Veeam Data Cloudは、これまで数多くの企業やIT管理者に選ばれてきたクラウド型バックアップサービスです。2024年、Veeamはさらに一歩進んだ革新的な機能、
Microsoft 365 Backup Storageの搭載を発表しました。本記事では、その特徴やメリット、導入で得られる価値について詳しく解説します。
1. バックアップのイノベーションから見るVeeamの進化
ここ数十年で、テクノロジーの進化はまるで100m走の記録が劇的に短縮されたようなイノベーションの連続でした。特にデータ保護、バックアップソリューションの分野では、微細な最適化の積み重ねが大きな進歩を生み出しています。Microsoft 365 Backup Storageは、数週間～数ヶ月かかっていた大規模データのバックアップ＆リストアを、数分～数時間で完了できるアーキテクチャを実現しました。
2. Veeam Data CloudとMicrosoft 365 Backup Storageの強み
Veeam Data Cloud for Microsoft 365は、すべてがバンドルされたオールインクルーシブ型のクラウドサービスです。主な特徴は以下の通りです。
- ソフトウェア/バックアップ/インフラ/無制限ストレージがセット
- Veeam専門家による運用・保守で、SI不要
- バックアップ・リストア操作、レポート機能は利用者が自由にコントロール可能
- バックアップスケジュールやリテンション期間、ストレージリージョンなども柔軟に設定
- RBAC（ロールベースアクセス制御）**やIP制限など、強固なセキュリティ
- 多様なリポジトリに対応、ユーザーごとの価格体系でコストも明確
3. 圧倒的なパフォーマンスと使いやすさ
Exchange、SharePoint、OneDriveといった主要サービスに対応し、バルクリストア（大量一括リストア）が可能。ランサムウェアやマルウェアなどサイバー攻撃に対するレジリエンスも大幅に向上しています。加えて、スロットリングなしで高速なバックアップ/リストアを実現している点も大きな魅力です。
4. 3つのエディションで最適な運用
新機能搭載により、「プレミア」「エクスプレス」「フレックス」の3エディションが登場。用途やニーズに合わせて最適なプランを選択できます。特にエクスプレスエディションは、高速リストアを求める中規模～大規模環境に最適です。
5. 直感的な管理画面とセルフサービス
ダッシュボードからバックアップの状態、ユーザーごとの利用状況、ストレージの消費量、ライセンスの利用状況を一目で確認可能です。セルフサービスリストアや詳細な権限管理（RBAC）も充実し、IT部門の運用負荷を大幅に軽減します。
6. 導入もサポートも万全
Veeam公式サイトでは、各エディションの機能比較やウォークスルーデモを公開中。さらにプライベートデモの申し込みも可能で、導入前の疑問や不安も直接解決できます。
まとめ
Veeam Data Cloud for Microsoft 365は、Microsoft 365 Backup Storageの強化により、これまで以上にスピーディーかつ堅牢なデータ保護を実現します。今後も進化を続けるVeeamで、企業の大切な情報資産を守りましょう。
