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Veeam、年次カンファレンス「VeeamON 2022」が開幕 先進的データ保護の未来に向けたビジョンを発表

今年の「VeeamON 2022」は、ハイブリッドイベントとして4万5,000人が参加登録、 Veeamは'21年下期のIDC調査において、データマネジメントソリューションのプロバイダとして世界的に同率1位を獲得したことを報告したほか、製品ロードマップを紹介、第1回ランサムウェアレポートの調査結果を発表しました

2022年5月17日 米国ネバダ州 ラスベガス開催「VeeamON 2022」 -  先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理ソリューションのリーダー企業であるVeeam Software(以下、Veeam)は、本日、年次カンファレンス「VeeamON 2022」を開幕し、世界中から集まった約4万5,000人の参加登録者にハイブリッドな体験を提供しています。

オンサイト(米国ラスベガス)とバーチャルを組み合わせた体験を通じて、クラウド、仮想、物理、SaaS、Kubernetes環境にわたるデータ保護に関するVeeamのビジョンを解説する「VeeamON 2022」は、新CEOのアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)、最高技術責任者(CTO) 兼 製品戦略担当シニアバイスプレジデントのダニー・アラン(Danny Allan)などVeeam経営幹部による基調講演、ハドソン湾会社KASIKORN Business-Technology Group (タイ・KBTG)などのゲストスピーカーが登壇、データ保護のジャーニーの加速を目指すお客様とそのパートナーにとって有益なインサイトを提供する内容となっています。

Veeamの最高経営責任者(CEO)であるアナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は次のように述べています。

「VeeamONは、2019年のマイアミ開催以来、対面イベントとして開催できることは大変喜ばしいことです。ここ数年、私たちは皆、バーチャルな体験を最大限に活用してきましたが、リアルな関わりに代わるものはありません。 VeeamON 2022では、データマネジメントの未来に対するVeeamのビジョンを共有するだけでなく、Veeamが現在市場で同率1位のデータ保護ベンダーであること、そして、クラウド、SaaS、Kubernetesの各ビジネスが大きく成長し、2022年第一四半期の年間経常収益(ARR)が前年同期比25%増となったことを記念して実施されます。IT業界が直面するマクロトレンドは、ランサムウェア攻撃の脅威やマルチ/ハイブリッドクラウドアーキテクチャの世界的な採用など、多くの課題を抱えていますが、私たちはコミュニティ一丸となって、最も堅牢なソリューションをお客様にお届けしています」

この1年間で、Veeamは、AWS、Azure、Google Cloudを使用したデータ保護のクラウドネイティブソリューションを含む『Veeam Backup & Replication v11a』を含む30を超える製品アップデートを発表しています。これらのイノベーションにより、Veeamは、Veeam Backup for Microsoft 365ビジネスが前年比73%増と予想を上回る速さで成長し、Veeam Availability Suiteでは前年比36%増を記録しました。また2021年度の年間経常収益(ARR)は前年比27%増kとなり、過去最高の業績を達成することができました。この成功は2022年第1四半期も続いており、Veeamは年間経常収益(ARR)を前年同期比25%増、サブスクリプションビジネス全体で前年同期比78%増と報告しています。このような一貫した業績により、VeeamはIDC調査のデータのレプリケーションおよび保護市場において、'21年下期、世界的に同率1位のプロバイダ1となりました。最新のIDC半期ソフトウェア・トラッカー、2H'21では、Veeamは、世界のデータレプリケーションと保護(DR&P)市場において、上位5社、他のすべてのベンダーの合計、および市場全体の平均で最も速い収益成長率を記録しています。事実、Veeamの前年同期比成長率は、同市場で最も近い上位5社の競合他社の2倍以上となっています。

※1 IDCでは、全世界のソフトウェア市場において、2社以上のベンダーの売上シェアが0.5%ポイント以下の差である場合、統計的に同数であると定義しています。

アナンド・エスワラン(Anand Eswaran)は次のように述べています。

「市場における首位獲得はVeeamだけでなく、当社のエコシステム全体にとって大きな成果であり、これをともに現実にしてくれたお客様とパートナーの皆さまに感謝します」

「Veeamチーム全体は、お客様の成功を後押しすることにこだわっており、このように評価されるのは素晴らしいことです。VeeamON 2022の参加者は、今年の残りと2023年に向けてのVeeamのロードマップがどのように画期的なイノベーションを提供するかを知ることができます。このイノベーションは、お客様のビジネスの効率性と敏捷性を促進し、データがどこにあっても保護し、デジタル変革の次のステージに十分に備えることができるよう支援してまいります」

VeeamON 2022では、Veeamは第1回ランサムウェアに関する調査レポートの結果も発表も行います。サイバー攻撃を受けた経験のある1,000人以上のITリーダーを対象とした独自調査により、平均して組織のデータの47%が暗号化され、そのうち69%のみがデータを復元できたことが明らかになりました。同様に憂慮すべきことは、この調査では、身代金を支払ってもデータ復元が必ずしも保証されているとは限らず、94%のサイバー犯罪者が攻撃の一環としてバックアップストレージの破壊を試みており、半数以上の企業が、増大する脅威に対してデータを保護するためにサイバーセキュリティの復旧手順の全面的見直しまたは大幅改善が必要であると認めていることです。 2021年、身代金を支払うことなくデータを回復できた組織はわずか19%でした。Veeamは、残りの81%のグローバル企業および組織が今後同じように身代金を支払わずデータ復元を実現できるようなサポートにより注力してまいります。

VeeamON 2022の中核はコミュニティであり、Veeamはお客様およびパートナーとのナレッジ共有を重視していますが、IT専門家の未来の世代を応援するべく、プログラミングができる女性を増やすことを目的にしたNPO法人Girls Who Codeの活動支援にも取り組んでいます。VeeamONの参加者は、バーチャルまたは現地参加にかかわらず、テクノロジーにおけるジェンダーギャップを解消するために貢献することができます。参加者は、VeeamON 2022のフォトブースで自身の写真やビデオを撮影し、次代のIT専門家へ向けたコメントを追記することができます。支援先としてGirls Who Codeを選択し、Veeamを通して写真寄付を行います。

Girls Who CodeのCEO、タリカ・バレット(Tarika Barrett)氏は、次のように述べています。

「私たちは、女子中高生や若い女性のコンピューターサイエンスへの情熱を育むだけでは不十分で、その興味を有益で刺激的なキャリアに変える機会を平等に提供するための道筋も構築する必要があると考えています。私たちはVeeamとのパートナーシップに感謝し、技術分野のジェンダーギャップを低減するため最も厳しい状況に置かれている生徒にも競争の場を均等与えることを通して、私たちが今日暮らしている多様な社会を代表する包括的な技術人材を育むために協力していきます」

※「VeeamON 2022」(米国時間5月16日~5月19日)の登録はこちらをご参照ください。

Veeam Softwareについて

Veeamは先進的データ保護を提供するバックアップ、リカバリ、データ管理のリーダー企業です。クラウド、仮想、SaaS、Kubernetes、物理環境の単一プラットフォームを提供しており、Veeamのお客様は、業界で最もシンプルかつ柔軟で信頼性に優れた強力なプラットフォームによってアプリやデータが保護され、常に利用可能であることを確信しています。Veeamは、世界全体で40万社以上のお客様を保護しています。これには、フォーチュン 500の81%以上、グローバル 2,000の70%以上が含まれます。米国オハイオ州コロンバスに本社を置き、世界30か国以上で事業所を展開するVeeamのグローバルエコシステムには、3万5,000社以上のテクノロジーパートナー、リセラーパートナー、サービスプロバイダー、アライアンスパートナーが含まれています。詳細については、https://www.veeam.com/jpをご覧いただくか、LinkedIn(@veeam-software)とTwitter(@veeam)でVeeamをフォローしてください。