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Veeam’s guidance for customers affected by CrowdStrike’s content update

よくある質問

Veeamのライセンス体系(全製品)

Veeamでは、お客様が関心をお持ちの製品や使用事例に応じて、様々な方法でソフトウェアのライセンスを付与しています。保護対象のワークロードの数によるライセンスやユーザーごとのライセンス、オーケストレーションインスタンスや従来のソケット単位のオプションによるライセンスなどがあります。様々な製品やワークロード間を移動できるユニバーサルライセンスもありますし、特定の製品でしか利用できないライセンスもあります。

Veeamユニバーサルライセンスに関するFAQ

Veeamでは、お客様にとってできるだけシンプルで柔軟な形でライセンスを提供できるように、様々なライセンスオプションをご用意しています。Veeamユニバーサルライセンス(VUL)は、最も柔軟かつ優れたライセンスオプションです。ライセンスオプションの詳細については、上記のライセンスポリシーをご参照ください。よくある質問については、以下をご確認ください。
ユニバーサルライセンスにはどのような利点がありますか?

市場では、ポータビリティを基盤とするマルチクラウド環境やハイブリッド環境へのシフト傾向が高まっており、サブスクリプションタイプのライセンス形態が望まれるようになっています。Veeamでは、ポータブルなライセンスモデルを通してより多くの製品をお客様に提供するという方針を打ち立てています。このモデルでは次のようなメリットがあります。

  • ユニバーサルポータビリティ:Veeamの複数の製品やワークロード間でライセンスを移動して使用できます。
  • 使用が簡単:ライセンスの発注、管理、統合機能が使いやすい。
  • 高い価値:ワークロード当たりの価格は低く、使える機能はより多く。特定のワークロードのライセンスに縛られることなく、必要なものだけを購入できます。
  • 料金の予測ができる:複数年契約の前払い購入ならお得な割引が適用。1年ごとのお支払いも可能です。
  • ワークロード単位でのお支払い:現時点で必要なものだけを購入し、更新時に必要に応じて増減できます。
  • ロックインなし:ご満足いただけない場合は、サブスクリプションを更新しないという選択も可能です。
  • サポート込み:ライセンス期間全体を通じて24時間365日の製品サポートを受けられます。追加料金は発生しません。
Veeamユニバーサルライセンス(VUL)について教えてください。

VULは、汎用的に利用できるポータブルライセンスです。ポータビリティという要素が加わり、クラウド料金が追加で発生することもなく、クラウド環境やハイブリッド環境への移行がこれまで以上に簡単になります。

VULライセンスは期間別に販売されており、1~5年の前払い契約と3年の年払い(1年ごと)契約があります。ライセンスは、Veeamの様々な製品やワークロード間で移動して利用することができます。従量課金型ライセンスのメリットが全て含まれており、ロックインなしで小規模からスタートしたり、クラウドに適したOpEx予算モデルで、使用する分に対してだけ支払ったりすることができます。CapExオプションも利用できます。

しかしながら、VULには従来のライセンスとは一線を画すメリットがまだたくさん存在します。個々の製品ごとや、特定のワークロードタイプに限定されたライセンスを購入する必要はもうありません。この新たなライセンスモデルなら、より多くのユーザーが、多彩な製品や機能をすぐに利用することが可能です。仮想、物理、クラウドを問わず、複数の製品やワークロード間でライセンスを使用できるので、必要のないライセンスタイプや製品に縛られることはありません。Veeamではこれを「ポータビリティ」と呼んでいます。

必要なものを、必要なときにご利用いただけます。ライセンスポータビリティによって、発注やライセンス管理も簡単になるので、製品やワークロードタイプごとで異なるSKUを管理するという複雑な作業も軽減されます。

ワークロードとは何ですか?また、VULライセンスは何ライセンス必要ですか?

ワークロードとは、VM、物理サーバー、エンタープライズアプリケーション、クラウドVM、NASファイル共有などを意味します。VULの場合、ライセンスがポータブルなので、必要に応じてどのようなワークロードの保護にも使用できます。ライセンスは5~10ライセンスの最低購入単位で販売されており、様々なワークロードの保護に利用することができます。

必要なライセンスの数は、通常、保護するワークロードの数と同じです。ほとんどのワークロードで必要なライセンスインスタンスは1つだけです。ワークステーションやエンドポイントの保護の場合は例外で、1ライセンスでワークステーション3台を保護します。また、NASの場合は1ライセンスで500GB(つまり1TB当たり2ライセンス)まで保護できます。必要なライセンス数の算定には、Veeamのライセンスコンフィギュレータをご利用ください。製品を選択して、ワークロードと契約期間を入力すれば必要なライセンス数が表示されます。

VULライセンスは、最低購入数の10ライセンス単位で販売されています。最低購入要件の10ライセンスがネックとなっている場合は、5ライセンス単位のバンドルで販売されているVeeam Backup Essentialsをお試しください。こちらは中小企業のニーズに合わせた製品で、50ワークロードまでを保護することができます。

VULはどうすれば購入できますか?また、対象期間はどれくらいですか?

VULでは多数のワークロードを保護することができますが、保護するワークロードの数がそれほどないという場合も想定されます。それぞれのケースに最適なVULを、以下にご紹介します。

営利企業、エンタープライズのお客様

  • Veeam Availability Suite VUL:クラウド、仮想、物理ワークロードのバックアップと監視
  • Veeam Backup & Replication VUL:クラウド、仮想、物理ワークロードのバックアップ

中小企業のお客様

  • Veeam Backup Essentials VUL:クラウド、仮想、物理ワークロードのバックアップと監視、50ワークロードに限定

VULライセンスの購入単位は、最低購入数の5~10ライセンスです。1~5年のオプションの場合、お客様のニーズに合わせた期間とお支払いスケジュールをお選びいただけます。お支払い方法として前払いと1年ごとの年払いがありますが、年払いの場合は、3年のオプションのみのご提供となります。ライセンス期間終了後も継続してサブスクリプションをご利用になる場合は、満了時にライセンスを更新する必要があります。全てのライセンスに24時間365日のプロダクションサポートが付帯します。

VULは何に適用できますか?

VULは実に様々なワークロードに使用することができ、その種類は数を増しています。VM、クラウドベースのVM、物理サーバーとワークステーション、エンタープライズアプリケーション・プラグインをはじめ、実質的にほとんどの種類のワークロードの保護に使用できます。現在VULが使用できるワークロードの種類は次のとおりです。

  • VM(VMware vSphere、Hyper-V、Nutanix AHV):Veeam Backup & Replication
  • 物理サーバー、ワークステーション:Veeam Agent for Microsoft Windows、Linux、Mac、IBM AIXOracle Solaris
  • クラウドネイティブのワークロード:Veeam Backup for AWS & Microsoft Azure
  • エンタープライズ・アプリケーション・サポート(Oracle RMAN、SAP HANA):Veeam Backup & Replicationアプリケーションプラグイン
  • NASファイル共有:Veeam Backup & Replication
  • 監視:Veeam ONE(Veeam Availability SuiteまたはVeeam Backup Essentialsの一部として販売)

Veeam Disaster Recovery Orchestrator(別途ライセンス)を使用すれば、VUL環境にサイト復元のオーケストレーションとテスト機能を追加することもできます。

まだVULが利用できない製品はありますか?

現時点で、ポータブルなサブスクリプションライセンスではなく、個別のサブスクリプションライセンスで販売されている製品は次のとおりです。

  • Kasten K10 by Veeam(別途ライセンス)
  • Veeam Disaster Recovery Orchestrator(別途ライセンス)
  • Veeam Backup for Microsoft Office 365(別途ライセンス)
  • Veeam Management Pack (MP) for System Center(別途ライセンス)**
VULライセンスはVeeam Backup for AWS/Microsoft Azure/Google Cloudのワークロードに使用できますか?

可能です。Veeam Backup & Replicationを介してVULを使用する場合、AWS、Azure、Googleの各ワークロードのバックアップと復元は、ご利用のハイブリッド環境にあるその他のクラウドや仮想、物理のワークロードと統合されます。また、無制限のデータポータビリティで、クラウド内外やクラウド間のデータ移動も可能です。

保護する対象が1つのクラウドのワークロードのみで、オンプレミスやマルチクラウドの機能を必要としないお客様向けに、Veeamでは、AWS、Azure、Google Cloud用のスタンドアロンライセンスもご用意しています。

VUL(ワークロード単位)と従来のソケット単位のライセンスの両方を利用することはできますか?

はい。しかしながら、VULライセンスの場合、いつでも全ての機能が利用でき、エディションやワークロード、環境による制限もありません。したがって、優れた柔軟性を持つVULのほうが、常に好ましい選択肢となります。 

ユーザーは、VULライセンスとソケットライセンスの両方を一元的に管理できる環境を持つことができますが、全ての製品をまとめられるわけではありません(統合可能なVUL製品とソケット製品の一覧についてはこちらをご覧ください)。たとえば、VMware vSphereやMicrosoft Hyper-VのVMをソケット単位の永久ライセンスで保護している場合、その環境にあるvSphereまたはHyper-VのVM全てはソケット単位で保護する必要があります。この場合、VULライセンスはVM以外のタイプのワークロードにのみ使用できます。

重要:ソケット単位のライセンスとVULライセンスを統合する場合、統合された環境全体の機能はソケットライセンスの「エディション」によって決まることにご注意ください。たとえば、Veeam Backup & Replication Enterprise EditionのソケットをVeeam Backup & Replication VUL(全機能を搭載)と統合した場合、その環境はEnterprise Editionの機能セットに設定されます。Enterprise Plus Editionの機能を全て利用できるようにするには、a)ソケット単位のライセンスをVULライセンスに移行するか、b)ソケット単位のライセンスをEnterprise Plus Editionにアップグレードする必要があります。

ライセンスファイルを統合するにはどうすればよいですか?
お客様が一元管理できる環境をご希望の場合は、ライセンスファイルの統合が必要になる場合があります。ソケット単位のコンポーネントとVULのコンポーネントの両方で、保守が最新の状態であることが要件になります。何かお困りのことがございましたら、Veeamサポートにお問い合わせください。
現在、ライセンスを統合して一元管理できる製品はどれですか?

Veeam Availability Suiteでは、ソケットライセンスとユニバーサルライセンスを一元管理された環境にまとめることができます。

ただし、Veeam Backup Essentialsでは、ソケット単位のライセンスとユニバーサルライセンスを統合することはできませんが、次の2つのオプションがあります。

  • Veeam Backup Essentialsのソケットを、Veeam Availability Suite VULと統合できます。
  • Veeam Backup EssentialsのソケットとユニバーサルライセンスをVeeam Availability Suiteにアップグレードすることで、一元管理とライセンスの統合が可能になります。 
従来のソケット単位の永久ライセンス契約から、全ての機能を備えたポータブルなVeeamユニバーサルライセンス(VUL)サブスクリプションに移行するにはどうすればいいですか?
ソケットベースの永久ライセンスからVULライセンスに移行するには、移行SKUを購入していただきます。 移行SKUを購入すると、契約がソケット単位の永久ライセンスからVeeamユニバーサルライセンスに切り換わり、ほとんどの場合、サポート期間も1年延長されます。 ソケットベースのライセンスからVULへの移行は全て、利用環境のソケットの総数に対して行う必要があります。 指定の移行SKUを使用せずに、新しいVULライセンスを購入してソケット単位の永久ライセンスと替えることは許可されていません。 移行が完了したら、それ以降の見積もりは全てVULのSKUで行われます。 移行と価格の詳細については、ご希望のリセラーかVeeam保守更新チームまでお問い合わせください。
現在、ソケット単位のライセンスを利用しています。VULのライセンスと新機能を試すことはできますか?
Veeam Availability Suite、Veeam Backup & Replication、Veeam Backup Essentialsをソケット単位のライセンスでご利用いただいているお客様には、ソケットライセンス1つにつき、VULライセンスが1つ付与され、最大6ライセンスを無料でお試しいただけます。このライセンスでは、Veeam Agents for Microsoft Windows & LinuxOracle RMANSAP HANA向けのエンタープライズプラグイン、クラウドワークロード、NASファイル共有などを保護する機能を、無制限でお試しいただけます。ライセンスは画面上では以下のように表示され、有効期限もありません。
サブスクリプション契約を継続するにはどうすればよいですか?
VULサブスクリプションでのVeeam製品の利用を継続するには、現在の契約期間が終了する前に、VULを更新してください。お見積もりをご希望のお客様は、こちらから担当チームまでご連絡ください。
同一の一元管理コンソールに、ソケットライセンスとVULライセンスの両方がある場合、利用できるエディションの機能やサポートレベルはどちらになりますか?
ソケットライセンスとVULが一元管理されている場合、製品エディションの機能セットと統合環境全体のサポートレベルは、ソケットのライセンスキーによって定義されます。ライセンスポリシーの2.4項および2.5項を参照してください。

ご不明な点がございましたら、

右側のナビゲーションペインから製品別のFAQをご参照ください。ライブ製品デモにご参加いただいたり、Veeam営業担当までお問い合わせいただくことも可能です。