vSphere環境で VeeamBackup_<servername> という名前のデータストアがアクセス不可と表示されます。
<servername>はVeeam Backup & Replicationリポジトリのマウントサーバとして割り当てられたサーバのホスト名、FQDN、またはIPです。
ESXiホストがデータストア名に記載されているマウントサーバ上のvPower NFSサービスによってホストされているNFS共有にアクセスできないため、データストアが「アクセス不可」と表示されます。
Veeam vPower NFS機能を使用しているリストアジョブがない場合、データストアが「アクセス不可」と表示されるのは想定された動作です。
Veeam vPower NFSを使用するリストア操作:
Veeam vPower NFS機能を使用するリストアジョブが実行中でない場合、データストアがアクセス不可と表示されるのは想定通りの動作です。
VeeamBackup_データストアは、将来のリストア操作のために迅速に再びアクティブ化できるように、仮想環境にマウントされたままになっています。
VeeamBackup_データストアは必要に応じてアンマウントすることもでき、将来のvPower NFSベースのリストア時に必要であれば再作成されます。
vPower NFS 機能を使用するリストアの試行中に問題が発生した場合は、「vPower NFS データストアのマウントに関する問題のトラブルシューティング」を参照してください。
詳細説明
Veeam Backup & ReplicationはIPアドレス認証を使用して、Veeam vPower NFS共有へのアクセスを制限します。Veeam vPower NFSを含むリストアが開始されると、環境における各ESXiホストのIPアドレスが全部vPower NFS共有へのアクセス許可リストに追加されます。リストアが完了すると、許可リストのエントリは削除されます。ただし、 vPower NFS サービスが再起動するまでは、許可リストは変更されません。vPower NFS サービスが再起動されるか、マウントサーバ自体が再起動されると、許可リストが更新され、データストアがアクセス不可としてマークされます。
このフォームは、ナレッジベースに対するご意見専用となっております。ソフトウェアでお困りの場合は、サポートケースを作成してください。