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Veeamカスタマーサポートポリシー

貴社に適用されるサポートポリシーをご覧になるには
貴社のユーザータイプに関連するタブを選択してください。

1. 概要

サポートケースを提出できるのは、ケース管理者、ライセンス管理者、サポートパートナーのみです。環境の管理についてはケース管理者の管理ユーザーガイドを参照してください。また、Veeamパートナーがお客様に代わってケースを開く必要がある場合は、サポートパートナーのケース管理を参照してください。お電話でサポートケースを開く際は、有効なサポートIDをお知らせいただくと、速やかにご案内できます。

本カスタマーサポートガイドでは、Veeamエンドユーザーライセンス契約に従ってお客様にライセンス許諾されたVeeamソフトウェア製品限定のサポートサービスと連絡先情報のほか、迅速な対応と問題解決のためのサポート窓口へのお問い合わせ方法に関するベストプラクティスについて詳しく説明します。

ソリューションの設計とアーキテクチャのレビュー(環境のレビュー、構成設計/支援、バックアップインフラストラクチャの計画、設計、実装)、および製品トレーニングはVeeamサポートの対象外です。こうしたリクエストについてサポートが必要な場合は、当社の営業担当者にお問い合わせください。追加のトレーニング資料はVeeam Universityに用意されています。

Veeamのウェブサイトでは、すぐに役立つ情報を豊富にご提供しています(日本語サイト:http://www.veeam.co.jp)。Veeamカスタマーサポートに連絡する前に下記のオンラインリソースをご参照ください。

Veeam R&Dフォーラム

Veeam製品を利用しているお客様やチームとの製品に関する情報交換(製品ごとの打ち合わせを含む)を行えます。

 

フォーラムの管理やモデレーターは、製品管理チームが担当します。また、ご登録いただくことで、新しいパッチなどがリリースされた際にWeekly Community Digestと題したメールが配信されます。ご利用にあたり、追加料金は不要です。

カスタマーポータル

カスタマーポータルにログオンすることで、以下のことが可能になります。

  • お客様のサポートケースの作成または管理
  • 「ワンクリックアップデート」の要求
  • 既存のサポートケースへのログの添付
  • 製品のダウンロードとパッチの入手
  • ライセンスの管理
ナレッジベース

ナレッジベースでは、各種操作に関する記事を確認したり、よくある質問に対する回答を検索したりできます。

技術マニュアル

最新の技術マニュアルをオンラインで確認したり、ダウンロードできます。

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Veeam R&Dフォーラム

Veeam R&Dフォーラムで、ご利用のVeeam製品やソフトウェアに関するサポートを受けることができます。

Veeam製品を利用しているお客様やチームとの製品に関する情報交換(製品ごとの打ち合わせを含む)を行えます。

フォーラムの管理やモデレーターは、製品管理チームが担当します。また、ご登録いただくことで、新しいパッチなどがリリースされた際にWeekly Community Digestと題したメールが配信されます。ご利用にあたり、追加料金は不要です。

カスタマーポータル

カスタマーポータルにログオンすることで、以下のことが可能になります。

  • お客様のサポートケースの作成または管理
  • 「ワンクリックアップデート」の要求
  • 既存のサポートケースへのログの添付
  • 製品のダウンロードとパッチの入手
  • ライセンスの管理
ナレッジベース

ナレッジベースで、よくある質問の検索、手順に関する記事をご覧いただけます。

技術マニュアル

最新の技術マニュアルをオンラインで確認し、ダウンロードできます。

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上記の他に、音声サービスもご提供しています。音声サービスの利用またはアクセスをもって、お客様の音声入力情報が録音・収集されることに同意したものとみなされます。音声入力情報は、お客様に音声サービスを提供するため、またVeeamの製品およびサービスを改善するために利用されます。これ以外の目的で、お客様の音声入力情報が利用されることはありません。Veeamにとって、お客様の個人情報は非常に重要なものです。お客様の情報の利用方法や保護方法については、Veeamデータプライバシーポリシーをご覧ください。

2. サポート対応言語

Veeam Backup & Replicationについては、以下の表に示す言語で一次レベルのテクニカルサポートサービスを提供しています。その他の製品については、英語のみの対応になります。対応時間は、通常の営業時間内です(お客様の現地時間で8:00~18:00)。 
アメリカ合衆国

英語、スペイン語

カナダ

英語、フランス語

欧州、中東、アフリカ

英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、スペイン語、イタリア語

アジア太平洋 英語、日本語、中国語(北京語)
中南米 英語、スペイン語、ポルトガル語
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営業時間終了後、一次サポートは全て英語のみでの対応となります。二次・三次レベルのサポートは全て英語のみでの対応となります。

3. サポートプログラム

有償保守契約にご加入中、または評価ライセンスの有効期間中のお客様は全て、後掲の営業時間欄に指定されている営業時間内に、ウェブまたは電話によりサポート窓口に連絡することができます。無償ライセンスのお客様については、ウェブまたはメールによりサポートを提供いたしますが、こちらはベストエフォート形式のみとなります。

なお、適切なスペシャリストにお繋ぎするために、電話によるサポートを受ける場合は、まずカスタマーポータルでサポートケースを作成しておく必要があります。

3.1. プレミアムサポート

Veeamプレミアムサポートはトップクラスのお客様に対して、質の高い、きめ細やかなITサポートを提供します。お客様に応じた効率的なサービスを、アカウント専任のサポート担当者(SAM)が、ケースの開始から完全解決に至るまでサポートします。

3.2. プロダクションサポート

プロダクションサポートプログラムでは、24時間対応のソフトウェアサポートサービスを提供しており、重要な問題には迅速な応答時間が保証されています。プロダクションサポートを受けるには、対象となる全てのソケットのライセンスがプロダクションサポートレベルである必要があります。プロダクションサポートレベルのライセンスでない場合、ベーシックサポートレベルのサポートになります。

3.3. ベーシックサポート

ベーシックサポートプログラムでは、以下に定める営業時間内で、製品のアップグレードや更新プログラムとあわせて、ソフトウェアサポートサービスを提供します。製品ライセンスの購入に際し、1年間のベーシックサポートが付与されます。

3.4. 評価版サポート

評価版サポートプログラムでは、所定の評価期間中(月曜日から金曜日まで)、以下に定める営業時間にソフトウェアサポートサービスを提供します。

3.5. サポートプログラムの比較一覧表

評価版サポート
製品のアップデート なし
製品のアップグレード なし
テクニカルサポート 電話/ウェブ
ベーシックサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ
プロダクションサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ
プレミアムサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ/SAM
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サービス 評価版サポート ベーシックサポート プロダクションサポート プレミアムサポート
製品のアップデート なし あり あり あり
製品のアップグレード

なし

あり あり あり
テクニカルサポート

電話/ウェブ

電話/ウェブ 電話/ウェブ 電話/ウェブ/SAM
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3.6. 営業時間

営業時間は、お客様の現地の営業日で、下記に定めるとおりです。
サポートプログラム 営業時間
評価版 月~金:8:00~17:00
ベーシック

月~金:8:00~20:00

プロダクション

24時間365日

プレミアム 24時間365日
サポート担当者がお客様の現地の営業時間中に対応(セクション5.5参照)
無償/NFRライセンス製品のサポートは、ベストエフォートで提供されます
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4. 深刻度の定義および応答時間に関するSLA

4.1. 深刻度レベルに関するガイドライン

深刻度レベルは、問題の緊急度を示すもので、迅速かつ効果的な対応を行うのに役立ちます。深刻度レベルの区分が不正確な場合、ケース処理プロセス全体に支障が生じ、お客様に悪影響を及ぼす可能性があります。問題を報告する際は、お客様とVeeamサポートのアナリストで協議して、適切な深刻度レベルについて合意してください。お客様は、影響度にかかわる業務状況に変更が生じた場合、問題の深刻度レベルを変更できます。

応答時間の目標は、問題や問い合わせへの初回応答時間の目標を意味しています。深刻度1の問題については、Veeamと連携できる技術者がお客様側にいることを条件として、プロダクション、プレミアムの各サポートで、以下の状況になるまで24時間対応します。

  • 解決策や対応策が実施され、業務への影響が軽減されるまで。
  • 深刻度が相互の合意により引き下げられるまで。

4.2. 評価版のお客様

有効な評価版ライセンスをお持ちのお客様にも、正式評価期間中、「ベーシックサポート」と同等の応答時間を提供できるよう最善を尽くします。

4.3. Community版、無償版、NFRライセンス製品

Community版、無償版、NFRライセンス製品については、電話によるサポートは提供していません。スタッフが電子メールによるサポートで対応できる限り、最善の努力をいたしますが、対応時間の目標や応答保証は設定されていません。ホットフィックス、パッチ、およびアップデートのご利用については、対応する製品の少なくとも1つの展開に対して、有効な保守契約が必要です。有効な保守契約をお持ちでない場合は、定期的にリリースされる一般提供製品をダウンロードすることで修正を適用することができます。

同様に、一般の問い合わせケースで、Veeamのウェブサイトやサービスに対するフィードバック用のものについては、SLAは設定されておらず、電話によるサポートも受け付けておりません。

4.4 深刻度レベルに関する説明

深刻度 説明 プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA

深刻度1

  • 業務上重要なソフトウェアコンポーネントまたはVeeamが管理するシステムが動作不能または利用不能になった場合。
  • 本番システムが停止した場合、または緊急事態が生じた場合。
  • 対応策や解決策を直ちに要する。

例:全ての監視、バックアップおよびスケジュールに影響する極端に異常な終了が発生した場合、またはダウンもしくはオフライン中の本番システムが回復不能な場合、Veeam製品が原因でアプリケーションまたはシステムの不具合が生じた場合。

30分以内 1時間以内 2営業時間以内
深刻度2
  • 本番の運用に悪影響を及ぼしているが、本番システムは停止していない場合。
  • 製品は動作しているが重大な利用制限が生じている場合。

例:本番アプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

30分以内 3時間以内 8営業時間以内
深刻度3
  • 本番環境以外に問題がある場合。
  • 機能の大部分がまだ使用可能であり、限定的な条件で容易に回避できる場合。

例:本番ではないアプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

30分以内 6時間以内 12営業時間以内
深刻度4
  • 製品機能に影響せず、容易に回避できる軽微な問題または質問。

例:手順に関する質問、メッセージの本文またはドキュメントの表現に問題があるか、またはスペルミスがある、一般的なフィードバック。

30分以内 8時間以内 24営業時間以内
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深刻度1
説明
  • 業務上重要なソフトウェアコンポーネントまたはVeeamが管理するシステムが動作不能または利用不能になった場合。
  • 本番システムが停止した場合、または緊急事態が生じた場合。
  • 対応策や解決策を直ちに要する。

例:全ての監視、バックアップおよびスケジュールに影響する極端に異常な終了が発生した場合、またはダウンもしくはオフライン中の本番システムが回復不能な場合、Veeam製品が原因でアプリケーションまたはシステムの不具合が生じた場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
1時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
2時間以内
深刻度2
説明
  • 本番の運用に悪影響を及ぼしているが、本番システムは停止していない場合。
  • 製品は動作しているが重大な利用制限が生じている場合。

例:本番アプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
3時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
8営業時間以内
深刻度3
説明
  • 本番環境以外に問題がある場合。
  • 機能の大部分がまだ使用可能であり、限定的な条件で容易に回避できる場合。

例:本番ではないアプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
6時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
12営業時間以内
深刻度4
説明
  • 製品機能に影響せず、容易に回避できる軽微な問題または質問。

例:手順に関する質問、メッセージの本文またはドキュメントの表現に問題があるか、またはスペルミスがある、一般的なフィードバック。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
8時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
24営業時間以内
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4.5. 目標対応時間に関するSLA


深刻度
目標対応時間に関するSLA
プレミアム プロダクション ベーシック 評価版 無償版/NFR
深刻度1

30分以内

1時間以内 2営業時間以内 なし なし
深刻度2

30分以内

3時間以内 8営業時間以内 8営業時間以内 ベストエフォート
深刻度3

30分以内

6時間以内 12営業時間以内 12営業時間以内 ベストエフォート
深刻度4 30分以内 8時間以内 24営業時間以内 24営業時間以内 ベストエフォート
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プレミアム
深刻度1 30分以内
深刻度2 30分以内
深刻度3 30分以内
深刻度4 30分以内
プロダクション
深刻度1 1時間以内
深刻度2 3時間以内
深刻度3 6時間以内
深刻度4 8時間以内
ベーシック
深刻度1 2営業時間以内
深刻度2 8営業時間以内
深刻度3 12営業時間以内
深刻度4 24営業時間以内
評価版
深刻度1 なし
深刻度2 8営業時間以内
深刻度3 12営業時間以内
深刻度4 24営業時間以内
無償版/NFR
深刻度1 なし
深刻度2 ベストエフォート
深刻度3 ベストエフォート
深刻度4 ベストエフォート
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5. カスタマーサポートへの連絡

ケースを作成し保守情報の提供を受ける役割の、ケース管理者またはその他担当者を貴社内で指定する必要があります。この担当者は、Veeamサポートエンジニアと協力して未解決の問題を解決するにあたり、適切な技術力とシステムレベルへのアクセス権を有していることが必要です。このサポート担当者は、Veeamサポートに対する貴社の窓口となることから、貴社内で発生した全ての問題について報告を受けている必要があります。サポート担当者は、必要に応じてVeeamサポートに問題を報告します。
下記の情報を提供する態勢を整えておいてください。

  • 会社名、氏名
  • サポートID*
  • ケース番号(電話によるサポートで必要です)
  • 製品名、リリースレベル、製品の保守状況

*提供するサポートIDは、問題の発生している製品に現時点でインストールされているサポートIDである必要があります。

5.1. ケースの記録

発生した問題に関してどのような情報をご提供いただけるかが、問題の診断・解決スピードに大きく影響することがあります。次の情報をご提供ください。

  • 問題の説明、お客様のシステムと業務への影響、問題の深刻度、エラーメッセージの正確な文言、診断の詳細
  • 問題を再現する手順、既知の対応策
  • お客様の担当者の電話番号とメールアドレス
  • 最もご都合の良い連絡時間と連絡方法(電子メールまたは電話)

5.2. サポートケースの送信

Veeamでは、サポートと連携する方法として様々な手段を提供しています。ケース作成時には問題の初期深刻度レベルを設定するようお願いいたします。

5.3. ウェブによる場合

ウェブブラウザを使用してカスタマーポータルでケースを送信できるのは、ライセンス管理者、指定されたケース管理者、およびサポートパートナー(該当する場合)のみです。
ケースを作成するには新しいケースウィザードに従ってください。ケース提出後、一意のケース番号が記載された確認メールをお送りします。未解決のケースの管理タブでケースをご覧になることも可能です。

5.4. 電話による場合

電話によるサポートをご利用いただくには、まずカスタマーポータルでケースを作成しておく必要があります(手順は上述)。ケースを作成することで、ケース番号が発行されます。ケース番号は、電話によるサポートですぐにご利用いただけます。ケース番号を事前に発行しておくことで、発生している問題に関連する適切なスペシャリストにお繋ぎすることが可能になります。また、この問題に以前対応したことのあるエンジニアと再度お繋ぎすることも可能になります。各地域の窓口の電話番号については、本ページ下部にあるお問い合わせ窓口の一覧をご覧ください。

お問い合わせいただいた問題に関して、診断情報の収集と分析が必要な場合は、エンジニアから診断情報の提供をお願いすることや、短時間のリモートセッションによる調査をお願いさせていただくことがございます。エンジニアはできる限り多くの情報を収集しようとしますが、ログファイルをオンラインで調査することはありません。ログ分析を効率的に行うために、ログ解析ツールや社内のみで使用できるリソースを使用します。必要な診断情報をエンジニアが受け取ったら、その情報をオフラインで調査して再度お客様に連絡いたします。 

電話によるサポートを利用できるのは、テクニカルサポートのケースまたはライセンスケースの場合のみです。一般の問い合わせケースで、Veeamのウェブサイトやサービスに対するフィードバックについては、電話によるサポートを受け付けておらず、SLAも設定されておりません。

5.5. サポート担当者への連絡(プレミアムサポートのお客様のみ)

担当のサポート担当者(SAM)にご連絡ください。SAMによって最適なシニア・サポート・エンジニアにチケットが割り当てられます。お電話やチケットが記録されてから30分以内に、問題の分析を開始します。お客様の現地の営業時間中は、専任のSAMが、問題管理や解決策の調整の直接の窓口として対応します。

5.6. フォローアップ

解決プロセス中、電話か電子メールまたはそれらの両方を使用して、サポートエンジニアからお客様に連絡します。深刻度レベルは、深刻度の定義に基づく影響度に対する相互の合意によりお客様の同意を得て修正されることがあります。

5.7. カスタマーサポートによる問題解決

Veeamサポートによって、問題の調査・解決にあたる熟練した人員が適時割り当てられます。問題が解決されるまで、サポートチームからお客様に解決状況が通知されるほか、報告を受けた問題が解決された時点でもお客様に通知されます。解決プロセス中のいかなる時点でも問題の処理にご不満がある場合は、「マネージャーと話す」フォームをご利用ください。これにより、Veeamはお客様のご懸念を把握し、必要に応じて担当者を変更することができます。

更新プログラムまたは未解決のケースに関する情報についてお客様に連絡する際は、別の営業日に3回連絡を試みます。連絡をとることができない場合、お客様の同意なくケースをクローズすることがあります。問題が継続している場合、お客様は新たにケースを作成し、そのなかで以前のケースを参照することができます。

サポートケースの解決には、次の対応のいずれかが含まれることがあります。

  • 問題の修正プログラムを提供する(ケースをクローズ)
  • 業務またはシステムの永続的な対応策(ケースをクローズ)
  • 業務またはシステムの一時的な対応策(ケースの深刻度レベルを引き下げ)
  • 修正プログラムまたは対応策の開発に関する行動計画:マイルストンと依存関係が設定、通知、追跡される(ケースの深刻度レベルが変更される可能性がある)
  • 問題がお客様独自のカスタマイズまたは拡張によるもので、保守の対象外の場合(お客様に通知後、ケースをクローズ)

Veeam製品のインストール、設定およびアップグレードは、Veeamサポートのサポート対象外です。インストールおよびアップグレードのチュートリアルはサポートされていません。

5.8. ユーザーのスクリプト

Veeamサポートでは、要請を受けてスクリプトを作成することはありません。カスタムスクリプトに関するトラブルシューティングはサポート対象外です。また、VeeamのAPIエンドポイント(RESTful APIおよびPowershell)を使ったコード開発のための設計、プロセスウォークスルー、コラボレーション、コードレビュー、およびその他の同様のプロセスもサポートされません。公式のRESTFul APIエンドポイントと公式のPowershellコマンドレットのみがサポートされます。.NET リフレクションを含むNETのメソッドとクラスはサポートされません。

5.9. 機能リクエスト

Veeam製品の向上に役立つようなコミュニティからのフィードバックは大変貴重なものです。そのため、Veeamでは、いつでも機能リクエストを受け付けています。弊社のソフトウェアの機能または機能セットについてご提案がある場合は、Veeam R&Dフォーラムにアクセスしてご要望を記したトピックを作成するか、サポートチームを含めたケースを作成してお望みの動作やユースケースを記載してください。サポート担当者がお客様の機能リクエストを提出いたします。

5.10. 顧客満足度調査

ケースのクローズ後、サポートとのやり取りをされたお客様にアンケートを実施し、カスタマーサポートに関する最近の体験について新たなフィードバックを入手しています。アンケートの結果は経営陣に提供されます。この電子メールには、オンラインによるアンケートのリンクがあり、サポートケースの処理内容、専門的対応、サポートアナリストの知識、ケースの管理に対する全体的な満足度などの質問が用意されています。回答するには、ケースのクローズ後に受信したアンケート回答依頼の電子メール内のリンクをクリックしてください。

6. Veeam製品のライフサイクル

提供されるサポートサービスのレベルは、製品の特定のバージョンについて定められているライフサイクルの段階により異なります。製品の現行バージョンは、サポートサービスと更新/修正プログラムを含む完全サポートを受けることができますが、それ以前のバージョンのサポートは限定的な対応となることがあります。既知の対応策または既存の修正プログラムおよびサポート対象バージョンのアップグレードによる支援のリストは、旧バージョンまたは廃止バージョンの利用者にも提供されます。

このリストは、リリースごとにアップデートされます。製品とそれぞれの状況の最新の一覧については、Veeam製品のライフサイクルポリシーを参照してください。

6.1. リリースのサポート

  • 新規リリース — 一般提供用(General Availability:GA)に公開された全ての新製品。
  • 現行リリース — サービスの質を最大限に高めるために、リリース一覧表に含まれている製品のみに限定してテクニカルサポートを提供しています。
  • 「修正終了」指定のリリース — サポートは提供され、既存のプログラム修正は利用可能ですが、新たな修正プログラムは作成されず、機能拡張も行われません。
  • 「サポート終了」または「提供中止」指定のリリース — サポートは提供されません。
  • サポート対象外のリリースについては、新たな製品の機能拡張と修正プログラムはご利用になれません。Veeamは、正式に「サポート終了」、「提供中止」と指定した、またはそれに準ずる指定のあるソフトウェアに対しサポートを提供する義務を負いません。

6.2. 製品の保守

Veeamの目標は、迅速な問題解決にとどまらず、最初から問題が発生しないようにすることです。

そのため、新しい製品やリリースの開発・リリースサイクルには、厳格な品質管理手順が組み込まれています。通常の製品は、品質保証(Quality Assurance)、アルファテスト(Alpha Test)、ベータテスト(Beta Test)、コントロールドリリース(Controlled Release)という複数のテスト段階を経て正式にリリースされます。

同じように複雑で要求の多い環境で運用される複雑なソフトウェアについても問題が生じることがあります。修正プログラムと解決策は、しばしば次の製品リリースに取り込まれますが、次の保守リリースの一部に含まれることもあります。最も緊急度が高い場合は、特定の製品バージョンに適用可能なホットフィックスで対応されます。これらのリリースが実施される場合、ウェブサイトや電子メールにより新リリースの提供をお知らせします。

ホットフィックスの開発は、影響を受ける製品の一般公開されている最新ビルドにアップグレードされたお客様のみが利用できます。

7. サードパーティ製ソフトウェアのサポート

Veeamは、問題の原因がサードパーティ製のソフトウェアまたはハードウェアのいずれにあるかを判定するための問題分析を支援します。問題がサードパーティ製品に関連しているとVeeamサポートが判断した場合、Veeamでは問題を切り分けるために、お客様にサードパーティ製のソフトウェアまたはハードウェア製品を削除するようお願いすることがあります。

サードパーティ製のソフトウェアおよびハードウェアのサポートについては、Veeamが利用する可能性のあるサードパーティ製品との依存関係を含め、それぞれのサードパーティベンダーによって提供される必要があります。

8. 試験的機能のサポート

技術マニュアルやリリースノート(情報)をはじめとした記事や案内などで「実験的」とマークされているVeeam製品の機能では、お客様は、Veeamの品質管理プロセスの初期段階にあるソフトウェア機能を使用することができます。この段階のソフトウェア機能は、すべてのシナリオやすべてのプラットフォームバージョンで、テストが完全には実施されていないことを意味します。Veeamでは、早期にフィードバックをもらうこと、さまざまな環境の実際の現場でテストを行い検証してもらうことを目的に、こうした機能を利用できるようにしています。

Veeamは「実験的」な機能を正式にサポートするにあたり、次の制限事項を設けています。

  • 本ページで前述のサポートSLAは保証されません。
  • 実験的な機能に関連するホットフィックスやパッチは、実験的でない機能のほうが優先されるため、優先順位が低くなります。

9. パブリッククラウドサービスをご利用のお客様のサポート

パブリッククラウドサービスをご利用のお客様のサポートとして、対象のパブリッククラウドサービスを利用する操作(データのアップロードやダウンロードなど)をVeeamサポートエンジニア側で行う必要がある場合があります。前述の作業によって、クラウドサービスの料金が別途発生する可能性があります。そうした作業を進めることで、お客様は発生する可能性のある料金について明示的に通知されていることを認識し、これを承諾したものとみなされます。Veeamは、提案したトラブルシューティング作業に起因する追加のコストや損害について、一切の責任を負わないものとします。

10. Veeam構成データベースのサポート

次のドキュメントは、Veeam構成データベースをホストするSQLインスタンスのサポートに対するVeeamの責任の概要を示すものです。

サポートされる構成

ユーザーガイドのSQLデータベースセクションで参照されている構成のみがサポートの対象となります。

インストールとアップグレード

サポートでは、インストールに関する基本的なトラブルシューティングを支援します。管理者は、ここに記載されている必要な権限がVeeam Serviceアカウントに付与されていることを確認する必要があります。

特定のセキュリティツール(グループポリシーやウイルス対策など)はインストール時に問題を引き起こす可能性があるため、インストールを続行するために、Veeamコンポーネントを許可リストに登録するか、ツールを完全に無効にする必要がある場合があります。SQLインスタンスをインストールする際に許可リストに登録すべき項目については、ウイルス対策とOSベンダーによる推奨事項を参照し、https://veeam.com/kb1999に記載されている例外が設定されていることを確認します。

場合によっては、SQLデータベースでのVeeam製品の使用に関連しないインストールやアップグレードの問題のトラブルシューティングを支援するために、SQLベンダーや専門的なサービスを提供する組織の関与が必要になることがあります。Veeamサポートでは、そうしたSQLベンダーに向けてTSANet経由でケースを作成するか、SQLベンダーに向けたサポートケースの作成方法をお客様に直接ご案内することがあります。お客様またはその委託サービスパートナーは、Veeamに関連しない問題や一般的な問い合わせ、Webセッションについては、SQLベンダーサポートとともに対応する必要があります。Veeamでは、調査に必要なすべての情報を確実に利用できるようにすることで、こうした問題の解決も支援しています。この支援は、問題の結論が出るまで継続されます。Veeamでは、こうした状況下でSQLベンダーから当社製品に関して特定の質問がある場合などは、リクエストに応じてWebセッションに参加することが可能です。

Veeamサポートでは、Veeam構成データベースをホストするSQLインスタンスやオペレーティングシステムのアップグレードまたはパッチ適用はサポートしません。

VeeamセールスパートナーおよびVeeam Cloud Service(VCSP)パートナーは、実装、ソフトウェアアップデート/メンテナンス、ソリューション設計といったVeeam製品のライフサイクル全体にわたって、お客様に最高のサービスエクスペリエンスを提供するようトレーニングを受け、その職務を行っています。当社のセールスパートナーがVeeam、またはVeeamのインフラストラクチャ固有の割り当てに関してサポートが必要な場合は、Veeamエコシステムに関連するあらゆるタスクに精通したVeeam Accredited Service Partner(VASP)に問い合わせることができます。

データベースの変更

Veeamテクニカルサポートは、Veeamソフトウェアの誤動作が原因であると判断されたデータベースの問題/不整合の修正を可能な範囲でご支援いたします。状況によっては、そのような問題を解決するテクニカルサポートの能力が大幅に制限される場合があります。

SQLインスタンス自体の誤動作に関連する問題は、SQLインスタンスベンダーとお客様の契約に基づき、SQLインスタンスベンダーによってサポートされます。

テクニカルサポートの監督なしにデータベースを変更することはサポートされません。Veeamサポートは、そうした変更に関連すると判断された問題の修正は支援せず、そうした変更を含む環境もサポートいたしません。

Veeamサポートは、ソフトウェアの意図された動作の回避を目的としたデータベースの変更(または変更の支援)は行いません

カスタムスクリプトとレポート

Veeamサポートでは、オンデマンドでカスタムコードを提供することはいたしません。レポート用に正式にサポートされているエンドポイントは、Veeam Powershellコマンドレットと公式ReSTful APIエンドポイントです。

11. アメリカ合衆国連邦政府向けサポート

アメリカ合衆国連邦政府向け代理店として、Veeamサポートは、前述の方法を用いて問題と解決の判断を支援します。米国に拠点を置く連邦政府へのサポート対応時間は次のとおりです。月曜~金曜:8:00~21:00(東部標準時)、土曜:12:00~0:00(東部標準時)、日曜:12:00~20:00(東部標準時)、時間外にも連絡可能。Veeamサポートに連絡する場合は、時間を問わず、下記の電話番号欄に記載されている、アメリカ合衆国連邦政府担当窓口に電話してください。電話によるサポートをご利用いただくには、承認を受けているエンジニアやテリトリー担当のみが問題の対応にあたるよう、カスタマーポータルで事前にケースを作成しておく必要があります。アメリカ合衆国連邦政府向けソリューションに関するその他の情報は、www.veeam.com/federal.htmlでご覧になれます。

12. お問い合わせ窓口

12.1. ウェブサポートページ

12.2. Veeamライセンスポリシー

12.3. 電話番号

所在地域の電話番号より、Veeamのテクニカルサポートチームにお問い合わせください。

電話によるサポートをご利用いただくには、まずカスタマーポータルでケースを作成しておく必要があります(上記5.3を参照)。ケースを作成することで、ケース番号が発行されます。ケース番号は、電話によるサポートですぐにご利用いただけます。ケース番号を事前に発行しておくことで、発生している問題に関連する適切なスペシャリストにお繋ぎすることが可能になります。また、この問題に以前対応したことのあるエンジニアと再度お繋ぎすることも可能になります。

北米
カナダ +1 647 694 0922
アメリカ合衆国(フリーダイアル) 1 800 774 5124
アメリカ合衆国(フリーダイアル) 1 800 913 1940
アメリカ合衆国 +1 614 339 82 52
合衆国連邦政府 +1 240 399 50 82
ヨーロッパ
ベルギー +32 78 48 02 54
デンマーク +45 78 77 54 76
フランス +33 1 70 61 83 74
イスラエル(フリーダイアル) 1 800 015 079
イタリア +39 042 6047505
オランダ +31 8 58880655
ノルウェー +47 854 04 385
ポーランド(フリーダイアル) 00 800 112 51 01
ポルトガル +351 30 880 1730
スペイン +34 911 829 760
スウェーデン +46 10 199 25 77
チェコ共和国(フリーダイアル) 800 022 924
アイルランド(フリーダイアル) 1 800 818 910
英国(フリーダイアル) 0 800 051 89 36
ウクライナ +380 89 3243810
中南米
アルゼンチン +54 11 5984 2088
コロンビア +57 1 381 0636
メキシコ +52 55 4741 1493
ペルー(フリーダイアル) 0 800 70 008
ブラジル(フリーダイアル) 0 800 761 2311
ブラジル +55 11 3958 7370
中東、アフリカ
南アフリカ +27 11 062 3011
サウジアラビア(フリーダイアル) 800 814 6659
アラブ首長国連邦(フリーダイアル) 8000 3570 3954
エジプト 0 800 000 9562
アジア太平洋
オーストラリア(フリーダイアル) 1 800 648 604
オーストラリア +61 2 6108 4305
オーストラリア +61 2 8014 4545
日本(フリーダイアル) 0120 922 345
ニュージーランド(フリーダイアル) 0 800 456140
ニュージーランド +64 9 974 9594
シンガポール +65 3158 2239
中国(フリーダイアル) 400 990 9444
マレーシア(フリーダイアル) 1 800 818 147
タイ(国内フリーダイアル) 1 800 294 298
韓国(フリーダイアル) 00798 14 203 0092
台湾(国内フリーダイアル) 0 800 868 280
インドネシア +62 855 7467 0334
フィリピン +63 2 231 2112
ベトナム +84 23 6445 8069

1. 概要

サポートケースを提出できるのは、ケース管理者、ライセンス管理者、サポートパートナーのみです。環境の管理についてはケース管理者の管理ユーザーガイドを参照してください。また、Veeamパートナーがお客様に代わってケースを開く必要がある場合は、サポートパートナーのケース管理を参照してください。お電話でサポートケースを開く際は、有効なサポートIDをお知らせいただくと、速やかにご案内できます。

本カスタマーサポートガイドでは、Veeamエンドユーザーライセンス契約に従ってお客様にライセンス許諾されたVeeamソフトウェア製品限定のサポートサービスと連絡先情報のほか、迅速な対応と問題解決のためのサポート窓口へのお問い合わせ方法に関するベストプラクティスについて詳しく説明します。

ソリューションの設計とアーキテクチャのレビュー(環境のレビュー、構成設計/支援、バックアップインフラストラクチャの計画、設計、実装)、および製品トレーニングはVeeamサポートの対象外です。こうしたリクエストについてサポートが必要な場合は、当社の営業担当者にお問い合わせください。追加のトレーニング資料はVeeam Universityに用意されています。

Veeamのウェブサイトでは、すぐに役立つ情報を豊富にご提供しています(日本語サイト:http://www.veeam.co.jp)。Veeamカスタマーサポートに連絡する前に下記のオンラインリソースをご参照ください。

Veeam R&Dフォーラム

Veeam製品を利用しているお客様やチームとの製品に関する情報交換(製品ごとの打ち合わせを含む)を行えます。

 

フォーラムの管理やモデレーターは、製品管理チームが担当します。また、ご登録いただくことで、新しいパッチなどがリリースされた際にWeekly Community Digestと題したメールが配信されます。ご利用にあたり、追加料金は不要です。

カスタマーポータル

カスタマーポータルにログオンすることで、以下のことが可能になります。

  • お客様のサポートケースの作成または管理
  • 「ワンクリックアップデート」の要求
  • 既存のサポートケースへのログの添付
  • 製品のダウンロードとパッチの入手
  • ライセンスの管理
ナレッジベース

ナレッジベースでは、各種操作に関する記事を確認したり、よくある質問に対する回答を検索したりできます。

技術マニュアル

最新の技術マニュアルをオンラインで確認したり、ダウンロードできます。

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Veeam R&Dフォーラム

Veeam R&Dフォーラムで、ご利用のVeeam製品やソフトウェアに関するサポートを受けることができます。

Veeam製品を利用しているお客様やチームとの製品に関する情報交換(製品ごとの打ち合わせを含む)を行えます。

フォーラムの管理やモデレーターは、製品管理チームが担当します。また、ご登録いただくことで、新しいパッチなどがリリースされた際にWeekly Community Digestと題したメールが配信されます。ご利用にあたり、追加料金は不要です。

カスタマーポータル

カスタマーポータルにログオンすることで、以下のことが可能になります。

  • お客様のサポートケースの作成または管理
  • 「ワンクリックアップデート」の要求
  • 既存のサポートケースへのログの添付
  • 製品のダウンロードとパッチの入手
  • ライセンスの管理
ナレッジベース

ナレッジベースで、よくある質問の検索、手順に関する記事をご覧いただけます。

技術マニュアル

最新の技術マニュアルをオンラインで確認し、ダウンロードできます。

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上記の他に、音声サービスもご提供しています。音声サービスの利用またはアクセスをもって、お客様の音声入力情報が録音・収集されることに同意したものとみなされます。音声入力情報は、お客様に音声サービスを提供するため、またVeeamの製品およびサービスを改善するために利用されます。これ以外の目的で、お客様の音声入力情報が利用されることはありません。Veeamにとって、お客様の個人情報は非常に重要なものです。お客様の情報の利用方法や保護方法については、Veeamデータプライバシーポリシーをご覧ください。

2. サポート対応言語

Veeam Backup & Replicationについては、以下の表に示す言語で一次レベルのテクニカルサポートサービスを提供しています。その他の製品については、英語のみの対応になります。対応時間は、通常の営業時間内です(お客様の現地時間で8:00~18:00)。 
アメリカ合衆国

英語、スペイン語

カナダ

英語、フランス語

欧州、中東、アフリカ

英語

アジア太平洋 英語、日本語、中国語(北京語)
中南米 英語、スペイン語、ポルトガル語
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営業時間終了後、一次サポートは全て英語のみでの対応となります。二次・三次レベルのサポートは全て英語のみでの対応となります。

3. サポートプログラム

有償保守契約にご加入中、または評価ライセンスの有効期間中のお客様は全て、後掲の営業時間欄に指定されている営業時間内に、ウェブまたは電話によりサポート窓口に連絡することができます。無償ライセンスのお客様については、ウェブまたはメールによりサポートを提供いたしますが、こちらはベストエフォート形式のみとなります。

なお、適切なスペシャリストにお繋ぎするために、電話によるサポートを受ける場合は、まずカスタマーポータルでサポートケースを作成しておく必要があります。

3.1. プロダクションサポート

プロダクションサポートプログラムでは、24時間対応のソフトウェアサポートサービスを提供しており、重要な問題には迅速な応答時間が保証されています。プロダクションサポートを受けるには、対象となる全てのソケットのライセンスがプロダクションサポートレベルである必要があります。プロダクションサポートレベルのライセンスでない場合、ベーシックサポートレベルのサポートになります。

VCSPプロダクションサポートプログラムでは、24時間対応のソフトウェアサポートサービスを提供しており、重大な問題に対しては迅速な応答時間が保証されています。プロダクションレベルのサポートは、次のコミットメントと期待値に沿うVCSPパートナー全員を対象とします。

  • VCSPパートナーは、お客様から報告のあったレベル1の問題に対して技術サポートを直接提供する責任を全面的に負い、一般に公開されているVeeam製品マニュアルを利用して、エンドユーザーから寄せられるレベル1の問題をトリアージするプロセスを確立するものとします。
  • 技術的な問題がパートナー側で解決できる範囲を超えてしまった場合、パートナーはこちらにあるチケット発行ポータルを通じてVeeamサポートに支援を要請します。
  • Veeamサポートはレベル2専用のグローバルなサポートグループで、VCSPパートナーとその製品ポートフォリオを専門とするサポート担当者が、24時間365日体制で対応いたします。
  • Veeamサポートでチケットを作成する際には、必要なログ情報をポータルに入力してください(手順についてはこちら)。また、ログやグラフィカルインターフェイスに表示されるVeeam製品のエラーメッセージをVeeamサポートに提供してください。Veeam側で状況を診断し分析を行うのに役立ちます。
  • VCSPパートナーのお客様は、個別のライセンス契約をVeeamと直接締結していない限り、Veeamサポートと直接やりとりすることはできません。サポートのやりとりは全てVCSPパートナーを通じて調整され、パートナーはお客様とVeeamサポートとのコミュニケーションプロセスを管理する責任を負います。
  • VeeamサポートがVCSPパートナーのお客様と直接連絡を取る必要がある場合は、そのパートナーが調整を行い、そのやりとりにも参加します。
  • Veeamサポートポリシーに基づき、VCSPパートナーはお客様をVCSPアカウントのケース管理者として設定することはできません。また、お客様をVCSPアカウントのケース管理者に設定すると、貴社の全ての顧客を対象に保持している情報にセキュリティ上のリスクが生じてしまいます。
  • クライアントに対するパートナーのSLAは、パートナーとVeeamとの間のSLAの取り決めとは無関係です。お客様に対して独自のSLAを定義する前に、4.5項で定めるVeeamの初動対応SLAを使用することをご検討ください。

3.2. ベーシックサポート

ベーシックサポートプログラムでは、以下に定める営業時間内で、製品のアップグレードや更新プログラムとあわせて、ソフトウェアサポートサービスを提供します。製品ライセンスの購入に際し、1年間のベーシックサポートが付与されます。

3.3. 評価版サポート

評価版サポートプログラムでは、所定の評価期間中(月曜日から金曜日まで)、以下に定める営業時間にソフトウェアサポートサービスを提供します。
評価版サポート
製品のアップデート なし
製品のアップグレード なし
テクニカルサポート 電話/ウェブ
ベーシックサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ
プロダクションサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ
プレミアムサポート
製品のアップデート あり
製品のアップグレード あり
テクニカルサポート 電話/ウェブ/SAM
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4. 深刻度の定義および応答時間に関するSLA

4.1. 深刻度レベルに関するガイドライン

深刻度レベルは、問題の緊急度を示すもので、迅速かつ効果的な対応を行うのに役立ちます。深刻度レベルの区分が不正確な場合、ケース処理プロセス全体に支障が生じ、お客様に悪影響を及ぼす可能性があります。問題を報告する際は、お客様とVeeamサポートのアナリストで協議して、適切な深刻度レベルについて合意してください。お客様は、影響度にかかわる業務状況に変更が生じた場合、問題の深刻度レベルを変更できます。

応答時間の目標は、問題や問い合わせへの初回応答時間の目標を意味しています。深刻度1の問題については、Veeamと連携できる技術者がお客様側にいることを条件として、プロダクション、プレミアムの各サポートで、以下の状況になるまで24時間対応します。

  • 解決策や対応策が実施され、業務への影響が軽減されるまで。
  • 深刻度が相互の合意により引き下げられるまで。

4.2. 評価版のお客様

有効な評価版ライセンスをお持ちのお客様にも、正式評価期間中、「ベーシックサポート」と同等の応答時間を提供できるよう最善を尽くします。

4.3. Community版、無償版、NFRライセンス製品

Community版、無償版、NFRライセンス製品については、電話によるサポートは提供していません。スタッフが電子メールによるサポートで対応できる限り、最善の努力をいたしますが、対応時間の目標や応答保証は設定されていません。ホットフィックス、パッチ、およびアップデートのご利用については、対応する製品の少なくとも1つの展開に対して、有効な保守契約が必要です。有効な保守契約をお持ちでない場合は、定期的にリリースされる一般提供製品をダウンロードすることで修正を適用することができます。

同様に、一般の問い合わせケースで、Veeamのウェブサイトやサービスに対するフィードバック用のものについては、SLAは設定されておらず、電話によるサポートも受け付けておりません。

深刻度1
説明
  • 業務上重要なソフトウェアコンポーネントまたはVeeamが管理するシステムが動作不能または利用不能になった場合。
  • 本番システムが停止した場合、または緊急事態が生じた場合。
  • 対応策や解決策を直ちに要する。

例:全ての監視、バックアップおよびスケジュールに影響する極端に異常な終了が発生した場合、またはダウンもしくはオフライン中の本番システムが回復不能な場合、Veeam製品が原因でアプリケーションまたはシステムの不具合が生じた場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
1時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
2時間以内
深刻度2
説明
  • 本番の運用に悪影響を及ぼしているが、本番システムは停止していない場合。
  • 製品は動作しているが重大な利用制限が生じている場合。

例:本番アプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
3時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
8営業時間以内
深刻度3
説明
  • 本番環境以外に問題がある場合。
  • 機能の大部分がまだ使用可能であり、限定的な条件で容易に回避できる場合。

例:本番ではないアプリケーションの応答時間やシステムのパフォーマンスは遅いが、システムは利用可能である場合。一部の監視またはバックアップが影響を受けている場合。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
6時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
12営業時間以内
深刻度4
説明
  • 製品機能に影響せず、容易に回避できる軽微な問題または質問。

例:手順に関する質問、メッセージの本文またはドキュメントの表現に問題があるか、またはスペルミスがある、一般的なフィードバック。

プレミアムサポートの目標対応時間に関するSLA
30分以内
プロダクションサポートの目標対応時間に関するSLA
8時間以内
ベーシックサポートの目標対応時間に関するSLA
24営業時間以内
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プレミアム
深刻度1 30分以内
深刻度2 30分以内
深刻度3 30分以内
深刻度4 30分以内
プロダクション
深刻度1 1時間以内
深刻度2 3時間以内
深刻度3 6時間以内
深刻度4 8時間以内
ベーシック
深刻度1 2営業時間以内
深刻度2 8営業時間以内
深刻度3 12営業時間以内
深刻度4 24営業時間以内
評価版
深刻度1 なし
深刻度2 8営業時間以内
深刻度3 12営業時間以内
深刻度4 24営業時間以内
無償版/NFR
深刻度1 なし
深刻度2 ベストエフォート
深刻度3 ベストエフォート
深刻度4 ベストエフォート
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5. カスタマーサポートへの連絡

ケースを作成し保守情報の提供を受ける役割の、ケース管理者またはその他担当者を貴社内で指定する必要があります。この担当者は、Veeamサポートエンジニアと協力して未解決の問題を解決するにあたり、適切な技術力とシステムレベルへのアクセス権を有していることが必要です。このサポート担当者は、Veeamサポートに対する貴社の窓口となることから、貴社内で発生した全ての問題について報告を受けている必要があります。サポート担当者は、必要に応じてVeeamサポートに問題を報告します。
下記の情報を提供する態勢を整えておいてください。

  • 会社名、氏名
  • サポートID*
  • ケース番号(電話によるサポートで必要です)
  • 製品名、リリースレベル、製品の保守状況

*提供するサポートIDは、問題の発生している製品に現時点でインストールされているサポートIDである必要があります。

5.1. ケースの記録

発生した問題に関してどのような情報をご提供いただけるかが、問題の診断・解決スピードに大きく影響することがあります。次の情報をご提供ください。

  • 問題の説明、お客様のシステムと業務への影響、問題の深刻度、エラーメッセージの正確な文言、診断の詳細
  • 問題を再現する手順、既知の対応策
  • お客様の担当者の電話番号とメールアドレス
  • 最もご都合の良い連絡時間と連絡方法(電子メールまたは電話)

5.2. サポートケースの送信

Veeamでは、サポートと連携する方法として様々な手段を提供しています。ケース作成時には問題の初期深刻度レベルを設定するようお願いいたします。

5.3. ウェブによる場合

ウェブブラウザを使用してカスタマーポータルでケースを送信できるのは、ライセンス管理者、指定されたケース管理者、およびサポートパートナー(該当する場合)のみです。
ケースを作成するには新しいケースウィザードに従ってください。ケース提出後、一意のケース番号が記載された確認メールをお送りします。未解決のケースの管理タブでケースをご覧になることも可能です。

5.4. 電話による場合

電話によるサポートをご利用いただくには、まずカスタマーポータルでケースを作成しておく必要があります(手順は上述)。ケースを作成することで、ケース番号が発行されます。ケース番号は、電話によるサポートですぐにご利用いただけます。ケース番号を事前に発行しておくことで、発生している問題に関連する適切なスペシャリストにお繋ぎすることが可能になります。また、この問題に以前対応したことのあるエンジニアと再度お繋ぎすることも可能になります。各地域の窓口の電話番号については、本ページ下部にあるお問い合わせ窓口の一覧をご覧ください。

お問い合わせいただいた問題に関して、診断情報の収集と分析が必要な場合は、エンジニアから診断情報の提供をお願いすることや、短時間のリモートセッションによる調査をお願いさせていただくことがございます。エンジニアはできる限り多くの情報を収集しようとしますが、ログファイルをオンラインで調査することはありません。ログ分析を効率的に行うために、ログ解析ツールや社内のみで使用できるリソースを使用します。必要な診断情報をエンジニアが受け取ったら、その情報をオフラインで調査して再度お客様に連絡いたします。 

電話によるサポートを利用できるのは、テクニカルサポートのケースまたはライセンスケースの場合のみです。一般の問い合わせケースで、Veeamのウェブサイトやサービスに対するフィードバックについては、電話によるサポートを受け付けておらず、SLAも設定されておりません。

5.5. フォローアップ

解決プロセス中、電話か電子メールまたはそれらの両方を使用して、サポートエンジニアからお客様に連絡します。深刻度レベルは、深刻度の定義に基づく影響度に対する相互の合意によりお客様の同意を得て修正されることがあります。

5.6. カスタマーサポートによる問題解決

Veeamサポートによって、問題の調査・解決にあたる熟練した人員が適時割り当てられます。問題が解決されるまで、サポートチームからお客様に解決状況が通知されるほか、報告を受けた問題が解決された時点でもお客様に通知されます。解決プロセス中のいかなる時点でも問題の処理にご不満がある場合は、「マネージャーと話す」フォームをご利用ください。これにより、Veeamはお客様のご懸念を把握し、必要に応じて担当者を変更することができます。

更新プログラムまたは未解決のケースに関する情報についてお客様に連絡する際は、別の営業日に3回連絡を試みます。連絡をとることができない場合、お客様の同意なくケースをクローズすることがあります。問題が継続している場合、お客様は新たにケースを作成し、そのなかで以前のケースを参照することができます。

サポートケースの解決には、次の対応のいずれかが含まれることがあります。

  • 問題の修正プログラムを提供する(ケースをクローズ)
  • 業務またはシステムの永続的な対応策(ケースをクローズ)
  • 業務またはシステムの一時的な対応策(ケースの深刻度レベルを引き下げ)
  • 修正プログラムまたは対応策の開発に関する行動計画:マイルストンと依存関係が設定、通知、追跡される(ケースの深刻度レベルが変更される可能性がある)
  • 問題がお客様独自のカスタマイズまたは拡張によるもので、保守の対象外の場合(お客様に通知後、ケースをクローズ)

Veeam製品のインストール、設定およびアップグレードは、Veeamサポートのサポート対象外です。インストールおよびアップグレードのチュートリアルはサポートされていません。

5.7. ユーザーのスクリプト

Veeamサポートでは、要請を受けてスクリプトを作成することはありません。カスタムスクリプトに関するトラブルシューティングはサポート対象外です。また、VeeamのAPIエンドポイント(RESTful APIおよびPowershell)を使ったコード開発のための設計、プロセスウォークスルー、コラボレーション、コードレビュー、およびその他の同様のプロセスもサポートされません。公式のRESTFul APIエンドポイントと公式のPowershellコマンドレットのみがサポートされます。.NET リフレクションを含むNETのメソッドとクラスはサポートされません。

5.8. 機能リクエスト

Veeam製品の向上に役立つようなコミュニティからのフィードバックは大変貴重なものです。そのため、Veeamでは、いつでも機能リクエストを受け付けています。弊社のソフトウェアの機能または機能セットについてご提案がある場合は、Veeam R&Dフォーラムにアクセスしてご要望を記したトピックを作成するか、サポートチームを含めたケースを作成してお望みの動作やユースケースを記載してください。サポート担当者がお客様の機能リクエストを提出いたします。

5.9. 顧客満足度調査

ケースのクローズ後、サポートとのやり取りをされたお客様にアンケートを実施し、カスタマーサポートに関する最近の体験について新たなフィードバックを入手しています。アンケートの結果は経営陣に提供されます。この電子メールには、オンラインによるアンケートのリンクがあり、サポートケースの処理内容、専門的対応、サポートアナリストの知識、ケースの管理に対する全体的な満足度などの質問が用意されています。回答するには、ケースのクローズ後に受信したアンケート回答依頼の電子メール内のリンクをクリックしてください。

6. Veeam製品のライフサイクル

提供されるサポートサービスのレベルは、製品の特定のバージョンについて定められているライフサイクルの段階により異なります。製品の現行バージョンは、サポートサービスと更新/修正プログラムを含む完全サポートを受けることができますが、それ以前のバージョンのサポートは限定的な対応となることがあります。既知の対応策または既存の修正プログラムおよびサポート対象バージョンのアップグレードによる支援のリストは、旧バージョンまたは廃止バージョンの利用者にも提供されます。

このリストは、リリースごとにアップデートされます。製品とそれぞれの状況の最新の一覧については、Veeam製品のライフサイクルポリシーを参照してください。

6.1. リリースのサポート

  • 新規リリース — 一般提供用(General Availability:GA)に公開された全ての新製品。
  • 現行リリース — サービスの質を最大限に高めるために、リリース一覧表に含まれている製品のみに限定してテクニカルサポートを提供しています。
  • 「修正終了」指定のリリース — サポートは提供され、既存のプログラム修正は利用可能ですが、新たな修正プログラムは作成されず、機能拡張も行われません。
  • 「サポート終了」または「提供中止」指定のリリース — サポートは提供されません。
  • サポート対象外のリリースについては、新たな製品の機能拡張と修正プログラムはご利用になれません。Veeamは、正式に「サポート終了」、「提供中止」と指定した、またはそれに準ずる指定のあるソフトウェアに対しサポートを提供する義務を負いません。

6.2. 製品の保守

Veeamの目標は、迅速な問題解決にとどまらず、最初から問題が発生しないようにすることです。

そのため、新しい製品やリリースの開発・リリースサイクルには、厳格な品質管理手順が組み込まれています。通常の製品は、品質保証(Quality Assurance)、アルファテスト(Alpha Test)、ベータテスト(Beta Test)、コントロールドリリース(Controlled Release)という複数のテスト段階を経て正式にリリースされます。

同じように複雑で要求の多い環境で運用される複雑なソフトウェアについても問題が生じることがあります。修正プログラムと解決策は、しばしば次の製品リリースに取り込まれますが、次の保守リリースの一部に含まれることもあります。最も緊急度が高い場合は、特定の製品バージョンに適用可能なホットフィックスで対応されます。これらのリリースが実施される場合、ウェブサイトや電子メールにより新リリースの提供をお知らせします。

ホットフィックスの開発は、影響を受ける製品の一般公開されている最新ビルドにアップグレードされたお客様のみが利用できます。

7. サードパーティ製ソフトウェアのサポート

Veeamは、問題の原因がサードパーティ製のソフトウェアまたはハードウェアのいずれにあるかを判定するための問題分析を支援します。問題がサードパーティ製品に関連しているとVeeamサポートが判断した場合、Veeamでは問題を切り分けるために、お客様にサードパーティ製のソフトウェアまたはハードウェア製品を削除するようお願いすることがあります。

サードパーティ製のソフトウェアおよびハードウェアのサポートについては、Veeamが利用する可能性のあるサードパーティ製品との依存関係を含め、それぞれのサードパーティベンダーによって提供される必要があります。

8. 試験的機能のサポート

技術マニュアルやリリースノート(情報)をはじめとした記事や案内などで「実験的」とマークされているVeeam製品の機能では、お客様は、Veeamの品質管理プロセスの初期段階にあるソフトウェア機能を使用することができます。この段階のソフトウェア機能は、すべてのシナリオやすべてのプラットフォームバージョンで、テストが完全には実施されていないことを意味します。Veeamでは、早期にフィードバックをもらうこと、さまざまな環境の実際の現場でテストを行い検証してもらうことを目的に、こうした機能を利用できるようにしています。

Veeamは「実験的」な機能を正式にサポートするにあたり、次の制限事項を設けています。

  • 本ページで前述のサポートSLAは保証されません。
  • 実験的な機能に関連するホットフィックスやパッチは、実験的でない機能のほうが優先されるため、優先順位が低くなります。

9. パブリッククラウドサービスをご利用のお客様のサポート

パブリッククラウドサービスをご利用のお客様のサポートとして、対象のパブリッククラウドサービスを利用する操作(データのアップロードやダウンロードなど)をVeeamサポートエンジニア側で行う必要がある場合があります。前述の作業によって、クラウドサービスの料金が別途発生する可能性があります。そうした作業を進めることで、お客様は発生する可能性のある料金について明示的に通知されていることを認識し、これを承諾したものとみなされます。Veeamは、提案したトラブルシューティング作業に起因する追加のコストや損害について、一切の責任を負わないものとします。

10. Veeam構成データベースのサポート

次のドキュメントは、Veeam構成データベースをホストするSQLインスタンスのサポートに対するVeeamの責任の概要を示すものです。

サポートされる構成

ユーザーガイドのSQLデータベースセクションで参照されている構成のみがサポートの対象となります。

インストールとアップグレード

サポートでは、インストールに関する基本的なトラブルシューティングを支援します。管理者は、ここに記載されている必要な権限がVeeam Serviceアカウントに付与されていることを確認する必要があります。

特定のセキュリティツール(グループポリシーやウイルス対策など)はインストール時に問題を引き起こす可能性があるため、インストールを続行するために、Veeamコンポーネントを許可リストに登録するか、ツールを完全に無効にする必要がある場合があります。SQLインスタンスをインストールする際に許可リストに登録すべき項目については、ウイルス対策とOSベンダーによる推奨事項を参照し、https://veeam.com/kb1999に記載されている例外が設定されていることを確認します。

場合によっては、SQLデータベースでのVeeam製品の使用に関連しないインストールやアップグレードの問題のトラブルシューティングを支援するために、SQLベンダーや専門的なサービスを提供する組織の関与が必要になることがあります。Veeamサポートでは、そうしたSQLベンダーに向けてTSANet経由でケースを作成するか、SQLベンダーに向けたサポートケースの作成方法をお客様に直接ご案内することがあります。お客様またはその委託サービスパートナーは、Veeamに関連しない問題や一般的な問い合わせ、Webセッションについては、SQLベンダーサポートとともに対応する必要があります。Veeamでは、調査に必要なすべての情報を確実に利用できるようにすることで、こうした問題の解決も支援しています。この支援は、問題の結論が出るまで継続されます。Veeamでは、こうした状況下でSQLベンダーから当社製品に関して特定の質問がある場合などは、リクエストに応じてWebセッションに参加することが可能です。

Veeamサポートでは、Veeam構成データベースをホストするSQLインスタンスやオペレーティングシステムのアップグレードまたはパッチ適用はサポートしません。

VeeamセールスパートナーおよびVeeam Cloud Service(VCSP)パートナーは、実装、ソフトウェアアップデート/メンテナンス、ソリューション設計といったVeeam製品のライフサイクル全体にわたって、お客様に最高のサービスエクスペリエンスを提供するようトレーニングを受け、その職務を行っています。当社のセールスパートナーがVeeam、またはVeeamのインフラストラクチャ固有の割り当てに関してサポートが必要な場合は、Veeamエコシステムに関連するあらゆるタスクに精通したVeeam Accredited Service Partner(VASP)に問い合わせることができます。

データベースの変更

Veeamテクニカルサポートは、Veeamソフトウェアの誤動作が原因であると判断されたデータベースの問題/不整合の修正を可能な範囲でご支援いたします。状況によっては、そのような問題を解決するテクニカルサポートの能力が大幅に制限される場合があります。

SQLインスタンス自体の誤動作に関連する問題は、SQLインスタンスベンダーとお客様の契約に基づき、SQLインスタンスベンダーによってサポートされます。

テクニカルサポートの監督なしにデータベースを変更することはサポートされません。Veeamサポートは、そうした変更に関連すると判断された問題の修正は支援せず、そうした変更を含む環境もサポートいたしません。

Veeamサポートは、ソフトウェアの意図された動作の回避を目的としたデータベースの変更(または変更の支援)は行いません

カスタムスクリプトとレポート

Veeamサポートでは、オンデマンドでカスタムコードを提供することはいたしません。レポート用に正式にサポートされているエンドポイントは、Veeam Powershellコマンドレットと公式ReSTful APIエンドポイントです。

11. アメリカ合衆国連邦政府向けサポート

アメリカ合衆国連邦政府向け代理店として、Veeamサポートは、前述の方法を用いて問題と解決の判断を支援します。米国に拠点を置く連邦政府へのサポート対応時間は次のとおりです。月曜~金曜:8:00~21:00(東部標準時)、土曜:12:00~0:00(東部標準時)、日曜:12:00~20:00(東部標準時)、時間外にも連絡可能。Veeamサポートに連絡する場合は、時間を問わず、下記の電話番号欄に記載されている、アメリカ合衆国連邦政府担当窓口に電話してください。電話によるサポートをご利用いただくには、承認を受けているエンジニアやテリトリー担当のみが問題の対応にあたるよう、カスタマーポータルで事前にケースを作成しておく必要があります。アメリカ合衆国連邦政府向けソリューションに関するその他の情報は、www.veeam.com/federal.htmlでご覧になれます。

12. お問い合わせ窓口

12.1. ウェブサポートページ

12.2. Veeamライセンスポリシー

12.3. 電話番号

所在地域の電話番号より、Veeamのテクニカルサポートチームにお問い合わせください。

電話によるサポートをご利用いただくには、まずカスタマーポータルでケースを作成しておく必要があります(上記5.3を参照)。ケースを作成することで、ケース番号が発行されます。ケース番号は、電話によるサポートですぐにご利用いただけます。ケース番号を事前に発行しておくことで、発生している問題に関連する適切なスペシャリストにお繋ぎすることが可能になります。また、この問題に以前対応したことのあるエンジニアと再度お繋ぎすることも可能になります。

北米
カナダ +1 647 694 0922
アメリカ合衆国(フリーダイアル) 1 800 774 5124
アメリカ合衆国(フリーダイアル) 1 800 913 1940
アメリカ合衆国 +1 614 339 82 52
合衆国連邦政府 +1 240 399 50 82
ヨーロッパ
ベルギー +32 78 48 02 54
デンマーク +45 78 77 54 76
フランス +33 1 70 61 83 74
イスラエル(フリーダイアル) 1 800 015 079
イタリア +39 042 6047505
オランダ +31 8 58880655
ノルウェー +47 854 04 385
ポーランド(フリーダイアル) 00 800 112 51 01
ポルトガル +351 30 880 1730
スペイン +34 911 829 760
スウェーデン +46 10 199 25 77
チェコ共和国(フリーダイアル) 800 022 924
アイルランド(フリーダイアル) 1 800 818 910
英国(フリーダイアル) 0 800 051 89 36
ウクライナ +380 89 3243810
中南米
アルゼンチン +54 11 5984 2088
コロンビア +57 1 381 0636
メキシコ +52 55 4741 1493
ペルー(フリーダイアル) 0 800 70 008
ブラジル(フリーダイアル) 0 800 761 2311
ブラジル +55 11 3958 7370
中東、アフリカ
南アフリカ +27 11 062 3011
サウジアラビア(フリーダイアル) 800 814 6659
アラブ首長国連邦(フリーダイアル) 8000 3570 3954
エジプト 0 800 000 9562
アジア太平洋
オーストラリア(フリーダイアル) 1 800 648 604
オーストラリア +61 2 6108 4305
オーストラリア +61 2 8014 4545
日本(フリーダイアル) 0120 922 345
ニュージーランド(フリーダイアル) 0 800 456140
ニュージーランド +64 9 974 9594
シンガポール +65 3158 2239
中国(フリーダイアル) 400 990 9444
マレーシア(フリーダイアル) 1 800 818 147
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