V10のライセンス – 知っておくべきこと

待望のVeeam Availability Suite v10がリリースされたことに、私たちも喜びを感じております。ここに至るまでに皆様にご協力いただいたことを光栄に思うと共に、心より感謝いたします。また、多くの皆様にライセンスポータビリティまでの弊社の道のりを見ていただいており、v10は製品とライセンスの両面でそのメリットが究極に達したものになっています。では、バージョン10の導入を成功させるために知っておくべきことは何でしょうか。 詳しく見ていきましょう。

Veeamライセンスオプション

Veeamユニバーサルライセンス(VUL)は万能なライセンスソリューションであり、最もパワフルなEnterprise Plusの機能が含まれています。 VULはポータブル(移行可能)な従量課金制のライセンスです。保護対象ワークロード単位で計算され、10ライセンスのバンドルで販売されます。ポータビリティの向上によって、VULではオンプレミスでもクラウド内でも、文字通りVeeam Backup & Replicationワークロードの全てのタイプを相互に保護できます。  そのため、常に変化する環境ニーズに可能な限り柔軟に対応していただけます。 

おそらくご存知のとおり、VULは10月の大規模な機能拡張を受けて、格段に使いやすくなり、しかも料金も下がりました。   嬉しいことに、既に導入いただいたお客様もいらっしゃいます。VULの品質向上へのご協力に感謝いたします。  VULは年単位のサブスクリプションであり、事前に全額お支払いいただく場合は1~5年のオプションから選択、または年払いの場合は3~5年の契約条件となります。

ソケット単位のライセンスは、オンプレミスのVMwareまたはHyper-VのVMのみの保護を必要とするお客様向けのオプションであり、CPUソケット単位で計算され、永久ライセンスとして扱われます。ソケットライセンスはStandard、Enterprise、Enterprise Plusの各エディションでの販売となり、VMwareおよびHyper-VのVMを保護するための幅広い機能が提供されます。

VCSPについて、クラウドサービスプロバイダーおよびマネージドサービスプロバイダーに対しては、レンタル契約によってサブスクリプションのポータビリティ/柔軟性の利点の多くが実現されますが、これにさらに、従量制の価格体系と、管理保護対象のサードパーティデータにまで使用権を広げた専用のライセンスタイプが加わります。v10では、VULとVCSPレンタル価格体系が完全に調和し、シンプルなポイントベース構成の下に統一されます(ライセンスファイル自体に含まれます)。あらゆるクラウドにわたるあらゆるお客様とワークロードに対応した、BaaSとDRaaSをカバーするものになっています。

v10に向けて知っておくべきこと

v10から新たにVeeamをご利用になるお客様、ようこそVeeamファミリーへ!ここまででもう準備は整ったはずです。これ以降は既存の長期的なVeeamユーザーの皆様に、v10の優れた変更点についてご紹介したいと思います。

v10には非常に多くの新機能と機能拡張があります。最も注目すべき新機能は、間違いなくNAS(ネットワーク接続ストレージ)のファイル保護機能でしょう。 NASのサポートは多くのお客様にとって優れたオプションとなるもので、VULによってご利用いただけます。1つのVULライセンスで250GBを保護できます(4ライセンスで1TB)。既にVULライセンスをお持ちの場合は、それらを使用して今すぐNASを保護できます。

現在エージェントベースのジョブを使用してMicrosoft WindowsまたはLinuxのサーバーやワークステーションを保護しているお客様の場合、そのライセンスは既にVIL(Veeam Instance Licensing)かVULである可能性が高く、その場合は更新版のv10ライセンスファイルをダウンロードするだけで、他の作業は不要です。

Nutanix AHV向けのVeeamスタンドアロン製品はご好評をいただいたことから、この製品はVeeam Backup & Replicationのマネジメント配下に置かれることとなりました。この製品はVeeam Backup for Nutanix AHVと呼ばれており、VULによってライセンスが付与されます。 Nutanix AHVのVMを保護するために固有のライセンスを購入する必要がなくなります。VULはポータブルで、AHVの導入やハイパーバイザーの変更を検討しているお客様の柔軟性ニーズに応えるものになっています。

V10のライセンスファイル

これまでのメジャーリリースと同様に、Veeam Availability Suite v10では、VULライセンスとソケットライセンスのいずれのユーザーも、v10のインストール時に即座にライセンスファイルを更新する必要があります。この更新は簡単で、製品内またはライセンスポータル内で実行できます。  v10ではその手順はさらに簡単になっており、ほとんどの場合は自動で実行されます。

既存のサブスクリプションのお客様

VILサブスクリプションライセンスをお持ちのお客様には朗報です。今時点からVILライセンスは、エディションを問わず、フル機能のVULライセンスに無償でアップグレードされます。つまり、StandardおよびEnterpriseのVILライセンスをお持ちのお客様は、Enterprise Plusの機能セットを備えたフル機能のVULライセンスにアップグレードされるのです。この変更には特に条件はなく、追加費用もかかりません。現在の契約の終了時には、VULの市場価格にて契約を更新していただく必要があります。これの良い点としては、VULの価格が以前よりも最大で33%OFFとなっていることです。また、最も重要なことですが、「あらゆる」サーバー、ワークステーション、クラウドワークロード、エンタープライズアプリの保護にかかるコストが過去最小になっています。ポータルを確認していただければ、既にアップグレードされ、使用できる状態になっているはずです。 

最後に、お気づきかもしれませんが、以前は同じワークロードをホストベースのジョブとエージェントベースのジョブの両方で保護するために2つのライセンスを使用する必要がありました。 v10ではその要件がなくなり、保護を同じバックアップサーバーによって管理する限りにおいては、同じワークロードを保護するために二重に料金がかかることはありません。

サービスプロバイダー

VCSPレンタルユーザー向けにも多数の利点や割引などがあります。詳細は、VCSPローンチ・リソース・センターをご確認ください。

既存のソケットライセンスのお客様

弊社はソケットのお客様も大切にしています。そんな皆様にも朗報です。多くのソケットのお客様がポータブルなVULライセンスの利点を実感し、永久ソケットライセンスとVULサブスクリプションライセンスの両方の環境を統合し始めています。以前はライセンスのエディションを一致させる必要がありましたが、今はVULにエディションはなく、Enterprise Plusと同等のフル機能装備となっています。そのため、幅広い製品にわたって、一元管理された環境内でソケットライセンスとVULライセンスを統合できるようになりました。ただし、これまでと同様、ソケットライセンスのエディションによって環境全体のエディション機能が決定される点にご注意ください。この点に不都合がある場合は以下の2つのオプションがあります。

  1. こちらからEnterprise Plusにアップグレードして、ソケットをVULに移行
  2. ソケットのエディションをEnterprise Plusにアップグレードして、ライセンスモデルは現在のものを維持

無償ライセンスでさらに保護を! ソケットライセンスをお持ちのお客様は、9.5 U4より、保護対象のソケットあたり1つ、最大6つのインスタンスライセンスが体験用に無償で追加されていることにお気づきでしょう。v10ではこの追加のライセンスがVULライセンスとなり、StandardおよびEnterprise Editionのお客様は以前よりも少し多くのワークロードを保護できるようになります。物理ワークロード、クラウドワークロード、エンタープライズアプリのワークロードを保護する利点について、お客様ご自身で体験されることをお勧めします。 v10からは、これらはNASに対しても利用できます。

最後に、v10では、追加のインスタンスのご購入時に、これらの無償提供ライセンスの期限が切れることはありません。条件なしに、永久的にお使いいただけます。このお得なライセンスを是非ご利用ください。

V10のライセンスの一元管理とアップデートの統合

2019年の初めにVULの前バージョンをリリースしたとき、ハイブリッド環境ではソケットライセンスとインスタンスライセンス(VUL)を1つのライセンスファイルに統合する必要がありました。お客様からは、これは不要で面倒な作業だというフィードバックをいただきましたので、v10ではソケットライセンスのライセンスファイルとVULのライセンスファイルを個別にインストールして管理できるようになっています。つまり、ほとんどのVeeamのお客様に当てはまりますが、ソケットライセンスを現在お持ちで、VM以外のワークロードを保護するために追加のVULライセンスの購入を決定した場合に、その新しいライセンスを既存のバックアップサーバーに配置するだけで作業が完了します。

まとめ

VULは全ての機能と全てのポータビリティを1つのライセンス形式で提供するというVeeamのライセンスの未来像です。  v10のライセンスの変更についてご不明な点がございましたら、新機能に関するドキュメントのライセンスの詳細に関するセクションをご覧ください。 それでも解決されない場合は、 弊社の保守更新チームまでお問い合わせください。 準備ができれば今すぐv10をダウンロードして始めましょう!v10によって皆様のビジネス目標がかつてないほど容易に達成できることを祈っております。VeeAmazingなユーザーの皆様に、もう一度感謝を込めて。それでは。

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