔離された場所に保管されて、Microsoft 365やお客様のインフラストラクチャからは分離されます。
また、Microsoft Azureから継承される、ストレージレベルのデータセキュリティのメリットを得ることもできます。
いったんバックアップされたデータをユーザー(管理者や攻撃者を含む)が変更、改ざん、削除することはできません。Veeam Data Cloudはローカル冗長ストレージ(LRS)を使用しており、顧客データの3つのコピーがプライマリAzureリージョン内の3つの個別のディスクに保存されます
Veeamの基本原則とセキュリティ機能の詳細については、ユーザーガイドのセキュリティに関するセクションを参照してください。
https://helpcenter.veeam.com/docs/vdcm365/userguide/security.html
Veeam Data CloudではAzure Storageを使用して、Microsoft 365の重要なバックアップデータを保護します。多くの場合、組織のデータを保管できる場所は、データ所在地、規制コンプライアンス要件、パフォーマンス最適化に関するニーズによって決まります。Veeamなら17のAzureデータセンターリージョンを使用できるため、貴社データの保存場所に関する固有の要件を確実に満たすことができます。
EUのお客様は、MicrosoftのEUデータ境界内のデータセンターを選択することで、データがヨーロッパ域内に維持され、データの整合性、セキュリティ、プライバシーに関するヨーロッパの各種規制基準への準拠を維持できます。
Azure Storageでは場所を選択できることに加え、世界トップクラスの回復力とサービスレベルのイミュータビリティ(不変性)が提供されます。Veeam Data Cloudは、プライマリリージョンの単一のデータセンター内で3回のレプリケーションを実行するローカル冗長ストレージ(LRS)を提供します。Veeam Data Cloud for Microsoft 365 Premiumを利用すると、データの冗長コピーを2つの独立したメディアに保存し、もう1つは別の場所に保管することで、データ保護のベストプラクティスの業界標準である3-2-1ルールに準拠し、データ消失のリスクを軽減できます。
はい。Veeamでは、Microsoft 365の使用頻度やストレージ使用量が少ない教職員/学生および現場作業員向けに、特別なライセンスをご用意しています。
教育分野向けには、有料の教職員ユーザー1名につき無料の学生6名という非常に魅力的な価格を提供しています。1ユーザーあたりのMSRPは月額3.50ドルからで、有料の教職員ユーザー10名以上が最少購入要件になります。ご購入いただくと、追加の割引が適用される場合があります。
お客様の環境に基づいたお見積もりについては、営業担当にお問い合わせください。
時間をおいて、再度お試しください
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