Veeam導入プロジェクトに携わるSEの皆様へ~Veeam導入虎の巻~
その壱:“まず提案”の巻
Veeam ProPartner Portal内にてパートナー様にご利用いただけるよう、スライドを準備しております。(アカウント作成が必要です)
https://propartner.veeam.com/japanese-resources
最下部の“製品・ソリューション提案”に資料がございます。
*Veeam ProPartner Portal: ご提案資料だけでなく、競合比較資料や無償トレーニングのご受講も可能なパートナー様向け専用サイトです。まだアカウントをお持ちでない皆様はこの機会に是非アカウント作成をお願いします。
○VBRシステム要件
バックアップサーバのシステム要件です。(英語表示の場合はブラウザの翻訳機能をご利用下さい)https://helpcenter.veeam.com/docs/backup/vsphere/system_requirements.html?ver=120バックアップ対象となるプラットフォームです。(英語表示の場合はブラウザの翻訳機能をご利用下さい)
https://helpcenter.veeam.com/docs/backup/vsphere/platform_support.html?ver=120
その他、権限やポートについても左ペインにてご選択し、ご覧いただけます。
○導入事例
ウェブサイトにて導入事例を公開しております。
https://www.veeam.com/jp/success-stories.html
○他社ソフトとの比較
Veeam ProPartner Portalにて競合各社との比較情報などを(英語ではございますが)パートナー様に公開しております。(アカウント作成が必要です)
https://propartner.veeam.com/competitive
“営業向け参考資料” → “販売用ツール/Veeamと競合他社”
○ウェビナー動画
過去のウェビナー動画をウェブサイトで公開しております。
https://www.veeam.com/jp/videos.html
○製品デモ動画
Veeam製品の導入に関して「ことはじめビデオ」としてVeeamの“いろは“を公開しています。https://go.veeam.com/abc-start-backup-replication-jpさらに一歩踏み込んだ「10分でわかるVeeam活用術シリーズ」です。
https://go.veeam.com/learn-more-backup-jp.html
○Veeamブログ
国内外のVeeam社員が執筆するブログです。5分程度の読みやすい内容でVeeamのベストプラクティスなどが理解できます。
https://www.veeam.com/blog/jp
○スキルアップ:eLearningツール(無償)
パートナー様向けにVeeam製品の知識習得のための“登竜門”としての2つの無償トレーニングがあります。
(1)VMSP:Veeam Sales Professional
(2)VMTSP:Veeam Technical Sales Professional
いずれもVeeam ProPartner Portalよりご受講頂けます。(アカウント作成が必要です)
https://propartner.veeam.com/login/
上記サイトログイン後、「学習とイベント」を選択、「VMSP/VMTSP」をクリックし、「VEEAM IQにアクセス」をお選び頂き、そちらから「Veeam Sales Professional」ならびに「Veeam Technical Sales Professional」をご受講下さい。「JP」と入力して検索頂くといずれも日本語版が表示されます。
*画面によって英語になりますが、左上の三本線をクリック頂くと日本語の解説が表示されます。
○スキルアップ:オンライン・ハンズオン・トレーニング(無償)
Veeam製品の基礎をご理解頂くために、Veeamでは2つのオンラインハンズオンコースを提供しております。
仮想環境を中心としたバックアップ、リカバリなどを含むDRやデータ保護を、アベイラビリティのコンセプトに基づき実現するVeeam Backup & Replicationの設定、ジョブの作成、そしてリストアまでの一連の操作について、一人ずつ用意される環境を使用して実際に体験いただきます。
https://www.veeamjp.info/seminars/online_training/basic/オンライン・ハンズオン・トレーニング 応用編
基本編 を受講された方々を対象にさらに細かい点まで体験いただく半日のトレーニングです。
https://www.veeamjp.info/seminars/online_training/adv/index.html
その弐:“いざ設計”の巻
Veeam ProPartner Portal内でサイジングの考え方をご紹介しております。(アカウント作成が必要です)https://propartner.veeam.com/japanese-resources
“構成情報” → “サイジング入門”CPU/Memoryのサイジングツールも同サイトにて公開しております。(アカウント作成が必要です)
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Linux強化リポジトリ:あらゆる状況で達成可能なイミュータビリティ
Linux強化リポジトリ:あらゆる状況で達成可能なイミュータビリティ
今日の世界で最も重要な要件の1つが、強力なデータセキュリティであることは周知の事実です。ネットワークが自動攻撃やフィッシング攻撃、悪意のある内部の攻撃者によって絶えず標的にされ、攻撃されている状況で、バックアップの保護は非常に重要です。信頼できる安全なバックアップがなければ、復元は、不可能ではないにしても、はるかに複雑なものになります。幸いなことに、復元計画を強化するうえで、イミュータブルバックアップなどの役立つ機能を利用できます。
多くの問題に対する解決策
Veeamは長年、お客様とのパートナーシップに力を入れ、継続的な成功をお約束してきました。その好例としてLinux強化リポジトリが挙げられます。このタイプのリポジトリは、企業のバックアップデータ用に安全で信頼できる書き換え不能なバックアップソリューションを提供することを目的に作られており、災害発生時にデータの安全性と信頼性の高い復元性を確保します。Veeam Data Platform v12では、このリポジトリに大幅な機能拡張が施されました。
VeeamのLinux強化リポジトリの主なメリットの一つは、その高度なセキュリティ機能です。このソリューションは強化されたセキュリティとコンプライアンスを念頭に構築されており、すべてのデータの不変性を確保して不正な改変や削除から保護します。これは、財務情報や個人を特定できる情報などの機密データを扱う企業や、ヘルスケアや金融などのコンプライアンス規制が厳しい業界でビジネスを展開している企業にとって特に重要です。
同様に、サイバー保険を購入する組織が増加する中で、それらの組織の多くは、何らかの形で書き換え不能なイミュータブルストレージを導入する必要があります。イミュータブルストレージはいつでも簡単に達成できるものではないため、組織によってはこの要件が大きな阻害要因となった場合もあるでしょう。通常、何らかの形でイミュータビリティ(不変性)をサポートする新しいストレージアレイの価格は予算に影響を及ぼすレベルです。さらに、データの保存場所や地域性に関するコンプライアンス要件がある場合は、クラウドベースのイミュータビリティが選択肢とならない場合もあります。この強化リポジトリを選択できることで、あらゆる規模と業界の企業がイミュータブルストレージを利用できるようになります。
不変の自由
もう一つの強みはその導入方法にあります。Veeam Backup & ReplicationではLinuxベースのサーバーのみを必要とします。この基盤となるハードウェアは、企業が決定できるものです。
この方法では、多くのお客様が求める、次のような柔軟性が実現します。
状況に応じてリポジトリの規模を変更できる
希望のハードウェア設定とベンダーを利用できる
社内のLinux関連の専門知識とスキルセットを活用する
企業はこの強化リポジトリを活用して、イミュータビリティによる「自由」を実現できるようになりました。これは、希望の領域にイミュータビリティを導入し、好みのハードウェアを使用しつつ、基盤となるオペレーティングシステムとの透明性を維持できることを意味します。リポジトリから何が必要で、何が必要でないかを決定することについて、制御をエンタープライズに移すことで、特定のニーズに合ったソリューションを開発できるようになります。以前は小規模なオフィスやブランチオフィスではコストがかかりすぎていたことも、今では専用のストレージアレイを購入することなく達成できるようになりました。
シンプルな運用
Linux強化リポジトリはその設計上、使いやすくなっており、バックアップ管理者は慣れた手順で操作を実行できます。バックアップジョブでは、他のジョブとまったく同様にこれらのリポジトリを対象にすることができ、バックアップ管理者が慣れ親しんでいるのと同じ方法でリストアを実行できます。エンタープライズアプリケーションのリストアでも、 Veeam Recovery Orchestratorを使用してオーケストレーションされた大規模な復元を実行する場合でも、Veeamのスキルセットを備えたバックアップ管理者は、自信を持ってセキュアなリストアを実行できます。
IT部門は相変わらず多忙であり、節約された時間はどれも重要です。Linux強化リポジトリは、新たなトレーニングや専門的なトレーニングを必要とせずに、簡単に維持できるよう設計されています。ほとんどのLinuxファイルシステムでイミュータビリティがサポートされており、Linux管理者に一貫したエクスペリエンスを提供します。XFSは、パフォーマンス、ディスク領域効率、信頼性の点で最も人気のあるファイルシステムです。そのロールアウトプロセスは強化され、一度限りのログイン情報で実行でき、追加のセキュリティが提供されます。アカウントが「sudo」グループの一部である必要はありません。
まとめ
企業は、いざというときにデータを安全にリストアできるという確信を持ちたいものです。高度なセキュリティ機能、使いやすさ、バックアップと復元のオプション、スケーラビリティ、柔軟な導入オプションを備えたVeeamのLinux強化リポジトリは、あらゆる規模の企業に人気の選択肢となっています。さらに、これらすべてが、業界をリードするVeeamのサポートとカスタマーサービスによって支えられています。成長中のスタートアップ企業であっても大企業であっても、VeeamのLinux強化リポジトリなら、災害発生時にもデータは常に保護され、確実に復元可能な状態で維持されているという安心感が得られます。