NEW Veeam Service Provider Console v4では、使用状況レポート作成エンジンが強化されました。2.4万を超えるVeeam Cloud & Service Provider(VCSP)パートナーで構成される弊社エコシステムにとって、月間の使用状況とコストに関するレポート作成が、シンプルかつ正確で信頼性の高いものとなります。Veeam Service Provider Console(VSPC)では、VCSPパートナーが新しいポータブルなVeeamユニバーサルライセンスを展開、サポート、管理することもできます。
この新しいライセンス使用状況管理と使用状況レポート作成のエンジンには、次のような独自の利点があります。
1つのコンソールで対象の全てのワークロードを管理。サービスプロバイダーは、Veeam Cloud Connect、Veeam Backup & Replication™、Veeam Agent for Microsoft Windows、Veeam Agent for Linux製品の使用状況データを確認するために、別々のコンソールにアクセスする必要がなくなりました。Veeam Service Provider Consoleでは、各月の最初にレポートされたデータが全て1つの画面にまとめて表示されます。
1つの使用状況レポートで全てのワークロードを網羅。Veeam Service Provider Consoleで、管理対象ワークロードの種類に応じた異なる3つのレポートではなく、全てのワークロードを網羅する1つの使用状況レポートがPDF形式で生成されるようになりました。
ポイントシステムによる使用状況レポートの作成。VCSPパートナーが使用量レポートに使用するのと同じポイントシステムが、使用状況レポートと各種RESTful APIメソッドで使用されるようになりました。これにより、レポート作成のために月次の使用量を計算する際の、余分な手作業が不要になります。
使用状況レポートの承認。管理対象のVeeam Backup & Replicationサーバーの全ての使用状況レポートを、Veeam Service Provider ConsoleのUIからリモートで承認できるようになりました。
レポートの自動配信。Veeam Service Provider Consoleの使用状況レポートが、全ての受信者にメールで自動配信されるようになりました。
Veeamユニバーサルライセンスのサポート。Veeam Service Provider Consoleで、新登場のポータブルなユニバーサルライセンスを利用できるようになりました。
NEW Veeam Service Provider Console v4では、最近リリースされた全てのVeeamプラットフォームのアップデートが完全にサポートされます。そのため、サービスプロバイダーは安心して、次のようなVeeamによるソリューションを最高かつ最新の状態で提供することができます。
Veeam Service Provider ConsoleとConnectWise Automateのシームレスな統合によって、クライアントデータが、プロアクティブかつ一元的なユーザーインターフェイスにまとめられます。これによって、リソースが削減され、応答時間を短縮できます。
ConnectWise Automateプラグインの独自の利点は、次のとおりです。
サービスプロバイダーは、NEW Veeam Service Provider Console v4とそのデータを既存のポータルおよびアプリケーションに統合し、より多くのアクションやエンドポイントで自動化をさらに拡張することができます。Veeam Service Provider Consoleをホワイトラベルで提供しているVCSPパートナーの場合、強化されたRESTful API機能をリセラーアカウントにまで拡張することができます。
新しいRESTful APIには、次のような独自の利点があります。
リセラー向けのRESTful API。リセラーアカウントを作成しているサービスプロバイダーが、該当アカウントのRESTful APIへのアクセスをきめ細かく有効化および無効化できるようになりました。
管理対象企業向けのRESTful API。新しい管理対象企業を登録したサービスプロバイダーまたはリセラーが、該当顧客のRESTful APIへのアクセスをきめ細かく有効化および無効化できるようになりました。
多数のエンドポイントとアクション。NEW Veeam Service Provider Console v4では、オブジェクトのソースサイズやバックアップ全体のサイズなど、個々のオブジェクト(VM、コンピューター、ファイル共有)ごとの保護ステータスを確認できるようになりました。
セキュリティの強化。サービスプロバイダーが、外部のサードパーティアプリケーションと内部WebポータルをAPIキーで統合して構成できるようになりました。
RESTful API v3の新機能の詳細なリストについては、「付録」セクションを参照してください。
ユーザビリティの強化。請求書とクォータ使用状況レポートの生成UIがアップデートされ、ユーザビリティが向上しました。
新しいスケジュールオプション。サービスプロバイダーは、よりきめ細かい日単位のスケジューリングオプションを利用できるようになりました。
ConnectWise Automateプラグイン。リセラーが、独自のConnectWise Automateプラグインを展開できるようになりました。
ConnectWise Manageプラグイン。リセラーが、独自のConnectWise Manageプラグインを展開できるようになりました。
WANアクセラレーションの使用状況。リセラーアカウントを作成しているサービスプロバイダーは、リセラーによるWANアクセラレーターの使用状況を制御できるようになりました。
クォータの設定強化。リセラーアカウントを作成しているサービスプロバイダーが、内部攻撃からの保護機能の使用状況を制御できるようになりました。
読み取り専用のユーザーロール。サービスプロバイダーは、UIへの読み取り専用アクセス権を持つユーザーを新たに作成できるようになりました。
企業の管理者ユーザーロール。企業の所有者が、組織内の複数のアカウントに管理アクセスを委任できるようになりました。
セキュリティ証明書の管理。サービスプロバイダーは、サーバーの証明書管理に加えて、Veeam Servicer Provider Console UIのセキュリティ証明書を管理およびアップデートできるようになりました。
ようこそメールのカスタマイズ。サービスプロバイダーが、顧客に送信されるようこそメールをカスタマイズできるようになりました。カスタマイズは、メールファイルの形式を手動で調整することによって行います。
アップデートやパッチに関する通知の組み込み。バージョン4から、サービスプロバイダーは、VSPC UIの通知から、新しいホットフィックス、パッチ、およびアップデートについて通知を受けるようになります。
まとめメール通知の強化。まとめメール通知に、トリガーされた全てのアラームの以前の状態が含まれるようになりました。さらに、デフォルトのまとめメールに、これらのトリガーされたアラームの日時にかかわらず、全てのアクティブなアラームが含まれるようになりました。
Windowsイベントログのアップデート。保持ポリシー設定やデータベースのクリーンアップ操作に関する新しい通知が、事前に定義されたイベント一覧に追加されました。
ファイル共有レポートの保護。サービスプロバイダーが、全てのNASバックアップをリストする新しいPDFレポートを生成できるようになりました。
保護されているVMレポートの強化。保護されているVMレポートがアップデートされ、即時コピーオプションで構成されたバックアップコピーのジョブをサポートするようになりました。
バックアップコピーのジョブのアラーム。即時コピーモードで実行されるバックアップコピーのジョブを追跡する新しいアラームが、サービスプロバイダーに提供されるようになりました。
ファイル共有バックアップジョブのアラーム。NASバックアップジョブの状態を追跡する新しいアラームが、サービスプロバイダーに提供されるようになりました。
ジョブの状態アラームの強化。ジョブ除外マスクがアラーム設定に追加され、柔軟性が向上しました。
ライセンス自動アップデートアラーム。ライセンスの自動アップデート状態を追跡する新しいアラームが導入されました。
バックアップサーバーとエージェントの接続状態のアラームの強化。バックアップサーバーとバックアップエージェントの正常性状態の監視条件が、アラート検出エンジンに追加されました。
アラームエンジンの強化。アラーム後のアクション(メール通知の送信やスクリプトの実行など)が不要なサービスプロバイダーが、アクションを指定しないでアラームを保存できるようになりました。これにより、無効なメールや実行不可能なスクリプトをアラーム設定に含めるという回避策が必要がなくなりました。
前述の主要部分の改善に加えて、v4には他にも機能拡張が含まれています。これらの機能は、お客様のフィードバックや継続的な研究開発活動から学んだことを反映したものです。これらの機能のうち最も重要なものを以下に示します。
3,000社以上のプロバイダがVeeamのお客様にCloud Connectサービスを提供するライセンスを取得しており、Veeamチャネル・エコシステムが注目されています。リセラー、マネージド・サービス・プロバイダー(MSP)、Cloud Connectプロバイダ間のパートナーシップを向上させる新登場のリセラー・ロールにより、パートナーは協力して共同顧客に対してより高い価値を提供できます。
この機能に組み込まれたメリットには、以下が含まれます。
すぐに使えるポータル:リセラーとMSPは、あらかじめ設定されたWebベースのポータルを使用して、Veeam製品を使用したサービスを顧客に提供できます。このポータルでは、Veeam Availability Consoleで作成された全てのリセラー・アカウントが自動的にプロビジョニングされます。
ブランドの認知度:全てのWebベースのポータルはホワイトラベル化が可能なので、プロバイダは顧客に対して請求書、レポート、WebベースUIで自社のロゴを示すことができます。
管理の効率:会社とユーザーを管理するあらかじめ設定された管理機能を使用して、チャネル・パートナーはクラウドプロバイダ・パートナーが定義したクォータ内で全ての日常タスクを自社で実行できます。これによりチャネル・パートナーは、プロバイダからの承認を要求したり待機したりする必要なく、全ての必要なタスクと変更を実行できます。
可視性:チャネル・パートナーは、シンプルなダッシュボード、アラート・システム、自社サービスの価値を容易に伝えることができるPDF対応の顧客専用レポートを使用して、詳細な可視性を維持し、顧客のバックアップ環境を制御できます。
自動請求:組み込みの請求機能により、チャネル・パートナーは顧客に対してネイティブのサブスクリプション・プランを作成でき、毎月の月初に自動で請求書を送信できるようになりました。
サービス・プロバイダーは、Cloud Connectサービスの需要の増加に対応するため、様々な地域とクラウド環境に対応したシステムを構築しています。このリリースにより、従来よりも簡単にVeeam製品を使用したサービスのスケールを拡大できます。
この新しいアーキテクチャには、以下のようなすぐに使えるメリットがあります。
一元管理:世界中に配置された複数のCloud Connectサーバーを持つサービス・プロバイダーは、インフラストラクチャ全体の正常性を確認できる単一のUIを必要としています。Veeam Availability Consoleでは全ての導入先からのデータが統合されており、事前に定義されたビューとダッシュボードに、Cloud Connectインフラストラクチャの正常性に関するメトリクスが表示されます。
サービスの中断なし:複数のCloud Connectサーバーのプロビジョニングを行っている、または計画しているサービス・プロバイダーは、バックアップ・ポータルを使用することで、既存顧客に提供している機能を停止することなく、Veeam Availability Consoleに新しいサーバーを追加できます。
新登場 セキュリティを強化するためのユーザー・ロール:Veeam Availability Console v3を使用することで、複数のCloud Connectサーバーを持つサービス・プロバイダーは、Cloud Connectインフラストラクチャへの管理者のアクセスを様々なサイトできめ細かく制御できます。
改善された顧客管理のキャパシティ:スケール・アウト機能により、Veeam Availability Consoleもスケール・アップし、より多くの顧客、Veeam Backup & Replication™サーバー、Veeamエージェントを管理できます。
新登場のVeeam Availability Console v3の毎月の使用状況レポートの機能が拡張され、クラウドとマネージド・サービス・プロバイダーのレンタル価格プログラムの利用が簡単になりました。
シンプルになったライセンス:Veeam Availability Consoleの以前のバージョンでサポートされていた製品ごとのライセンス・スタイルが変更され、v3では新登場のVeeamインスタンス・ライセンス(Veeam Availability Suite™ 9.5 Update 4で導入)のサポートを受けることができ、Veeam Availability Platform™全体での権限の付与が簡素化されました。
VCSPレンタル・ライセンス管理:Veeam Availability Consoleをライセンス・エンジンとして使用し、レンタルのVeeamインスタンス・ライセンスを顧客のサイトにリモートで展開できます。また、更新済みライセンス・キーの自動インストール、または無効化する環境のライセンス・キーの取り消しを有効化できます。
注:Veeam Availability ConsoleをVeeam Agent for Microsoft Windows導入用の一元管理コンソールとして使用している(または使用する予定である)場合は、v3が継続してその導入戦略をサポートします。
拡張されたレンタル使用状況レポート機能:Veeam Availability Consoleのレポート機能が拡張され、レンタルのVeeamインスタンス・ライセンスで全てのVeeamインストールがサポートされます。これには以下が含まれます。
幅広いサポートにより、使用状況レポートという信頼できる単一の情報源を利用することができ、毎月のレンタル使用状況レポートに関連する多くの労力と推量を軽減できます。
顧客ごとのライセンス使用状況:ライセンス・キーの利用と、インフラストラクチャの利用または毎月の管理手数料について顧客に請求する場合、拡張されたレンタル使用状況レポート機能を使用して、顧客ごとのライセンス利用状況の詳細を確認できます。
サードパーティ・アプリケーションとの統合:あらかじめ設定されたRESTful APIを介して、集約されたまたはテナントごとのライセンス使用状況レポートが、既存の課金・請求システムに統合されています。これには、すぐに使えるConnectWise Manageとの統合も含まれます。
顧客のポータルを運用しているサービス・プロバイダーは、拡張されたRESTful APIにより、Veeam Availability Consoleとそのデータを既存のアプリケーションに簡単に統合することで、顧客が慣れ親しんだものと同じ、一貫したユーザー・エクスペリエンスを実現します。設定、請求、バックアップ管理における既存の統合に加え、新登場のVeeam Availability Console v3では、顧客およびリセラーの管理、ライセンス管理、アラームなどの要望に応えています。
RESTful API機能拡張の主なメリットには、以下が含まれます。
統合:マネージド・サービスの提供においては、インフラストラクチャの正常性の監視がプロアクティブであることが極めて重要です。Veeam Availability Console v3では、サービス・プロバイダーの既存のヘルプデスク・アプリケーションでのチケット作成を自動化できるRESTful APIを使用することで、トリガーされたアラーム・データをクエリできるようになりました。
自動化:サービス・プロバイダーは、ポータルにVeeam Availability Console機能を統合することで、リセラー・アカウントと同様に、会社の作成を自動化できるようになりました。拡張されたRESTful APIにより、テナント管理の日常的なワークフローを完全に管理する機能を有効化できるようになりました。
Veeam Availability Console v3では、以下のような最近リリースされた全てのVeeamプラットフォームのアップデートを完全にサポートしています。
また、v3でVMware vCloud Director 9.5のサポートが導入されました。サービス・プロバイダーは、VMware vCloud Directorで作成したテナントとその他のユーザーを使用して、会社の作成やバックアップ・ポータルのユーザー・ログインを行うことができるようになりました。
上記の主な機能の他に、進行中のR&Dの結果として、また、顧客のフィードバックに応えて、新登場のVeeam Availability Console v3にはその他に多くの機能拡張も導入されています。そのうち最も重要なものを以下に示します。
Cloud Connectの請求:クラウドのクォータ使用量の請求を行うために、テナントのバックアップ・サーバーのリモート管理チェック・ボックスをオンにする必要はなくなりました。
Windowsイベント・ログ:イベント・ログはトリガーされたアラームに基づいており、これによりサードパーティ・アプリケーションとの統合が可能になります。
コンピューター管理:Veeam Availability ConsoleのUIを使用して、リモート・コンピューターを遠隔から再起動できるようになりました。
通知エンジン:通知設定UIが再設計され、更新されました。
メールの件名の変数:アラームのメール通知の件名に変数が追加され、サードパーティのヘルプデスク・システムとの統合を改善できるようになりました。
メール通知の事前に定義された受信者:アラーム設定の[Send email notification]オプションを選択する際、ユーザーは事前に定義されたリストからユーザーのグループを指定できるようになりました。
セットアップ:インストール・プロセスを効率化するため、評価版と本番導入のプロセスが別々のワークフローに分割されました。
セキュリティ:Veeam Availability Console専用のセキュリティ証明書が必要になりました。
新登場のVeeam Availability Console v3では、スケーラビリティの制限を次の段階に進め、増え続けるVeeam製品を使用したサービスの管理が従来よりも簡単になりました。エンジンとUIがアップデートされ、サポート対象数が以下のように増加されました。
注:サポートされるこれらの増加キャパシティ数はテスト・ラボの結果に基づいており、導入シナリオやインフラストラクチャの設定、バックアップ・ジョブ・スケジュールの設定によって変動する場合があります。
Veeam Availability Consoleの設定データベースに保存されている詳細情報には、RESTful APIの新しい追加機能を経由してクエリを行いアクセスできます。これには、次のようなものがあります。
問題が発生した場合、または販売後の技術サポートが必要な場合
*適切な製品の選択に関してサポートが必要な場合は、「販売」チャットをお選びください
Webサイトについての説明、アップグレードのヒント、ライセンスやアカウントに関するサポート
Veeamとの契約更新についてご不明な点がございましたら、お問い合わせください。コストを最大限削減できる方法についてご説明します
追加ライセンス、価格の詳細、製品情報に関するお問い合わせ、その他の販売関連のご質問
パートナー登録のご依頼、または既存パートナー様からのサポートのご依頼
申し訳ございませんが、現在このチャットはご利用いただけません
申し訳ございませんが、現在このチャットはご利用いただけません
申し訳ございませんが、現在このチャットはご利用いただけません
申し訳ございませんが、現在このチャットはご利用いただけません
Veeamの営業担当者からすぐにご連絡を差し上げます。