フラッシュをバックアップ先に追加することを提案したらどうしますか。これはまさに、Nimble Storageがセカンダリ・フラッシュ・アレイの最新リリースで行ったことです。

フラッシュ層を追加すると、バックアップ(主に復元)に関するVeeamの特定の特徴や機能にいくつかの素晴らしいメリットがもたらされる可能性があります。

Veeamは、システムの簡素性と有用性を完全に維持しながら、バックアップ・ウィンドウを短縮し、パフォーマンスが本番ワークロードに及ぼす影響を抑えようと尽力しています。その際、Nimbleセカンダリ・フラッシュ・アレイが重要な役割を果たします。Nimbleセカンダリ・フラッシュ・アレイにより、そのようなバックアップの加速や、このデータを仮想ラボで活用する機能、および複数のインスタントVMリカバリ機能を一度に実行する機能を有効に利用することができます。

Nimbleが発売したこの新しいSANバックアップ・アプライアンスの構成を見てみましょう。

プラットフォーム SF100 SF300
接続性 iSCSIまたはFC
最大書き込みスループット 400 MB/秒 800 MB/秒
必須のフラッシュ条件 8%(高い重複排除率を可能にするため)
物理容量 21 TB~126 TB 42 TB~252 TB
利用可能容量 16 TB~100 TB 30 TB~200 TB
実効容量(8:1) 800 TB 1.6 PB
最大読み取り/書き込みIOPS 20,000 40,000
拡張筐体数 最大2 最大2

Veeamの環境でこの構成が役立つ主な特徴と機能は何でしょうか。

高速リカバリ

インスタントVMリカバリ:インスタントVMリカバリは、VMware vSphereまたはMicrosoft Hyper-V上の仮想化されたあらゆるアプリケーションを、バックアップから直接実行できる機能です。ユーザーは通常、ストレージのプロビジョニング、バックアップの抽出、および本番環境へのコピーが完了するのを待っていなければなりませんが、特許取得済みのVeeamのvPowerテクノロジーを使用すれば、VMを簡単に起動できます。その後、VMware Storage vMotion、Hyper-V Storage Migration、またはVeeam独自のQuick Migrationを使用して、VMを運用ストレージに戻します。

検証済みの復元可能性

SureBackupおよびSureReplica:SureBackupにより、バックアップの復元可能性を検証できる完全に自動化されたプロセスが提供されます。プロセスでは、バックアップ・リポジトリ、つまり圧縮され、重複排除されたバックアップ・ファイルから直接VMが自動的に起動され、続いてハートビートが確認され、カスタム・スクリプトが実行され、レポートが送信されます。すべてが分離された仮想ネットワーク環境で自動的に実行されます。そしてSureReplicaとして知られるSureBackupジョブを使用して、VMレプリカを検証できます。新たなNimble Secondary Flashアレイによってパフォーマンスがさらに向上することを考えると、この自動化された検証プロセスの実行時間はいっそう短縮されます。

データの活用

仮想ラボ:Veeam Backup & Replicationの仮想ラボ機能では、アプライアンス・ストレージへの投資を活用することで、このようなバックアップ・ファイルの検証を自動化し、分離されたネットワークでVMワークロードのテストや開発を行うために使用できる分離された仮想環境を起動できます。仮想ラボでは、余計なリソースをプロビジョニングする必要はありません。また、仮想ラボは仮想環境のいかなるホストにも実装できます。
Nimble Secondary Flash array

このフラッシュ対応のアーキテクチャは、復元においてこのようなメリットをもたらすだけでなく、バックアップ・ウィンドウを短縮させ、インライン重複排除によってデータの効率性を実現します。このようなメリットは、バックアップのパフォーマンスやキャパシティが最適化されたストレージなどのメリットと並んで耳にすることは通常ありません。

VM単位のバックアップ・ファイル・チェーン:デフォルトでは、バックアップ・ジョブは1つの書き込みストリームでVMデータをバックアップ・リポジトリに書き込みます。この場合、リポジトリのストレージ・タイプによっては、もっとも効率的かつ高速ではない方法でVMデータがバックアップ先に書き込まれることがあります。VM単位のファイル・チェーンにより、各VMは独自のチェーンを持つことができます。VMごとにリポジトリに書き込むということは、複数の書き込みストリームが発生するということです。Nimbleセカンダリ・フラッシュ・アレイにより、複数の書き込みストリームを使用するこのような構成で、より優れたパフォーマンスが実現されます。

Nimble Secondary Flash array

調整と圧縮解除:Nimbleセカンダリ・フラッシュ・アレイは、固定されたブロック・サイズを重複排除に使用しており、VeeamはVMデータ・バックアップを4KBのブロック・サイズを限度に調整します。これにより、すべてのバックアップ・ファイルのアレイでより優れた重複排除が可能になります。Veeamバックアップ・プロキシは、リポジトリに保存する前に、バックアップ・データ・ブロックを圧縮解除します。この構成により、圧縮されていないバックアップ・ファイルをバックアップ先に送信できるため、より効率的な重複排除率が実現されます。

Nimble Secondary Flash array

Nimbleのアレイへのオフロード:

上記すべてと、Veeam Backup & Replication 9.5およびNimbleストレージとの統合により、アプリケーションの整合性を維持したスナップショットがストレージ・アレイにオフロードされ、次にそのスナップショットがVeeamバックアップ・プロキシ(ストレージ・スナップショットからのバックアップ)に直接提供されるため、VM環境への影響が低減されます。Nimbleセカンダリ・アレイからバックアップを実行して、Nimbleセカンダリ・アレイへのスナップショット・オーケストレーションを活用することで、VMware環境と本番アレイ(セカンダリ・ストレージ・スナップショットからのバックアップ)の双方で、本番ワークロードへの影響を低減できます。

最後に、アプリケーションの整合性を維持したスナップショットでNimbleのパフォーマンスを活用し、そのスナップショットを複製することで、ストレージ・スナップショットからテストおよび開発サイクル用の自動化されたオンデマンド・サンドボックスを作成できます。

Nimble Secondary Flash array

要約

要約すると、プライマリ・アレイまたはセカンダリ・アレイのNimbleストレージ・スナップショットからのバックアップでは、本番ワークロード上のデータ保護アクティビティによる影響が低減されます。新たなNimbleセカンダリ・フラッシュ・アレイを追加することで、ストレージの効率性と復元のパフォーマンスが向上します。これは、VeeamとNimbleが提供する素晴らしいアベイラビリティの選択肢です。

 

その他の参考資料:

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