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【2017年5月16日】Veeam、顧客のクラウド移行が進む中、 ProPartnerとサービス・プロバイダーの収益機会を大幅に拡充

  • 顧客のクラウドへの移行に際して、Veeamはリセラーとサービス・プロバイダーが顧客のマルチ・クラウドないしハイブリッド・クラウド環境へのデータ移動・管理を支援できるようにするとともに、パブリック・クラウドと物理的ワークロードを管理・保護する事業の拡大を可能にします。
  • 新たなVeeam Accredited Service Providerパートナー(VASP)プログラムは、高度なサポートを通じてパートナー・サービスの収益とエンゲージメントを促進します。
  • 100%チャネル・モデルに基づく、BaaS(Backup as a Service、サービスとしてのバックアップ)とDRaaS(Disaster Recovery as a Service、サービスとしての災害復旧 )市場でのリーダーとしての地位を一段と強化します。

 

Availability for Always-On Enterpriseを実現するソリューションの革新的プロバイダーであるVeeam Software(本社:スイス、バール。以下、Veeam)は本日、パートナー支援プログラムを発表しました。顧客企業がマルチ・クラウドやハイブリッド・クラウドへ移行する中、パートナーの収益や事業機会の拡大を目ざすものであり、Veeamが最近実施した調査で明らかになった、69%の顧客企業がデジタル・トランスフォーメーション実現にはアベイラビリティが欠かせないという市場環境にこたえるものです。

'Always-On Cloud' Availability Platformとして提供される新製品によって、サービス・プロバイダーとリセラーは、顧客のマルチ・クラウド環境でのデータ移行と管理を支援しながら、パブリック・クラウドと物理的ワークロードの管理・保護という新たな収益機会が生まれます。サービス・デリバリー・モデルに合わせて特別に設計され、価格設定された新しいサービスとプログラムには、以下の内容が含まれています。

  • 新搭載のVeeam Service Provider Console(一元的管理画面)とVeeam Agentによる、パブリック・クラウド(AWS、Microsoft Azureなど)のワークロード、物理サーバー、エンドポイントの移行、管理、保護。
  • 新たなVeeam CDPとvCloud Directorを統合することで、企業の基幹業務アプリケーションを保護し、DRaaSを大幅に強化。
  • 顧客がアーカイブと保持に関するコンプライアンス要件を満たすことができるようにするサービスとしてのTape as a Service(TaaS)。
  • Veeam Backup for Microsoft Office 365で、Microsoft Office 365向けに新たにマルチ・テナント、マルチ・リポジトリ、および自動化機能を装備。
  • VAR(付加価値販売業者)とVCSP(Veeam Cloud & Service Provider)をむすぶ新しいVeeam Cloud and Service Provider Directory。
  • 新Veeam Accredited Service Providerプログラムでプロフェッショナル・サービスの収益と顧客満足度を向上。

Veeamの共同CEO兼社長、ピーター・マッケイ(Peter McKay)は次のように述べています。「当社は、ProPartnerと、VCSPのエコシステムを通じて、顧客がマルチ・クラウド環境にデータを移行し、管理できるよう支援することに注力しています。現在開催中の顧客・パートナー・イベントVeeamON 2017では、パートナー・サービスの収益とエンゲージメントを大きく促進するための新しいサービスやプログラムを発表しています。」

現在、Veeamはクラウドのデータ管理・保護のためのソリューションを提供している業界最大規模のチャネル・パートナーのネットワークを有しています。これには、バックアップと災害復旧サービスを提供するProPartnerが47,000社、VCSPが15,000社、そしてクラウドでのバックアップと災害復旧サービスを提供するVeeam Cloud Connectを使用しているパートナー2,000社が含まれます。

マッケイはさらに、次のように述べています。「Veeamは創業以来100%チャネル販売を行う会社でしたが、今回発表した新ソリューションによって、BaaS(サービスとしてのバックアップ)とDRaaSの市場におけるリーダーとしての立場をさらに盤石にし、この100%チャネルの戦略をリセラーからサービス・プロバイダーにまで拡充していきます。」

パブリック・クラウド(AWSAzureなど)の移行、管理、保護

規模の大小を問わずあらゆる組織がクラウド・コンピューティングを採用する傾向が続く中、アベイラビリティ・インフラストラクチャの効率的な構築、管理、監視が困難になりかねません。新たなVeeam Service Provider Console(第3四半期に一般提供開始予定。今週のVeeamON 2017ではリリース候補版が公開)は、サービス・プロバイダーや企業がVeeamのアベイラビリティ・サービスを導入、管理、監視するために必要とするすべてを(ワークロードがどこにホストされているかには関係なく)提供します。

パートナーは、顧客の仮想、物理、クラウドベースのVeeam アベイラビリティ・サービスのプロビジョニングと管理を行うことで付加価値を提供でき、さらに、現行のサービスにBaaSとDRaaSの各サービスを加えることで新たな収益源を生み出すことができます。

Veeam CDPvCloud Directorの統合による企業の基幹業務アプリケーションの保護

災害復旧に要するコストを最小限に抑え、復旧時間を短縮するため、サービス・プロバイダー向けに以下のようなDRaaSの拡張機能を導入しています。

  • Veeam CDP(継続的データ保護)は、顧客が災害時にTier 1アプリケーションを保護および復旧できるよう支援するもので、Veeam Cloud Connectと併せて用いることで、VCSPが大きな収益を生み出すサービスを構築できるようにします。Veeam Cloud Connectは、vSphere API for I/O Filtering(VAIO)を使用して、プライベート・クラウドまたはマネージド・クラウドを継続的に複製します。
  • vCloud DirectorとVeeam Cloud Connect Replicationとの統合により、パートナーはDRaaSに対応したvCloudを使用することで、日常の管理保守コストを削減し、マルチ・テナント構成を簡素化できます。

Tape as a ServiceTaaS

Veeam Cloud Connect BackupのTape as a Service(TaaS)を使用することで、サービス・プロバイダーはテープアウト・サービスを提供できます。このサービスにより、顧客はアーカイブや長期保存に関するコンプライアンス要件への対応、ネットに接続しないバックアップによるランサムウェアや内部関係者からの脅威からのデータ保護、またストレージが完全に失われた場合の災害復旧に備えたさらなる手段を提供できるようにします。

マルチ・テナントに対応した新Veeam Backup for Microsoft Office 365

Veeam Backup for Microsoft Office 365にマルチ・テナント機能を追加しました。このアップデートで、サービス・プロバイダーはVeeam提供サービスのプラットフォームを強化し、新たな収益源を創出し、事業を成長させることができます。

今回のアップデートで、TCO(総所有コスト)が改善されるとともに、以下の重要な新機能が提供されています。

  • マルチ・リポジトリ、マルチ・テナントのアーキテクチャ。単一設備でもこれまでよりも大規模なOffice 365導入環境を保護。またOffice 365のバックアップ・サービスを提供可能になりました。
  • 管理オーバーヘッドを最小限に抑え、復旧時間を短縮し、コストを削減するため、RESTful APIとPowerShell SDKによる自動化が可能になりました。

Veeam Cloud and Service Provider Directory

Veeam Cloud and Service Provider Directoryは無料のオンラインプラットフォームで、Veeamの顧客とパートナーが、Veeam製品を使用してホスティング・サービスを提供している近隣のクラウドとサービス・プロバイダーを見つけることができます。このディレクトリにより、プロバイダーは、顧客と直接取引でき、収益の機会が拡大します。

Veeam Accredited Service Provider プログラム

Veeam Accredited Service Providerパートナー(VASP)プログラムにより、Veeamのソリューションに関連するより高品質なプロフェッショナル・サービスを提供可能になります。また、顧客がVeeamソリューションの設計、導入、管理に投資することで、信頼性とROIの向上を実現できるよう支援するものです。

新プログラムには、以下のようなメンバー特典が用意されています。

  • マーケティング・プロモーションと可視性: Veeamは、VASPメンバーがアベイラビリティ・ソリューションに最高水準の技術力で高品質のプロフェッショナル・サービスを提供できることを認定し、その事業を支援します。また、Veeamのウェブサイト上でエンドユーザーがVASPを検索できるようサポートします。
  • 技術サービスの向上: 専任のシニア・プリセールス・アドバイザーに加えて、Veeam Service CatalogとTechnical Libraryでガイダンスとドキュメントが入手可能です。
  • デモとトレーニングの支援:VASPに参加する以前のパートナー・レベルに関係なく、専用ライセンスを利用して、製品のデモやトレーニング・セッションを行うことができます。
  • 共同ブランドとマーケティング:VASPには、RFPへの対応に役立つ文書に加え、プロモーションやオンライン・マーケティングで使えるロゴやバナーが提供されます。

※上記の情報は、「Veeamクラウド・サービス無料プログラム」を前提に2017年2月に発表した「Veeam 2億ドル計画」の一環です。Veeamをオン・プレミスのバックアップ・リカバリーに使っている顧客は、パートナー経由で、クラウド・バックアップとDRaaSを最大1,000ドル分まで無料で利用することができます。

Veeamの大手パートナーからの強力なサポート

CDWの製品&パートナー管理を担当するバイス・プレジデント、トム・ケイヒル(Tom Cahill)氏は、次のように述べています。「今日の発表で、パートナーに対するVeeamの姿勢を再確認することができました。われわれはVeeamとの関係を大切にして、今後、強化された製品・サービスの恩恵をお客様が受けられるよう邁進したいと考えています。」

セキュア・クラウド・サービスの大手グローバル・プロバイダー ilandの社長、ブライアン・アシャー(Brian Ussher)氏は次のように述べています。「Veeamは私たちにとってかけがえのないパートナーです。Veeamがあってこそ、私たちは革新的なクラウド・バックアップや災害復旧のソリューションを提供でき、世界中のお客様が事業に欠かせない業務アプリケーションやデータを保護することができるのです。ilandと同様、Veeamも革新的なソリューションと顧客価値の推進に全力で取り組んでいます。Veeamとのパートナーシップを継続することで、顧客とパートナーに共同で対応できる大きなチャンスが得られたことを大変喜んでいます。」

Insightの製品管理担当シニア・バイス・プレジデントであるボブ・ケイン(Bob Kane)氏は、次のように述べています。「当社は、Veeamの年間最優秀コーポレート・リセラーとして、顧客によるデジタル・トランスフォーメーションへの取り組みを、最前線でVeeamとともに支援しています。われわれは、Veeamのような大手ベンダーと提携することに力を入れ、Intelligent Technology Solutionsを顧客に提供することで、その事業の変革のお手伝いをしています。Veeamを利用することで、当社の顧客はその業務を改善する最新のデータセンターや仮想環境ソリューションを利用し、よりスマートな事業運営を実現しています。」

OffsiteDataSyncのCEO、マシュー・チェスタートン(Mathew Chesterton)氏は次のように述べています。「Veeamとのパートナーシップは、業務提携の最高の成功事例です。Veeamは、バックアップやDRaaSの分野においても、新市場や収益性の高い製品・サービスへの継続的拡大を促進する強力なVCSPパートナー・プログラムでも、革新的であり続けています。われわれは本日の発表とビジネスチャンスの到来にたいへんな興奮を味わっています。このチャンスは、パブリック・クラウドとハイブリッド・クラウドのワークロード、継続的データ保護(CDP)、ネットに接続しないバックアップなど、重要なテクノロジーの課題に対処することで生まれたものです。Veeamは、バックアップとDRaaSの市場で圧倒的なソリューションを提供し続けており、それは当社の成功に直接結びついています。」

PhoenixNAPの製品担当バイス・プレジデント、ウィリアム・ベル(William Bell)氏は、次のように述べています。「クラウド・サービスの分野はかつてないほど動きが激しくなっています。その中で、クラウド事業への参入や事業の拡大を目指すプロバイダーにとって、Veeamは明らかに新たなチャンスを生み出してくれる頼りになる存在です。PhoenixNAPは、Veeamとパートナーシップを組み、Availability for the Always-On Enterpriseを提供するソリューションを提供することで、顧客企業がビジネスの可能性を拡大できるよう支援していけることを嬉しく思います。」

SingleHopのチャネルセールス担当のバイス・プレジデント、マーク・メルカド(Mark Mercado)氏は次のように述べています。「本日の発表で、Veeamは最高のパートナーであり、顧客のため究極のアベイラビリティを実現する業界のリーダーであることを改めて実証しました。クラウド・コンピューティングは、バックアップとリカバリーの分野でいままでにない商機を生み出してくれますが、そこで成功するには適切な技術と、顧客のニーズに対する優れた理解が欠かせません。Veeamはそのことを知っています。イノベーションをもたらす適格な能力と、当社の製品、販売、マーケティング・チームとのコラボレーションを受け入れてくれる強い意志があるからこそ、Veeamはわれわれにとって理想的なパートナーなのです。」

本日のVeeamONのニュースの要約は、https://www.veeam.com/blog/day-1-highlights-veeamon-2017-partner-day.htmlでご覧いただけます。

詳細は、 www.veeam.com をご参照ください。

 

 

Veeam Softwareについて

世界中の企業が、Always-On Enterprise すなわち24時間365日止まらないビジネス環境を実現しようとした場合に、多くの課題に直面します。Veeamではこの課題を解決するために、Availability for the Always-On Enterpriseという新たな市場を開拓し、「迅速な復元」、「データ損失の予防」、「検証済みの高い復元率」、「データの活用」、「詳細な可視性」という機能を備えたまったく新しいタイプのソリューション、Veeam Availability Suiteにより、すべてのアプリケーションおよびデータについて15分未満のRTPO(Recovery Time and Point Objectives、目標復旧時間および目標復旧時点)の達成を可能にしました。Veeam Backup & Replicationが含まれるこのソリューションは、仮想化、ストレージ、およびクラウドといった技術を活用して最先端のデータセンター構築を可能にすると共に、時間の節約、リスクの軽減、および投資コストや運用コストの大幅な削減を両立し実現することで、Veeamのお客様の現在と将来にわたるビジネス目標達成を常にサポートします。

Veeamは2006年に設立され、現在は世界中に47,000社のProPartnerと242,000社を超える顧客を擁しています。スイスのバールにグローバル本社を置き、世界各地に支社を開設しています。

詳細は、https://www.veeam.com/ をご参照ください。